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2017年11月

2017.11.26

働いてます

11月26日(日)

今月は全然更新できてませんねー。書きかけるんだけど、下書きにしてそのまま(あとで削除しなきゃ)。

先週は、かろうじて、こまつ座「きらめく星座」と、万作を観る会に行ってきた。もっとも、万作を観る会はウカウカと水・土の2日とも買ってしまっていたのに(演目が違うから)、水曜日は行けなかった。
歌舞伎もほとんど見てないし……まぁ、今月中はこんな感じで過ぎてしまいそう。
その代わり! 全くよく働きました(働いてます)。

こういう時は、チケット取りにも頭が回らないので、来月の歌舞伎座さえ取ってないというありさま。国立劇場は一応、2等を取ってはいるけど、予定が入るかも、だし。

あ、来月は変化球(笑)が多い月になりそう。国立演芸場の寄席に行くとか、横浜&千駄ヶ谷の能楽堂に行くとか、知人の朗読会やら、なんとまあ懸案だった来生たかおのコンサートやら、いろいろと。

忙しいのにも今月中でケリをつけて、さてまあ元気に師走を迎えるるつもり

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2017.11.19

晩秋

11月19日(日)

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先週・今週と、週末は見たい映画もあったのだけれど(フィルムセンターの13代・仁左衛門シリーズとか、イメージフォーラムのチェコ映画とか)、いやはや……と家で仕事しておりますよ。

だんだん寒くなって、朝夕の富士山が楽しみな季節到来。

今朝は忘れてたレ・ヴァン・フランセ@三鷹のチケ取りをば。これって4月21日なんだけどな。これから冬が来るってのにね


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2017.11.12

今度はチェコ語+字幕

11月11日(土) 「オペラ ルサルカ」13:30〜 於・日生劇場

(日生オペラ2017)
台本/ヤロスラフ・クヴァビル 音楽/アントニン・ドヴォルザーク 指揮/山田和樹 演出/宮城聰 出演/竹多倫子(ルサルカ)、大槻孝志(王子)、妻屋秀和(ヴォドニク=水の精)、与田朝子(イェジババ=魔法使い)ほか
合唱/東京混成合唱団 管弦楽/読売日本交響楽団

普段は見に行かないタイプの舞台、だけれども、行くことにしたのはいくつかの理由が。チェコだし、ドヴォルザークだし、演出が宮城さんだし、お値段も安いし。あ、指揮の山田和樹さんも

お話はスラヴに伝わる水の精の伝説を基にした、異種婚姻譚とでもいうのか、人魚姫のような……。全3幕、20+15分の休憩込みで3時間強。
第1幕=湖畔の森。王子に恋をしたルサルカ(水の精)が人間になりたいと魔法使いの元を訪ねる。人間になるには厳しい条件があるのだけれど(口がきけなくなるとか)、全てを受け入れ、王子と城へ向かう。
第2幕=お城では舞踏会が開かれる。けれど、王子は早くも(!)美しい外国の公女に心がわりか! 一人ポツンと佇むルサルカ。庭園の池にヴォドニクが現れ王子の裏切りを怒り、ルサルカと共に水の中へ。
第3幕=再び湖畔の森。すっかり面変わりしたルサルカ。イェジババは元に戻りたければ裏切った王子の血が必要だとナイフを渡すが、彼女は断る。ルサルカを探しにやって来た王子は、「安息」を求めて「死の接吻」を受け入れる。

ステージの下部、客席と同じ位置にオケの弦楽器、ステージ上の左右に金管楽器と、打楽器(右端)、ハープ(左端)。合唱団は姿は見えないけれど、第1幕、ルサルカの心の声を客席の最後部で。
客席といえば、第2幕では、森番と料理人の少年が、客席とオケピの間の通路で演技したり。

宮廷の舞踏会以外、森やお城の庭の場面は夜。シンプルな舞台に瞬く星や、空の色が美しい。階段がうまく使われていて、ちょうど中ほどあたりが湖。舞踏会の場面では、そこに数組のカップルが登場。このシーンに歌はなくて、宮城さんのSPACの方々が少しコミカルに、マイムで、一人ぼっちのルサルカをかまったり、踊ったり(? ラジオ体操アレンジですね、あの踊りは)。
*振付は尾上菊之丞さん

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2017.11.08

「ハムレット」スピンオフ

11月7日(火) 「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」 19:00〜 於・世田谷パブリックシアター

作/トム・ストッパード 翻訳・演出/小川絵梨子 出演/生田斗真、菅田将暉、林遣都、半海一晃、安西慎太郎、松澤一之、立石涼子、小野武彦ほか

「ロズギル」と略して呼ばれるこの作品のことを、初めて聞いたのは小田島雄志先生の講座だったはず。それ以来、見たいと思いつつも機会がなくて(石橋徹郎、浅野和博の文学座コンビもあったと思う)、やっと。それが、若い女性に人気の二人でだなんてねー。
俳優にそう思い入れはないので3階C列から(28番)。ここ、最後列、出入口に一番近い通路際で、とても見やすかった。これからも、この辺を狙おうかしら。
そして、この3階も立ち見の若いお嬢さん方がズラリ。トータル2時間半だから、まあがんばれるか。

会場入口、モギリのところからはや、会場内撮影禁止! と書いてあるし、係の人も言ってるし。これって、主演の二人のうちのどちらかのせい?(笑)

そうそう、作者のトム・ストッパードって、「アルカディア」は見たなぁと、ちょっと探したら、「ロックンロール」てのも見てました。ロズギルは彼が29歳の時に書いたもの。

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2017.11.05

英語版の「表に出ろいっ!」

10月31日(火) 「表に出ろいっ!」English version“One Green Bottle” 19:00〜 於・東京芸術劇場シアターイースト

(東京芸術祭2017 芸劇オータムセレクション)
作・演出/野田秀樹 英語翻案/ウィル・シャープ 出演/キャサリン・ハンター(父)、グリン・プリチャード(娘)、野田秀樹(母) 演奏/田中傳左衛門
吹替:大竹しのぶ(父)、阿部サダヲ(娘)、野田秀樹(母)

プレビュー公演。
勘三郎と野田秀樹(そして、黒木華と太田緑ロランスのダブルキャスト)で見たのは……7年前になるらしい。いやはや、と複雑な気持ちも。そういえば勘三郎が亡くなってもうすぐ丸5年になるのね。友人の息子クンの命日と近いので、どうもこの時期あたりから思い出しちゃう。

それはさておき。「THE BEE」でも印象的だったお二人、キャサリン・ハンターとグリン・プリチャードだから、外国人俳優といっても最初から安心感があった。今回、ブリチャードが娘なんだけど、デカイしどうしたって男顔なのに、すんなりはまってて違和感なし 野田秀樹が母親、ということもあるかしら。

初演を見たといっても、そんなには覚えてない。能楽師である父親の摺り足とか、ポップな色づかいの衣装とか、くらいかなぁ。今回も能舞台風のつくり。
私は客席の上手の端あたり(B列19。前から2列目、右から二つ目)。短い目付柱の外に演奏の傳左衛門が座られるので、私の席から傳左衛門さんまで3、4メートルというところかしら。こんなに至近距離だと、鼓を打つ前の「フーッ」という息を吹きかける音もよく聞こえるのでした。

家族3人、とにかくそれぞれに何かにハマってて、でも一人は留守番しなきゃいけない、という設定は同じでも、ハマるものが(娘だけ?)違う。そしてスマホ全盛の現代も思うわねー、バキバキ壊されちゃうんだけども。

キャサリン・ハンターの衣装はシックな色で袴っぽいもの。彼女がパック役で出演した舞台「夏の夜の夢」が映画になった時に見たんだけど、関節あるんですか?(でも体幹しっかり)みたいな身体能力に驚いた。その片鱗は今回も2度ばかり

みんな鎖に繋がれちゃって、それぞれに外に出なきゃいけない(実はアイドルのコンサートだったり、「たいした」用じゃない)のに出られない、深刻だけど笑える状況。目の前で起こってることだけみてればアハハだけどねぇ。

そういえば、英語版とのみ思ってて、見た後で、「One Green Bottle」とタイトルが付いてたのを発見 お母さんがそんなお話をしてたんでしたっけ……。つるっと流しちゃったな。


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あっ、吹替イヤホンのことを忘れてた。舞台構造からも字幕はつけづらいかと思うけど、イヤホンもつらいものが。みんな吹替を意識して淡々と早口で喋るから(当然、個性も出さないよね)、得てして舞台の
上の声と重なって聞こえてしまう。ホラ私は「いっこしかできません」な人間だから、両方は聞こえないのよ、ってな感じで、ちょっとイラつく時も。「オセロー」と違って英語なんだから、イヤホンなしで!といければね。生まれ変わったらば

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2017.11.04

オランダ語上演の「オセロー」

11月4日(土) 「オセロー」 13:00〜 於・東京芸術劇場プレイハウス

(オランダ語上演・日本語字幕付 日本初演)
作/ウィリアム・シェイクスピア 演出/イヴォ・ヴァン・ホーヴェ 美術・照明デザイン/ヤン・ヴァースウェイヴェルド

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東京芸術祭2017「オセロー」。いま注目の演出家(2015年「橋からの眺め」でローレンス・オリヴィエ賞最優秀演出賞・トニー賞演劇演出賞受賞など)が、芸術監督を務めるオランダの劇団「トネール グループ・アムステルダム」を率いての公演。
私は同じプレイハウスで先に上演していた「リチャード三世」とのセット券を購入していた。

(感想が書けないでいる「表に出ろいっ! 英語版」も入れて、このところ池袋に通ってる。しかも外国人の演出家だったり、英語上演だったり。……意識の外だったけど、東京芸術祭だからか。)

8ページのパンフレット付き、というのはかなり親切。これも東京芸術祭ゆえね。というか、そういうガイドがなければちんぷんかんぷんだし。

プレイハウスの間口の広さと天井の高さは、先の「リチャード三世」で実感していたけど、ここでもまたつくづく感じさせられた。というか、舞台の左右および後ろを天井からたらした布が覆ってる、ってデジャビュのようでしたよ。しかも! まずそこにいるのは裸のおじさん2人。えっと、白ブリーフってとこで、つい古田新太が浮かぶのは、まあ致し方なし(笑)。

ところが次の場で、このいくつもの大きな布が波打ち、落とされる(巨大な扇風機みたいなのが3つは見えた)。そう、嵐の中を船が着いた! ここ凄いよ。形としての船はないのに、リアルに伝わってくるもん。

……でも、この後、台詞のやりとりが続いている時、やや意識を失ったりしてた。字幕は舞台後方のわりと上の部分に出てるけど、俳優と字幕を一度に見るのがつらくて。とまぁ、これは言い訳だわね。

第1幕80分の後、20分休憩。これで持ち直したというか、第2幕の方が動きがあるし、演出も面白くて。オセローとデズデモーナの部屋は透明な直方体の箱で、その内と外がうまく使われていた。スピード感も素晴らしい。

そして最後の悲劇へといくのだけれど、これまた先の「リチャード三世」同様、殺し方が生々しい。デズデモーナは枕をおしつけられて、しばらくバタバタしていて、やがて……。

とにかく視覚的な面白さやスピード感など、驚くことも多かった。でも、オセロー個人の物語としてはわかっても、さらに大きな世界(人種差別も含めて)は、受け止められなかったな……あ、zzz。

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2017.11.01

蔵之介リチャード

10月18日(水) 「リチャード三世」 18:30〜 於・東京芸術劇場プレイハウス

作/ウィリアム・シェイクスピア 翻訳/木下順二 演出・上演台本/シルヴィア・プルカレーテ 出演/佐々木蔵之介(リチャード)、手塚とおる(アン夫人)、今井朋彦(マーガレット)、長谷川朝晴(ジョージ)、阿南健治(エドワード)、植本純米(エリザベス)渡辺美佐子(代書人)ほか
*木下順二訳ってのがあったのか、と、まずそこにビックリした。

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↑そもそもキャストがクセありすぎ

11月が始まったのに、2週間も前に見た「リチャード三世」のことを書いておかないと、前に進まない感じ。見た直後は、自分の中でどう考えていいのかわからず、混乱していた。見ている最初から最後まで、「え?」と思い続けて、それが見終わってからもずっと続いていたよう。折にふれて、登場人物の姿(どれもある意味、異形。そして本来、ひとり異形であるはずのリチャードが健康な肉体を誇示していたりする)が、浮かんだりしていた。

プレイハウスって、こんな天井が高かったんだ!というのも、今更ながら。舞台の左右と後ろは、石壁を表すような布。そして、横長のテーブルに集う男たちが陽気にお酒を飲んでる。生演奏をバックに。えーっと、これ歴史劇ですよね、と思っていると、時代がかった衣装の髭の人が現れるが、言葉は発しない(これが代書人)。

「リチャード三世」で、ついイメージする煌びやかさや美しさは徹底的に排除されてる。病のエドワード四世が点滴台をくっつけて車椅子で登場したりするからか(他にもだけど)病院みたいなイメージもあるし。女性を演じる役者も、綺麗にメイクするとかじゃないよ。植本さんなんて、頭はあのツルツル白いドレスだし。

「リチャード三世」がシェイクスピア作品の中でも、上演頻度が高いこともあるけど、ストーリーがある程度頭に入ってないと、ちょっとツラい、かもしれない。……いや、むしろ最低限の情報だけで見ると、また風景が違うだろうか。いちいち、これどういうこと?と思ってしまった。

今まで上演されてきた中で、ココ!という部分を、あえて外している感もあるなぁ。あと、なんか無駄に裸だったり、若干BL味があったり。そうそう、もはや追い詰められて悪夢のシーン、亡霊たちが歌うのは面白かった。

もう1回見れば、もう少しわかったかもしれないけど、エネルギーもさらに消耗するかも。私にとってはそんな舞台でした。l

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