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2017年12月

2017.12.31

年の暮れ

12月31日(日)


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↑10日ほど前の夕暮れ。

何をしたのか、もはやよく思い出せない2017年が終わろうとしています。

この1年を振り返る余裕もなくて。来年はもう少し落ち着いて過ごしたいと、切に願ってます。

年が明けたら3日に岡山へ行く予定。緊急に行かなくてはいけなくなるかも、と、ちょっとドキドキしてたけど、ま、大丈夫なようで、安心してる暮れでもあります。

皆さまどうぞよいお年を


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2017.12.26

観劇おさめはハシゴおさめ

12月25日(月)

確か仕事でキューキューしてるはずなのに、今年の最後になって、劇場をハシゴするとは。
バカは死んでも治らないよ、きっと。

まず、やっとのことで国立劇場へ。菊ちゃんもすっかり播磨屋一族ね。
来年3月には、ここで、髪結新三とな‼

国立劇場から表参道に出て、軽く食事したのち、オーチャードホールへ。
来生たかおのコンサート‼ 何年も行ってみたいなと思ってたのが、やっと実現。
こういうのは、さすがに「ぼっち」ではな、だったので。
新しい曲ももちろんたくさん歌ったけど、70年代、80年代の曲にキュン。

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来年6月のコンサート・チケットを会場で先行販売してたりとか、終演後のCD、DVD売り場に人が溢れてるとか、いろいろ珍しかったです。


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2017.12.24

観劇おさめ:能楽堂の部

12月23日(土・祝) 「国立能楽堂時別企画公演」昼の部 14:00〜

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↑入口でもらったA4ファイルの表裏。アンケート出せばシャープペンシルがもらえたけど出さなかった。

小舞・和泉流「鮒」萬斎
狂言・和泉流「魚説法」万作(出家)、太一郎(施主)
一管「神舞 水波之伝」藤田六郎兵衛
…………休憩…………
新作狂言「鮎」池澤夏樹=作 野村萬斎=演出・補綴 国立能楽堂委嘱作品・初演
萬斎(小吉)、石田幸雄(才助)、深田博治(大鮎)ほか // 笛・藤田六郎兵衛、小鼓・大倉源次郎

休憩込みで1時間45分ほどなので、あっさりしてるんだけど、「鮎」を見るのにエネルギーを使ったようで、夜にはグッタリつかれていて、我ながらビックリ。
もっともそれは終演後にご一緒した某作家(頼まれてチケットを取った)との会話に、疲れたから、かも。いろいろ感想を言わなきゃならないんだもん。

笛の藤田六郎兵衛さんは、10月のござる乃座での新作狂言「なごりが原」でもキレキレの笛だったけど(あちらはストーリー上も笛が重要)、続けて新作狂言で見ることになった。笛だけを聴く、というのもいいものだなぁと改めて思った。

最近は狂言を見るのは野村家の「ござる」か「万作を観る会」くらいなので、そこでは太一郎さんを見てたけど、こういう会で万作・太一郎を見るのも感慨深いものが……。

「鮎」は、「なごりが原」に比べれば、狂言ぽくない、というのは致し方ないことか。語り手(大鮎)が存在するしね。でも、鮎たちの装束や動きなどがとても印象的。
上の写真で、萬斎さんは鮎になってるけど、実際にはこれを着たのは月崎さん、高野さんたち、お弟子さん。

鮎かわいかったよ、で終わっちゃいけないんだけど、いまちょっと考えてる余裕がありませんのです。


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2017.12.22

観劇おさめ

12月22日(金) 「THE BEAUTY QUEEN OF. LEENANE」19:00〜 於・シアター風姿花伝

(風姿花伝プロデュース vol.4)
作/マーティン・マクドナー 翻訳・演出/小川絵梨子 出演/那須佐代子、吉原光夫、内藤栄一、鷲尾真知子

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風姿花伝プロデュースの4作め。これまでのを合わせたパンフレットがあったので買ってきた。そして、那須佐代子さんとともに共同プロデューサーであった中嶋しゅうさんを描いたマッチももらった。マッチ箱の裏面には「Enjoy your Life!! Shu」とある(手書き文字)。

目白駅から徒歩18分と不便なこともあって、私は3作め「いま、ここにある武器」からしか見ていない。それまでの「ボビー・フィッシャーはバサデナに住んでいる」と「悲しみを聴く石」がともにとても評判がよくて、見に行ったのだった。

現代的なテーマで、骨太な作品づくり、という意味で、先日見た劇団チョコレートケーキとともに、今後も見続けたい人たちと強く思う。

実はこの作品、以前、白石加代子と大竹しのぶで演じられたことがあって、母と娘の緊張関係、ということで、カンベンと見に行かなかった。今回も、迷ったんだけど、小川絵梨子演出にも惹かれたし、役者が強烈じゃない分大丈夫かも、との思いもあった。

カテゴリーとしては、いわゆる「毒母」と「こじらせ女子」かしら。いや、そんな生ぬるいもんじゃなかったか。母・鷲尾さんも、娘・那須さんも、自然なセリフの中に緊張感が漂って、最初から釘付け。

これがストレート・プレイの今年の〆になったのは、何かの縁とも思える(老いた母親と、面倒を見る娘、何もしない遠くに住む姉妹……あらら、これって親近感よね、私には)。

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2017.12.21

二本立て:劇団チョコレートケーキ

12月7日〜19日、東京芸術劇場シアターウエストで行われた劇団チョコレートケーキの公演に関するメモ。

1924年、ミュンヘン一揆裁判でのヒトラーの陳述(演説)から始まる「熱狂」(最高指導者となるまでの10年を描く)と、1970年のテルアビブに暮らすある一家の、父親の過去をめぐる「あの記憶の記録」。
どちらも史実を元にしたフィクションだけれど、映画や古いニュース映像、あるいはアウシュビッツを訪ねた時の記憶が甦ってくるようだった。

それぞれに関しては、さて、何か書けるかなという感じだけれど、配布された資料があるので先に載せておく。

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「熱狂」=ヒトラーについてはほぼ読んでないということを確認。家には何冊か本はあるので(息子の本棚に)借りて読んでみようかな。

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↑とりあえず、これとか。

*読みたい本はたまる一方だけど、読んでる時間がないのはナゼ

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2017.12.19

会社帰りに寄り道

12月19日(火)

今日は仕事で遅くなるのがわかってたので、飯田橋の茜夜へ行くチャンス! 6時に晩ご飯のお弁当を食べて、仕事が終わったのは8時半。いざ

そろそろグリューワインだな、と思って行ったのに、メニューを見てたら「森のカクテル」が美味しそう。
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フィンランドのクラフトジンがベースとのこと。クリスマス感があるよねー。

そしてアテ?は焼きリンゴ(マスカルポーネ・サンド)↓


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その後、美味しいほうじ茶で〆。ポカポカ

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2017.12.18

忘年会は桜鍋、その前に演芸場!

12月17日(日) 「国立演芸場 中席」 13:00〜

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観劇プラス忘年会、んー、どうしましょ、と思ってた。いくらメインは忘年会といっても、それだけじゃちょっとツマンナイ。
ちょうど国立演芸場の中席で、三遊亭小円歌改メ、立花家橘之助の襲名披露をやってるから、これがいい 綺麗な方だし、披露口上は友人たちも初めてのはず。そして安い! 指定席を事前に買っておけるのも、こんな時にはありがたい。ま、寄席の風情には欠けるけど、またいずれ末廣亭にでも、ということで。

結局のところ、私も13時には間に合わず。桂やまと「時そば」から聞いた。ほんとは翁家社中の曲芸のはずが、代演で笑組。あーん、曲芸見たかったな(見せたかったな)と思ったけど、寄席の漫才も久しぶりでとても面白かった。その上、襲名のおめでたい席だからと、二人で南京玉すだれをやってくれて、楽しかった。他には圓太郎師匠も代演。

寄席って、ホール落語みたいにお目当てめざしてまっしぐらじゃないから、そういう楽しさもあるわね。歌奴さんの「掛け取り」は、狂歌、寅さん(映画)、芝居、喧嘩を少々、という流れ。派手さはないけど、きっちりとした芸なのでは。

口上は、下手から、歌奴(司会)、朝馬、橘之助本人、歌司、金馬。和やかで、でも笑わせたりもして、楽しかった。

朝馬さんは、山田五十鈴が初代橘之助を演じた「たぬき」という芝居に出演していた縁で、ここに連なったとのことで、その舞台に関する漫談。志ん朝師匠も出演されてたのね。

そして相変わらずお元気な金馬師匠。芸歴73 年とかおっしゃってたかな。膝が痛いので、と上方落語のような見台と膝隠しで。でも、それだってお年を考えればねぇ。つやつや福々しいお顔で、ありがたさがいや増すような もちろん噺も楽しかった。

そしてお待ちかね、浮世節・橘之助さん。今までは三味線漫談だったけど、浮世節なのね。披露興行の演目は「たぬき」。7分くらいあるとか。見とれ、聞き惚れちゃった。そして、わざわざ鳴物は桂やまとさんと紹介されてただけのことはあって、タヌキの着ぐるみ姿で小鼓を打って、三味線と競演。途中、何度も拍手が来るほどの小気味よい鼓で、でもタヌキ、というのが、いかにも寄席らしくて。

これで終わりかなと思ったら、華やかに終わりたいとのことで、踊りを。これが道成寺の鞠唄で、目も大満足でした。

4時過ぎに終演して、忘年会は三ノ輪! 乗り換えもちょっと不便なので、5時の予約に間に合いませーんと電話を入れたりして。駅からタクシーでワンメーターなんだけど、場所が「吉原大門」だから、もうねぇ寄席の後にはぴったりよ。
古い仕舞屋のお店で桜鍋のコース。どれも美味しくて、日本酒は神亀の燗酒でこちらもgood いい忘年会でした。

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2017.12.17

人形劇と能「求塚」

12月16日(土) 「川本喜八郎の世界ーー人形劇・能・人形アニメーション」14:00〜 於・横浜能楽堂

(日本におけるチェコ文化年2017関連事業)(横浜能楽堂特別企画公演)
第1部*トルンカへのオマージュ
人形劇「トルンカのサーカス」出演/アルファ劇団

第2部*「求塚」と「火宅」
能「求塚」(観世流)シテ・浅見真州、ワキ・村瀬提、アイ・山本則孝ほか
人形アニメーション「火宅」作/川本喜八郎 語り/観世静夫(八世観世銕之丞)

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見る前も不思議な公演だと思ってたけど、見終わってからもやっぱりそう思うなぁ。チェコの人形劇と川本喜八郎、あるいは「求塚」と川本喜八郎なら、すんなりだけどね。すんなりすぎてツマンナイ、かな。
でもとにかく、チェコの人形劇(古い人形アニメ映像と実演の両方)を見られてよかった。次にチェコへ行ったら、現地で人形劇を見るんだい! ←さて、いつになることやら。

能「求塚」を見るのは初めて。世田谷パブリックシアター「現代能楽集」のシリーズで上演された時も見てないし(でも、気にはなってた)。素材として、そういう「新しいもの」への創作意欲を掻き立てるようなお能なのかしら、と。(でも、ストーリーはなんだかギョッとしますわ……。)
とにかく、能を見ること自体が久しぶりで、我ながら「珍しがって」見てた感がある……けど、まあ前半はかなりzzzとなりましたです。私は中正面席で見てたんだけど、近くに二人ほど、若い男性で謡本を広げてる人がいて、へー、だったり。

その「求塚」から作られた人形アニメ「火宅」。久しぶりに川本アニメを見たけど、また三国志とか見たくなっちゃった。映画館で「死者の書」を見たのもずいぶん前だしね。

前日、横浜能楽堂までのルートを確認して準備万端、のはずが、新宿駅で湘南新宿ラインに乗ろうとしたら、止まってるじゃないの! 駅に入ってなければ新宿三丁目から副都心線→みなとみらい、だったのに、えーい山手線に乗ってしまえ。で、乗ってる間に考えて、原宿(明治神宮前)から副都心線に乗った。どんだけ渋谷乗り換えをしたくないんだ、ではあるわね。
横浜能楽堂、他にも面白い企画はあるんだけど、やっぱり遠いわ。



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↑休憩時間。写真okだったけど、タイミングが難しくてすぐに挫折。


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2017.12.16

落語「らくだ」も聞きたくなるね

12月15日(金) 「十二月大歌舞伎」第二部 15:00〜 於・歌舞伎座

「らくだ」中車(紙屑屋久六)、愛之助(やたけたの熊五郎)、亀蔵(らくだの宇之助)、橘太郎(家主幸兵衛)、松之助(女房おさい)ほか
「蘭平物狂」松緑(奴蘭平実は伴義雄)、愛之助(在原行平)、左近(一子繁蔵)ほか

水曜日の夕方、3階Bのチケットをポチッ。8列の10だったから、いいかなー、と。

「らくだ」は愛之助だから上方ふう。いや、そもそも「らくだ」って上方落語だったのか、とビックリ。幕が開くと、横たわるらくだの横には熊五郎がいて、糊屋のばあさん(だったかな)が念仏を唱えてる。すでにして、記憶にある落語と違うから、へぇぇ。でも、いつだったかビックリした「兄貴の妹」は登場しないバージョンでした。

中車の紙屑屋が達者。らくだを背負ってからが特に傑作でした。大家さんの家の前で待ってる間とか、芝居が細かいのなんの。いちいち笑っちゃったよ。まあ比べると、愛之助の熊五郎は凄みはないのね。だからお酒が入った久六との立場の逆転が、今一つって感じ。
そうそう、かんかんのうに驚いた家主が、柱に登って抱きつくのにもビックリ。もちろん、亀蔵のらくだはもう絶品。おかしすぎる。

「蘭平物狂」は、松緑・左近親子だから、やはり見ておきたかった。前回の舞台写真はつい買ってしまったんだわ。左近くん、声変わり期かしら。でも、動きもきびきびしていて頼もしい。
立ち回りのいろんなパターンも楽しかった。ま、ストーリーはそんなに追及しなくていいよねw。

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追悼

横浜能楽堂に行くので、電車の最寄駅はどこだったかな、と調べてた。少し前に神奈川県立音楽堂に行ったんだから、覚えてて良さそうなのに、ダメですわ。
その時、能楽堂の公演予定を何気なく眺めてたら、来年1月の公演に太鼓・観世元伯という文字を見てびっくり。闘病されてたのだと思うけど、出演予定でいらしたのね。
ずいぶん前、当時の会社の同僚と、蠟燭能を見に松濤の能楽堂に行ったことがある。その同僚の姪っ子ちゃんが観世さんのお嬢さんと小学校の同級生、という縁があったからと思う(萬斎さんご出演だったから、見に行ったのではあるが)。

もう一つ。仕事の用があって、古い週刊文春をパラパラ見てた。平成20年のお正月合併号のカラーグラビアに、当時ニュース・ゼロのキャスターだった小林麻央さんが。理想の男性は「パワフルな人」というコメントがあったと思う。
それから10年。結婚して、母親になり、亡くなってしまったんだな……と、笑顔の写真に胸を突かれる思いだった。

ニュースが溢れてた頃から、少し時が経って、改めて、なんだかなーと無常感に襲われてしまった。

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2017.12.15

初・東京カテドラル

12月13日(水) 「プラハ・バロック合奏団 “きよしこの夜〜クリスマス名曲の贈り物”」19:00〜 於・東京カテドラル聖マリア大聖堂

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↑プログラム


プラハ・バロック合奏団についてはほぼ何も知らなかったんだけど、東京カテドラルに行ってみたくて でも夜公演だから、結局、建物とかは見えなかったわー。
合奏団のメンバーはチェコフィルやプラハ交響楽団などのメンバー。芸術監督はオーボエの方で、構成はヴァイオリン3、ヴィオラ・チェロ・コントラバス各1、オーボエ2、ファゴット1、そしてチェンバロ。女性は3人だなぁと思いながらパンフを見ていて、そうだ!シュテバンカ・クトマノヴァーみたいに、母音がアで終わる名前は女性よね、などなど(ま、ベラ・チャスラフスカですね)。

プログラムでもわかるように、前半は有名な曲の一部を。演奏者は出番がない時は左右の袖(でいいのか?)で待機。ファゴット協奏曲とか、ホホーなんて思いながら聞いてた。

休憩の後はクリスマス・メドレーですね。美しい曲の数々にほっこり。でも、正直、だんだん寒さを感じてきて、足元つめたーい。

往復は新宿駅西口から都バスで(椿山荘前まで)。初めて乗る路線でバス旅も楽しんだ。


↓休憩時、チェンバロ調律中。


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2017.12.14

朗読の会に行く

12月13日(水) 「ものがたり図絵 そのⅧ」昼の部 14:00〜 於・紀尾井町サロンホール

朗読/渡部玲子 クラシックギター・音楽/松尾俊介

☆印象派で「近代」を読む より(中野京子)
☆いちまいの絵より 「エトワール エドガー・ドガ」(原田マハ)
………休憩………
ギターと共に
☆ジヴェルニーの食卓 より「エトワール」(原田マハ)

以前、NHK文化センター青山で、声に出してチェーホフを読む、という講座(小田島雄志先生)を受講していた時の仲間が、実は朗読のプロだった。その縁で、音楽と朗読のコラボの会(年に1回)、第1回と3回には行ったのだけど、最近はご無沙汰してました。
ここ数回、会場が紀尾井町サロンになって(以前、私が行ったのは八重洲)、会社から1分くらいなのに、タイミングが合わなかったのよね。満を持して、今年は行ってきました。

100人ほど入る会場がほぼ埋まってる感じ。盛会でしたわ。
音楽はたぶん毎回変わってて(私が見たのは、ハープの時と、コントラバス)、その楽しみもある。何を読むか、どんな音楽にするか、そんな企画する楽しみ苦しみもあるに違いない。渡部さんは、もともと音楽畑(声楽)の人なので、それは強みでもあったことでしょう。

今回は、前半に、印象派に関するエッセイを2本読んで、休憩後に、原田マハ「ジヴェルニーの食卓」から「エトワール」を。これ1時間以上あったようです。ステージ上のピアノの上には、今日のタイトルというか登場人物、ドガの「エトワール」が飾ってあった。

朗読だから、芝居の台詞じゃない。ある面、淡々と読みつつ、でも力強かったり感情が込められていたり。「ジヴェルニーの食卓」はとても好きな本でもあり、大いに楽しんだ。
ギター演奏は、朗読のBGMではなくて、場面変り目などに、効果的に入れられる。柔らかく自然な音なので、朗読にはとても合うと思う。

久しぶりに朗読が聞けて、例えば舞台のリーディング公演とは全く違う朗読の世界の奥深さも、ちょっぴり感じられた。

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2017.12.13

白寿記念の展覧会

12月12日(火) 「白寿記念 堀文子展」 於・神奈川県立近代美術館葉山

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↑チラシと、絵ハガキ(「終り」と「月と猫」)

たまたま行った葉山での展覧会なので、これを見るために足を運んだわけではない。……けれども、作品数も多く(草花や生き物などが多い)、そのエネルギッシュな生き方、映像で見た上品な物腰なども含め、興味深いものだった。

堀さんは1918年生まれ。配偶者をなくした40代前半に、2年半の海外放浪。これが初めての海外旅行だったというのに、エジプト、ヨーロッパ、アメリカ、メキシコなどへ。

その後(トスカーナにアトリエを持った時期も)、95年以降、アマゾンの密林、メキシコ、ネパール、ヒマラヤ、ペルーへ。ヒマラヤの高地で幻の花ブルー・ポピーを探したのは80を過ぎてから。
と、ついつい年齢の方に目がいっちゃう。
佐藤愛子もそうだけど、90を超えてなお元気で活躍している女性のことを目にする機会が増えて、ほんと羨ましいなーと思うよ(自分の母親比)。

ミュージアムショップで何枚か絵ハガキを買った。いつもだと綺麗な絵を選ぶのに、今回は咲き終わったヒマワリを描いた「終り」も買ってしまった。なんか、人間みたいに見えるんですけど〜。

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2017.12.12

葉山でノンビリ

12月12日(火)

鎌倉や江の島には行ったことがあるけど、葉山はお初。横浜在住の友人が、車で行こう!と誘ってくれたので、京急で横浜の少し先まで行って合流。彼女と出かける時は、なぜかいつもお天気がいいので、今日もバッチリ。

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↑正午ごろはこんな青空。実は富士山も写ってるの。波の音がドーーン。
ここは、ランチに行ったdonというお店の前。2階の窓辺の席を予約してくれてて、渡り蟹のクリームパスタなどを。

↓お店はこちら

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1階のテラス席は荒天のため閉鎖。荒天というか、飛沫が飛んで来るのね、きっと。風が強いから波も高かった。

ほんとはグラスワインなど頂きたかったのだけれど、運転してくれてる彼女に申し訳ないので自粛。

そこから神奈川県立美術館葉山へ。海辺のいい場所でした。

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だんだん雲が出てきたけど、それでも富士山はしっかり姿を見せてくれてた。流石に我が家から見える富士山よりも、ずいぶん大きいわー。

美術展については、別項で。

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文学座2018

今年、文学座の何かを見た時(たぶん「中橋公館」)、珍しくアンケートを出したので、文学座からお知らせが来る。

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昨日届いたのは、来年のラインナップと、直近の公演「真実」の案内。
来年は、本公演で「怪談 牡丹燈籠」があるのです。夏じゃなくて5月25日〜6月3日だけども。

びっくりしたのは、9月のアトリエの会公演に、劇団チョコレートケーキの古川健が新作を出すこと! タイトル「12月23日(仮題)」となっている。昭和23年12月23日、当時の皇太子の誕生日のこの日(そしてA級戦犯が処刑された)、東京で生まれた一人の男が主人公らしい。ふーむ、まさに団塊の世代! 彼の歩む昭和、平成……。天皇の退位が、当初案どおりに2018年末だったら、もっとよかったかも。いや、これ以上の梗概はないんだから想像でしかないけど。

新聞・雑誌などで、エンタメ回顧を見かけるようになり、それにだけ年末を感じている。

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2017.12.11

出光美術館へ

12月8日(金) 「書の流儀II」 於・出光美術館

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美術館(映画館も)は、なかなか行けないのだけれど、この展覧会は先週の書の稽古の時に招待券を入手したので。ってか、自分で行かなきゃダメよねぇ。

歌舞伎座の第1部を見て、東銀座駅から2駅。出かけたついでにはちょうどいい。それほど混んでおらず、ゆっくり見られるのも嬉しい。ほんと人がワサワサする展覧会には行きたくない。

さて、この「書の流儀II」は、4室に分かれている。
1、伝える、伝わるー伝統美の継承と多彩な個性
2、王朝の壮麗美ーかな書の旋律
3、正統なる逸格ー没後400年・後陽成天皇の周辺
4、画賛ー漂泊者たちの遊芸


もちろん、かな書を中心に見て、高野切や石山切は特にじっくり。やっぱりその美しさに惹かれる。と同時に、最近、臨書も始めたので、あぁぁ頑張らなくちゃ、というのも。

そして無自覚にかなを習い始めた私としては、実は漢字が好きかも、という部分もあって、伸びやかな文字が気持ちいい。1にはかなり田能村竹田の作品が並んでいて興味深かったのと、頼山陽、浦上玉堂という最近の仕事で名前だけ見た人の作品があって、あらら、だったり。

金曜だから、この後、トーハクに行ってもよかったんだけど、もはやここでグッタリ。そそくさと帰ったのでした。でも、サービスのお茶を飲みつつ景色を見下ろしながら少しゆっくり。こういう余裕のスペースは、ほんと大事だなと思う。


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2017.12.10

イプセンと浦井健治くん

12月9日(土) 「ペール・ギュント」 18:30〜 於・世田谷パブリックシアター

(日韓文化交流企画)
原作/ヘンリック・イプセン 上演台本・演出/ヤン ジョンウン 出演/浦井健治(ペール・ギュント)、マルシア(オーセ←母)、趣里(ソールヴェイ)、浅野雅博(ソールヴェイの父ほか)、石橋徹郎(トロール王、老人)、チョウ ヨンホ(花婿ほか)ほか 演奏/国広和毅、関根真理

ペール・ギュント? その名前は聞いたことがあるけど、さてどんな話なのか、何も知らない。イプセンだったのか!というくらい。……というか、聞き覚えがあるのはむしろグリーグの曲の題名としてよね。
ちなみにイプセン作では「海の夫人」と「ヘッダ・ガーブレル(ガブラー)」を見たことがあると思う。そして、来春には寺島しのぶさんが「ヘッダ・ガブラー」にご出演らしい。
おっと、今回のメイン・キャスト、浦井くんと趣里さんは、しのぶちゃんの「アルカディア」に出てたわね

さて、パブリックシアター 友の会の抽選で取った席はA列13。最前列だろうな、とは思ってたけど、行ってみますれば左ブロックの中央より通路脇。開演少し前にすぐそばにステージへの階段が取り付けられておやおや。実際に、浦井くんがしばしばここを通ってたよぉ。去年、新国立の「ヘンリー四世」で同じく最前列で話しかけられて以来の、こんな席 なぜか、浦井くん主演作で当たるのね。

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2017.12.09

びっくりなツーショット

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8日発売、某誌の広告ページ。ま、広告だから、ここに載せても大目に見て下され。

いやー、正直驚きましたわ。デレデレじいちゃん、なんでしょうか。そういえば、こういう感じは菊五郎よりも吉右衛門、かしらねぇ……。

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2017.12.08

ほぼ40日ぶりの歌舞伎座

12月8日(金) 「十二月大歌舞伎」第1部 11:00〜 於・歌舞伎座

「実盛物語」愛之助(実盛)、吉弥(小よし)、笑三郎(葵御前)、松之助(九郎助)、亀蔵(瀬尾十郎)、門之助(小万)ほか
「土蜘」松緑(叡山の僧智籌、実は土蜘の精)、彦三郎(頼光)、梅枝(胡蝶)、左近(太刀持音若)、團蔵(平井保昌)ほか

今月は歌舞伎座も国立劇場もチケット買ってない 見に行かない、というんじゃなくて、予定が立たないから直前に取ればいいや、というわけで。幸いと言っていいのか、歌舞伎座はまだ3階Bも買えるし。国立劇場も大丈夫でしょ。
で、昨日web松竹をチェックしたら、困ったことに(笑)3階1列はっけん 予定外だったけど、フンパツしました。

久しぶりに歌舞伎座の座席に座って、やっぱりウキウキしちゃったわぁ。そして愛之助を見るのも久しぶり……の気がするぞ。その実盛物語、愛之助と亀蔵のコンビ(でいいのか?)、私には新鮮でなかなかよかった。亀蔵さんは「土蜘」では番卒だからまた雰囲気がガラリと変わるのよね。しかも第2部では、お得意のらくだだし、器用ってこと?

愛之助は相変わらず歌舞伎以外の活躍も目立つ。でも、もっとこういう舞台を見せてほしいなぁ……と言いながら、三谷幸喜作ジキルとハイドの再演かぁ、見ようっと、などなど。
実盛物語の子役ちゃんも達者だったけど、「土蜘」には、左近くんと、石神役で亀三郎くんが出演していて、あらま、というくらい。左近くん、太刀持をきっちり演じて、ほんと頼もしい。

松緑の土蜘、重い怪しの雰囲気がいっぱい。んでもって、蜘蛛の糸を投げる姿がカッコいいな、と。

でも、ふっと、いいかげんそろそろ「達陀」が見たいぞ、とも思っちゃった。若者が揃ってきたから、群舞メンバー一新でなにとぞ。

でも、3階の左右袖は全くお客さんが座ってなかったし、正面も空席多かったと思う。うむむ。

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2017.12.07

きびだんご復活=(^.^)=

12月6日(水 「黒蜥蜴」 14:00〜 於・あうるすぽっと

花組芝居・Wキャストのうち「黒夫人組」
原作/江戸川乱歩 脚本・演出/加納幸和 作曲/鶴澤津賀寿、杵屋邦寿 出演/加納幸和(黒蜥蜴)、小林大介(明智小五郎)、押田健史(雨宮潤一)、山下禎啓(岩瀬庄兵衛)、堀越涼(岩瀬早苗&桜川葉子)ほか

なんだかんだアタフタしているうちに、世の中、師走じゃありませんか。紅葉も全く愛でてないのになぁ。でもまあ、気をとりなおして、行動あるのみ!

というわけで、花組芝居の「黒蜥蜴」へ。これ、いまじっくりチラシを見ていて、「浪漫歌舞伎劇(ろーまん・かぶきげき)とサブタイトルがついてるのに気がついた。そう、義太夫(女義)の語りなのね。まずこれがとてもよかった! この花組芝居の黒蜥蜴にピタッと合ってる感じ。

オープニングはダンス、と言っていいのかな? ああ、クリスマスも近いんだ、という曲も入り、賑やかに開幕。
私は新派の「黒蜥蜴」をわりと最近見てたから、そうだったなー、などと思いつつ。新派を見てなかったら、ストーリーなんておぼろすぎる彼方だったはず。

やはり加納さんの存在感というか安定感は、素晴らしいわね。キザに振り切れてる明智小五郎もよかったし。

……しかーし、わたくし、この間の疲れが出てしまい、1幕2幕ともに、ハッと気がついたら話がだいぶ進んでたりして、その点は心残りですわ。心残りといえば、もう一方のキャスト・黒天使組をもはや見られそうもなくて、悲しいなぁ。

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文字の中の蜥蜴にも気づいてなかった。シャバ暮らしのリハビリに励みます。


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2017.12.03

空に満月

12月3日(日)

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え〜っと、とりあえず生きてます、というか、元気でやってます、というお知らせ。

今年で一番大きな満月なんでしたっけ、今夜。なんだかボヤけてるところが、今の私みたいかな。下の明かりは中央道です。

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