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2017.12.24

観劇おさめ:能楽堂の部

12月23日(土・祝) 「国立能楽堂時別企画公演」昼の部 14:00〜

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↑入口でもらったA4ファイルの表裏。アンケート出せばシャープペンシルがもらえたけど出さなかった。

小舞・和泉流「鮒」萬斎
狂言・和泉流「魚説法」万作(出家)、太一郎(施主)
一管「神舞 水波之伝」藤田六郎兵衛
…………休憩…………
新作狂言「鮎」池澤夏樹=作 野村萬斎=演出・補綴 国立能楽堂委嘱作品・初演
萬斎(小吉)、石田幸雄(才助)、深田博治(大鮎)ほか // 笛・藤田六郎兵衛、小鼓・大倉源次郎

休憩込みで1時間45分ほどなので、あっさりしてるんだけど、「鮎」を見るのにエネルギーを使ったようで、夜にはグッタリつかれていて、我ながらビックリ。
もっともそれは終演後にご一緒した某作家(頼まれてチケットを取った)との会話に、疲れたから、かも。いろいろ感想を言わなきゃならないんだもん。

笛の藤田六郎兵衛さんは、10月のござる乃座での新作狂言「なごりが原」でもキレキレの笛だったけど(あちらはストーリー上も笛が重要)、続けて新作狂言で見ることになった。笛だけを聴く、というのもいいものだなぁと改めて思った。

最近は狂言を見るのは野村家の「ござる」か「万作を観る会」くらいなので、そこでは太一郎さんを見てたけど、こういう会で万作・太一郎を見るのも感慨深いものが……。

「鮎」は、「なごりが原」に比べれば、狂言ぽくない、というのは致し方ないことか。語り手(大鮎)が存在するしね。でも、鮎たちの装束や動きなどがとても印象的。
上の写真で、萬斎さんは鮎になってるけど、実際にはこれを着たのは月崎さん、高野さんたち、お弟子さん。

鮎かわいかったよ、で終わっちゃいけないんだけど、いまちょっと考えてる余裕がありませんのです。


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コメント

きびだんごさまも昼の部でらしたのね。

私は鮎の前の魚説法(前にもどなたかで見てますが)での万作師の軽快な動き(足取り)に感激してしまいました。最初の鮒での萬斎師の跳躍(体幹きたえてるんだろうなぁ)の美しさにも惚れ惚れ。

鮎はたしかに狂言っぽくなかったかもしれませんが、とても楽しめました。鮎たちの動きもよく練られていたし、石田さんと萬斎さんとの会話に深く考えさせられました。

今年は裕基君の三番叟にはじまり、萬斎さんの鮎で終わる、という1年でした。来年は野村狂言座もとったし、今年よりも能楽堂へ足を運ぶ日数が増えそうです。その分歌舞伎座は減るかも、ですが。

今年も1年ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします、と人並みの挨拶で終わるからつぎでした。

投稿: からつぎ | 2017.12.25 17:29

からつぎさま
そうそう、まず「鮒」で萬斎さんのピシッとした動きに目が釘付けでした。知人に頼まれて取った席が正面1列だったから、さぞかし見応えがあるに違いない、と思いつつ見てたのでした。まぁ、少し遠くから見る良さもあるしね。

「魚説法」みたいなのを見ると、こんなのをスラスラいう方が、お経を覚えるより難しいんでは⁉︎なーんて、思っちゃいます

「鮎」はほんとに後々まで残る感じですね。アハハで終わらない深みを感じます。
そういえば新年は三番叟でした! 来年、またいろいろお聞かせください。でも、からつぎさま、2月、3月は歌舞伎座よねっ。

どうぞ良いお年を。

投稿: きびだんご | 2017.12.26 21:51

私、あの大鮎の語りに妙に感じ入ってしまいました。
鮎、達観してる、悟ってる…鮎、侮りがたし
釣られても喰われても、また生まれ変わって鮎になるのか、鮎として楽しく生きているのか、鮎であることがシアワセなのか…で、これは原作を読むべきか?と、実は食わず嫌い作家の一人だったんですが、ちょっと悩んでます。
電子化されてたら…マズイかも

投稿: 猫並 | 2017.12.28 10:52

猫並さま
そうそう、鮎たちは動きが楽しいだけじゃなくて、達観してる言葉のせいで、印象がとても強いのね。清々しいとでもいえばいいのかしら。さすが清流に住むだけのことはある ちょっと虚をつかれました。

私はこの作家の初期の作品にはずいぶん入れ込んでて、今の仕事の面接でも名前を挙げたくらい。でも、最近は読んでないんですよね〜。

投稿: きびだんご | 2017.12.29 22:18

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