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2018年1月

2018.01.25

お正月は国立劇場!

1月16日(火) 「通し狂言 世界花小栗判官」 12:00〜 於・国立劇場 大劇場

発端(春) 京「室町御所塀外」
序幕(春) 相模「鎌倉扇ケ谷」「江の島沖」
二幕目(夏) 近江「堅田浦」
三幕目(秋) 美濃「青墓宿」
大詰(冬) 紀伊「熊野那智山」

菊五郎(盗賊風間八郎)、時蔵(細川政元/万屋後家お槙)、松緑(漁師浪七/横山太郎秀国)、菊之助(小栗判官)、彦三郎(横山次郎秀春/細川家家臣 桜井新吾)、團蔵(横山大膳久国)ほか

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↑彦三郎さんのツイッターより

チケットを取ったのは見に行く前の週の週末くらいかな。3列35だから、通路から2つ目(その右は一等席、という特等席)。でも私の右は最後まで空席だったから、気楽でした。手拭いはちーっとも来なかったけどね。とりあえず特等で見て、筋書も買うという点では、かろうじて音羽屋贔屓なんである(比・歌舞伎座、演舞場)。
もう1回、特チケ半額の一等で見る気十分だったんだけど(21〜24日は暇してたし) 、なんとなく元気が出ず家でグダグダしてしまった。まあこういう時、無理しないのが私らしいところ、と思っている。


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2018.01.22

熊谷守一展に行く

1月20日(土) 「熊谷守一 生きるよろこび」 於・東京国立近代美術館(3月21日まで)

水曜の深夜(つまりもう木曜)、生協のネット注文でこの展覧会の前売券を買ったら、金曜日には届いたのよね。なんて素早いんだ。というわけで、土曜日に行ってきた。金曜か土曜なら20時までやってるから、狙い目かなとも思って。

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チラシの表も裏も、こういう動物や草花の明るい絵が載ってるんだけども、いやいや! 私にとっては、大原美術館で出会った「陽の死んだ日」の画家なのよ、いつまでも。今回、久しぶりに再会。たぶん、見るたびに「もっと大きい絵のような気がしてた」とか「陽くんは4歳で死んじゃったのか」と思ってるんだよね。
長女の萬も21で亡くなってるけど、病床の彼女を描いた絵も何点かある。

さらに「轢死」(場所は日暮里とのことで、見たばかりの「秘密の花園」が思い浮かぶ)および、そのスケッチなど、明るくユーモラスな絵ばかりを思い描いてると、とんでもないのだよ。

貧困や子どもたちの死や、いろんなものの中を生きての97年の生涯。だからこその、花や鳥や虫たちを描く生命賛歌。描くことが生きるすべてだったのかな、と思う。

コレクション展もとても面白くて、2時間半くらいいたけどまだ不十分だわ〜。

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2018.01.21

音楽と美術と法学

1月9日(火) 「鈴木優人と旅するクラシック《オランダ編》 〜音楽と美術と法学〜」19:00〜 於・よみうり大手町ホール

出演/鈴木優人、尾崎彰宏(東北大学教授:美術史家)、尾崎久仁子(国際刑事裁判所裁判官)

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このところ指揮者としてもご活躍の鈴木優人さん(調布国際音楽祭のプロデューサーでもある)の企画による、旅するクラシック。第1回はイタリアだったけど(昨年9月)、私は今回初めて行った。とはいえ、チケットを買った時点では、ゲストが誰かもわからない状態で、美術はともかく法学って⁉︎ではあった。

ちなみにゲストのお二人は同じ姓で、親戚らしい。

鈴木さんが司会と演奏(チェンバロとポジティフ・オルガン)のみならず、パソコンを操作してステージ後ろの壁面に映像を出すことまで八面六臂の大活躍。

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17世紀に焦点を絞ってるので、「チューリップとかは出てきません!」と、まずはっきり。美術もほぼフェルメールのみ。プログラムを見ただけでは難しそうだけど、わかりやすい話だった。というか、ゲストのお二人も饒舌ではないが過不足なし、という感じ。

尾崎久仁子さんはハーグ在住で、鈴木さんのチェンバロの弟子なんだそう。サプライズで公開レッスンまで。ハーグで裁判所といえば、「国際司法裁判所、行った行った」と思ったら、それではなくて刑事裁判所! もっと海辺にあるとのこと。傍聴もできるんだって(尾崎さんが裁判長を務めた時の映像も見た)。

会場のよみうり大手町ホールの客席って、椅子に座るとテーブルを引き出せるようになっていて、講座の類にはピッタリ。鈴木さんはほんとにこういうアイディアがとめどなく湧いていそうだし、またとても楽しそうだし……また、続編があるといいな。


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むふふ٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

1月20日(土)

家族がみんな留守だなー 何しようかな、な土曜日。

候補の中には、末廣亭・昼の部なんかもあったんだけど、やっぱり午前中グデッとしちゃって……。

結局、清澄白河の「ギャラリー楽庵」にエイキンドラムのウッドバッグを見に行き、半蔵門線なら上野トーハク(パスポートがある)よりも近代美術館(前売券がある)だなと、九段下へ。ここに長居をして、ちょうど映画にいい時間になったので、ユーロスペースまで。と、私には珍しく、時間を有効活用したのでした。

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↑ シナ合板と帆布製
エイキンドラムのバッグは、ちょうど作家(イラストレーター藤本氏)がいらして、ついつい見立ててもらったこちらを。やっぱり小さいのを勧められるのはバランスの問題よね。ますます変わったバッグの好きな人と言われそう むふふ。

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2018.01.20

カウリスマキ《難民三部作》

1月19日(金) 「希望のかなた」 於・ユーロスペース (14:30〜の回)
1月20日(土) 「ル・アーヴルの靴みがき」 於・ユーロスペース(19:00〜)

「希望のかなた」アキ・カウリスマキ監督/2017年/フィンランド/98分
「ル・アーヴルの靴みがき」アキ・カウリスマキ監督/2011年/フィンランド・仏・独/93分

1月も半ばを過ぎて、手持ちの演劇チケットは月末までゼロ。……ということは、余裕があれば、映画とか美術館に行けばいいのだ!
というわけで、いきなり渋谷通いとなりました。そもそも目的は「希望のかなた」で、これがとても良かったので、リバイバル上映(こちらは1日1回のみ)にも駆けつけたのよー。

このカウリスマキ監督の2作は「港町三部作」のはずなのに、結果的に「難民三部作」となったらしい。その3はまだこれからだけど。

「希望のかなた」はヘルシンキにたどり着いたシリア難民の青年。「ル・アーヴル」はアフリカ(ガボンだったかな)から集団で密航して来た少年。それぞれに、多くの善意に助けられながら、なんとか前に進んでいく。

比べれば、二つの間の6年という時間(と厳しい現実)が、もはやファンタジーを成立させないんだな、と思う。ル・アーヴルでは、現地警察の警視が、少年を見逃してくれる。「希望のかなた」の青年は、ネオナチに狙われる。

でも、共通しているのは、市井の人たちにある「善なるもの」、そして街角の歌、中(高)年のロック、ユーモア(そして犬!)。カウリスマキ監督の、饒舌ではない(説明しすぎない)人物たちが、けっこう好みなんだなー。監督の名前はよく聞いていたけど、実際見たのはこれが初めて。

「希望のかなた」で、難民認定を得るための面接で青年が答えた「戦争のないこの国で暮らしたい」という言葉と、混乱の中で離れ離れになった妹(再会できた!)の未来は考えるけど、自分自身の未来は考えないという言葉が、今もズシリと心に響く。全体に軽いタッチだから、なおさら。

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2018.01.18

日暮里の森。35年前

1月16日(火) 「秘密の花園」 19:00〜 於・東京芸術劇場シアターイースト

(RooTS. Vol.05)
作/唐十郎 演出/福原充則 出演/寺島しのぶ(いちよ/もろは)、柄本佑(アキヨシ)、玉置玲央(かじか)、川面千晶(千賀)、三土幸敏(医師)、和田瑠子(女)、福原充則(中年男)、池田鉄洋(殿)、田口トモロヲ(大貫)

唐十郎作品にはあんまり近づいてない。今回もしのぶちゃんが出てなければ、見てはいないわね。
前に何を見たんだっけ、と、遡ってみたら、2012年1月にシアターコクーンで「下谷万年町物語」を見ていた。宮沢りえ、藤原竜也で、もちろん蜷川演出。そういえば、おぼろに思い出すことは……たぶんこの「秘密の花園」を5年後に思い出すのと同じようなことじゃないかと思う

しかもすっかり忘れてたけど、「下谷〜」は、1981年に西武劇場で初演された作品だ、と、劇中で語られる。いっぽう「秘密の花園」は、本多劇場のこけら落とし作品(1982年らしい)と、同じく役者の言葉で聞いたのでした。場所も日暮里だしね。

あの辺りが、ごちゃごちゃした場末イメージの場所なのかしらん。

で、「秘密の花園」のいろんなことは、説明不能、だわね。そりゃ一応の設定、大賀といちよは夫婦で、日暮里のボロアパートに住んでて、とか、あるけれども。あ、そういえば、大賀が町じゅうの銭湯から、菖蒲湯の菖蒲を一つ残らず取ってきたから、始まりは5月5日の話だったんだろうか。
ま、そんなことはどうでもよくて、理解しようとも思ってなかった。

しのぶちゃん、やはり上手い。でも、わりとこういう作品に出て、そして胸も出しちゃったりするわよね、なんて思ったり。柄本佑くんも、私にとっては「エドワード2世」(新国立劇場)の記憶が大きいんだけど、あの頃よりもずいぶん成長したなぁ、などと。
そうだ! 玉置玲央くんは劇団「柿食う客」の人で注目してるんだけど、前に見た何かと演技パターンが同じに感じられた。そういう部分を期待されてのことかも、だけど、なんだかね。

今とは全く違う、初演当時の時代の空気を、日暮里という具体的かつ架空の場の中で、少しは感じられたのだろうか。私はやっと東京に来たくらいかなぁ。


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2018.01.17

特設ステージは十字架の舞台

1月17日(水) 「アンチゴーヌ」 14:00〜 於・新国立劇場 小劇場

(パルコ・プロデュース2018)
作/ジャン・アヌイ 翻訳/岩切正一郎 演出/栗山民也 出演/蒼井優(アンチゴーヌ)、生瀬勝久(クレオン)、梅沢昌代(乳母)、伊勢佳世(イスメーヌ)、佐藤誓(衛兵)、渋谷謙人(エモン)、富岡晃一郎(伝令)、高橋紀恵(序詞)、塚瀬香名子(小姓)

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ふつうに買うのは見送ったのに、生協で割引になってたから、つい……。こういう時は席に期待はしないんだけど、変形舞台なのでラッキーだった、のかも。C 3列2で、センターにも近かった(といっても、あまりセンターに意味はない。この廊下のような十字架形の長辺(および時にその下で)、役者は語る。ほかに舞台装置は、AB間とCD間に向かいあって置かれた椅子のみ。AB間の方が背部分にデザインがあって王様用か?くらい。衣装も特にギリシア劇らしくはない(チラシと違って)。

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2018.01.16

音羽屋デー

1月16日(火)

もともと取ってあった寺島しのぶ主演「秘密の花園」(東京芸術劇場シアターイースト)ソワレに加えて、国立劇場の歌舞伎を入れたものだから、昼も夜も音羽屋な一日となりました。
そしてどちらも、チケットは音羽会に頼めるのに頼んでいない。

「秘密の花園」は芸劇で、真ん中の通路のすぐ後ろがあったから、もうここでいいや、と。国立劇場の方は日にちが決まらないから、自分で取っちゃえ。何日か席を見比べたりしているうちに、これ!というのがあったので、ハシゴすることに。
それもこれも、国立は肩のこらないものだということがわかってたからできたこと。唐十郎の作品は敬遠してたけど、しのぶちゃんだから見に行くんだもの。

案の定、歌舞伎は大いに楽しみ、唐十郎のは「これでもか」という混沌の世界に放り込まれましたです。うわーと思いながらも3/4はついていけた……ことにする。

というわけで、それぞれの感想はまた。

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2018.01.15

歌舞伎+浅草寺(+煎餅、芋きん)

1月14日(日) 「新春浅草歌舞伎」第1部 11:00〜 於・浅草公会堂

お年玉・年始ご挨拶/米吉
「鳥居前」隼人(佐藤忠信)、種之助(義経)、梅丸(静御前)、巳之助(逸見藤太)、歌昇(弁慶)
「御浜御殿綱豊卿」松也(綱豊)、巳之助(富森助右衛門)、新悟(江島)、米吉(お喜世)、歌女之丞(浦尾)、錦之助(新井勘解由)

友人たちとの観劇、1月は浅草に行くことが多いんだけど、今年はパス。私は行けたら行こうかな、チケットは買えそうだし、とノンビリしてた。結局、そのグループの人と二人で「浅草行こうか!」となって、戻りチケを無事購入。ふと気づいたら、襲名の歌舞伎座は3階Bなのに、浅草で1等にしちゃったよ まあお正月だからね、お参り込み、ということで。

今月になってから、浅草歌舞伎の13日、14日の第1部は「空席なし」は何日か続いて、その後、戻ったのを取った。錦之助・隼人ファンの間にいた感じ(左隣の人や、少し右に錦之助夫人が挨拶に来てた)。
浅草で朝11時開演はちょっと厳しいけど、「御浜御殿」を見たかったのよー。

米吉くんの挨拶は、もう慣れたもの、という感じ。銀座線に高麗屋号が走ってるという話題など。ちょうど浅草からの帰りに乗り合わせたんですって。しばらく走ってるものと思ってたんだけど、「明日までだそうですよ!」あら、結局、見ないままでした。
他に、この後の演目のコンパクトな解説もあって、ソツないという印象。

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2018.01.13

昼の部も、愛之助2役

1月12日(金) 「壽 初春大歌舞伎」昼の部 11:00〜 於・歌舞伎座

「箱根霊験誓仇討」勘九郎(飯沼勝五郎)、愛之助(滝口上野/奴筆助)、七之助(女房初花)、吉之丞(刎川久馬)、秀太郎(母早蕨)
「七福神」又五郎、扇雀、彌十郎、門之助、高麗蔵、芝翫、鴈治郎
「菅原伝授手習鑑 車引 」幸四郎、勘九郎、七之助、彌十郎ほか
「寺子屋」白鸚(松王丸)、梅玉(源蔵)、魁春(千代)、雀右衛門(戸浪)、猿之助(涎くり)、左團次(春藤玄蕃)、藤十郎(園生の前)ほか

夜の部を見てから1日おいて昼の部。今日は7列18。前の夜、夜更かししちゃって睡眠不足

「箱根〜」でも、愛之助が悪者と奴の2役で、これも猿之助がらみだったのね。ここに猿之助が出なくなったことにより、勘九郎と七之助が夫婦の役をやることに。配役の変更のお知らせなんて、ろくに見ていないから、やっとガッテン。(古いチラシ=チケットと一緒に郵送されて来たもの、があった)

夜の部→昼の部と、間がなかったから余計に、愛之助の2役が印象に残ってしまった。彼、春にはまた三谷幸喜の舞台にも出るけど、歌舞伎にもっと出てほしいなぁ。

七福神はお正月らしく、ほんと気分が上がるわね。鴈治郎・大黒天が可愛らしすぎる。

お昼は喫煙コーナーの前の椅子に出遅れてしまったので、立ったままでもやむなし、と3階のコインロッカー前のテーブルで。一緒になったご夫婦?が初めての歌舞伎(座)みたいだな、と思ってたら、上演時間のことを話し出したから、「あそこに貼ってありますよ」と。その後、ちょこっと話をしてて「やっぱり招待ですか?」みたいに聞かれた。いいえっ! 何の招待だったんだろう、気になる。

と、ここまでは良かったんだけど、あぅぅ、車引で少し、寺子屋でかなり どちらも前半はシャキッとしてたんだけどねぇ。猿之助の涎くりを双眼鏡でガン見したので、「へのへのもへじ」を書くところを初めからずっと見られたわ。東蔵との花道はほぼ声のみ。(襲名披露狂言なのに高麗屋の感想がなくて申し訳ない)

そうそう、葵太夫さんはてっきり「寺子屋」かと思ってたら、「箱根〜」の方でしたね。ツイートも見てるのに、その場に行かないとガッテンできないのよ。

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2018.01.12

はややらかしちまった、ダブルブッキング

1月12日(金)

世田谷パブリックシアター からメルマガだかお知らせだかが来て、公演案内が。あれ?そういえば「シャンハイムーン」、チケット取ったよね、予定に入ってないぞ
マイページで購入履歴を見たら、やっぱりあるよ そしてその日は、つい最近、文楽第3部を入れちまったばかり。あーあー。今年はチケット買ったら絶対に行く、と誓ったばかりなのに。

チケットは発券しないで、観劇の当日に劇場で受け取ることが多くなって、手元に持ってないからかな。何にもせよソコツだ。文楽(2等)を売るかな。幸いこちらも劇場発券だから、売りやすい……とは思うが。

実は、去年の10月に、気の迷いで買ったハンブルクバレエ「椿姫」のE席(東京文化会館の5階)を、今朝、オケピ経由で売ったばかりなのよね。これは、ちょっと断れないイベントと重なったためなんだけど、チケットぴあでも完売の日だから、絶対に売れるとは思ってた。比べると、文楽はさてどうだろう。

しくしく。これからは気をつけなきゃ。

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2018.01.11

賑々しく襲名披露

1月10日(水) 「壽 初春大歌舞伎」夜の部 16:30〜 於・歌舞伎座

「双蝶々曲輪日記 角力場」芝翫(濡髪)、愛之助(放駒/与五郎)、七之助(吾妻)ほか
襲名披露口上
「勧進帳」幸四郎(弁慶)、染五郎(義経)、鴈治郎・芝翫・愛之助・歌六(四天王)、吉右衛門(富樫)ほか
「相生獅子」扇雀、孝太郎「三人形」雀右衛門、鴈治郎、又五郎

(3階8列17から)
一段と華やかな歌舞伎座! とにかく襲名襲名、勧進帳、というのばかりが頭にあって、おっと「角力場」だ、という感じ。とうぜん配役も把握してないもので、あらら愛之助の2役!と思ったら、もともと与五郎は猿之助が勤めるはずだったのね。ま、やたら愛之助だったなー。

口上は、ずらずらと大勢が並んでるのに、まず圧倒された。さすが高麗屋、三代襲名である。特に突飛なことを言う人もなく、白鸚の暁星学園・優等生ネタ(左團次、東蔵)とか、「あーちゃん」とか、かなあ。新・染五郎の口上の最中に、着信音がしたのにはガックリ。鳴らした人もギョッとしただろうけど、どうして大事な時に限って鳴るんでしょう。口上の途中で席を立って、また戻ってきた人もいて(生理現象?は仕方ないとはいえ)、なんだかねぇ。

そして「勧進帳」。噂には聞いてたけど、ほんとうに吉右衛門・富樫が大きい。堅く「高い関」(幸四郎の言)である。出てきた時の第一声から、ピーン。対する弁慶も立派だったと思うよ。最後に花道で幕の向こうに礼をする、その心までしっかり伝わった。義経のノーブルな美しさもまた

この緊張を踊りがほぐしてくれたのかもね。でも、孝太郎ってば手首が硬いんでは、なーんて、ふと思っちゃった。

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2018.01.10

演舞場から観劇スタート

1月9日(火) 「初春歌舞伎公演」Aプロ 11:00〜 於・新橋演舞場

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「天竺徳兵衛韓噺」獅童(天竺徳兵衛/座頭徳市/桜町中納言)、右團次(吉岡宗観/細川政元)、吉弥(宗観妻夕浪)、海老蔵(足利義政)ほか
「口上」
「鎌倉八幡宮静の法楽舞」海老蔵、吉弥、笑三郎、右團次ほか

珍しく演舞場に見に行ったのは、たまたま3階Bの戻りチケットを見つけたから、というのが正直なところ。 ただでさえ歌舞伎公演の多い1月、大盤振る舞いはできませんわ(もちろん、全部見るわけでもない)。

でも、久しぶりに元気な獅童くんを見たい、というのもあったかな。やっぱり独特の華があると思うんだよね。
ストーリーはおなじみ荒唐無稽だけど、明国再興というスケールの大きな話に、巨大な蝦蟇が出てきたり、宙乗りがあったり……というわりに、なんかこぢんまり感が。途中からテンポがダウンしてたというのか、ここまで長くなくていいんじゃないの?なんて思ったりも。こちらの熱量不足ですかね。

まぁ、席が右14(カーブ席のすぐそば)で、舞台の上手が見切れるというマイナスはあったかも。それを承知で買ってるんだから、文句は言わない。そうそう、児太郎、頑張ってました!

しかし、よくよく演目を見てみれば、海老蔵って、昼夜、出ずっぱりなのね〜。「静の法楽舞」も7役ですか(踊りだけど)。お客さんもたくさん入ってるし、お正月はこういう路線なんでしょうね。新年早々、睨みも見られたし、いいことあるかな。

そうだ、どうして昼の部、夜の部じゃなくて、Aプロ、Bプロなの? Bプロを昼にやったりしないよね。

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2018.01.09

初芝居から、いきなりハシゴ

1月9日(火)

昨日、「そろり復帰」と書いた時点では忘れてたんだけど、3ヶ月も前から「鈴木優人と旅するクラシック《オランダ編》」のチケットを確保してたのでした。で、演舞場・昼の部の戻りチケットを見つけてこれにくっつけたので、今年最初の劇場ハシゴとなりました。

・新橋演舞場(11時〜15時)

・「現代の書 新春展」(和光ホール&紙・パルプ会館内セントラル美術館)
(教文館までの間に、FURLAのショップがあってセール中なので……危うく買いそうになるも思いとどまる)
・ 銀座教文館で時間調整

(メゾン・カイザー丸の内で軽く食事)
・よみうり大手町ホール(19時〜21時40分ころ)

これが今日の行動。

それぞれについての感想は、別項にて。

おまけ(セントラル美術館で特に目を引いた作品)

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書の概念が変わるよね。タイトル「集いV」『蘭亭序』とあるんだけど、ちんぷんかんぷんである。


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2018.01.08

そろり観劇モードに

1月8日(月・祝)

新年も第2週に入りまして、やっとこれから劇場へ。といっても、今月はもともとあまり予定を入れてなくて、歌舞伎座の昼夜と、芸劇(秘密の花園)、新国立劇場(アンチゴーヌ)のみ。
今年の決意は、「チケット買ってたのに行けませんでした」を減らすこと オケピなどで売るエネルギーもだんだんなくなってきたことだし、よ〜く考えよう

でも、web松竹を覗いてたら、演舞場・昼の部の3階Bを発見したので、行くことに。お正月の演舞場は滅多に行かないけど、たまにはいいか、という感じ。あと、浅草歌舞伎も狙ってるんだけど、こちらは希望日限定で、チェック中。そして、国立劇場も……。音羽会に頼んでないのはおろか、自力でもまだ買ってないとはこれいかに。いや、行くんですけどねー。

今年初のチケット取りは、昨日の一般発売・文楽。せっかくあぜくら会員ではあるけれど、5日はチケ取りしてる余裕がなく、しかも休日の第2部を5枚取らねば、だったので、一般発売に賭けたのでした。
そして今日は2月の歌舞伎座、歌舞伎会G。意外とスンナリ取れてよかった。もう3階の住人となる、って感じですわ。

そんなこんなで、今年もエイエイオー。

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2018.01.06

ノルウェー成分、徐々にアップ

1月6日(土)

本日の行動は、午後からまずは上野へ。
東京都美術館にて「日書展」を見る。ゴッホ展が8日までと会期末なもので、長蛇の列ができてたけど、それを横目にのんびりと。とはいえ、会場は広くて一門の人たちの作品を見るだけでもゼーゼー。
穏やかな天気で、上野公園の人出も多い。

次の目的地は銀座。見たい映画はいくつかあって付箋で貼ってたんだけど……↓


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どうも時間が合わないのねーー。なので、当初は考えていなかった「ヒトラーに屈しなかった国王」(シネスイッチ銀座)を見ることに。ここは和光裏だから、いま和光ホールでやっている「現代の書 新春展」を見るのにちょうどいいし。

映画は1940年4月、ドイツ軍に侵攻されたノルウェーの3日間と国王の決断を描いたもの。いやー、ノルウェーって1905年に立憲君主制の国として独立、デンマーク王の弟を国王に迎えたのか(この時の記録映像から映画が始まる)。相変わらず、何も知らない私である。ここで、チョコマカしていた男の子が、現在の国王の父。現国王はこの映画の中で、おじいちゃんと遊ぶのが大好きな子として描かれていて、母親、2人の姉とともにアメリカに逃れ、戦後、再会することになる。

ふっと気がつくと、先月から不思議にノルウェー、なんである。

☆浦井健治くん「ペール・ギュント」で、ノルウェーの伝説の「トロル」登場。王様を演じた石橋徹郎さんの扮装は忘れられないよ。

☆☆その直後、Eテレの「らららクラシック」でグリーグを放送。ペール・ギュントといえばグリーグという感じだったから、忘れず録画。ノルウェー愛に溢れた作曲家だった。

☆☆☆そして「ヒトラーに屈しなかった国王」。なんて邦題なんだ、ですよね。あ、ノルウェー映画なので原題を見てもハテナだったけど、直訳だと「国王の選択」になるようです。

北欧って、やっぱりちょっと遠い存在だけども、いろいろ興味深く思えてきた。

ついでに中高の同級生で、外語大のデンマーク語科に進学した人がいて、久々に「どうしてるかなぁ」なんてことも思ったよ(お正月にお墓まいりをして、その同級生の家の近くを通ったこともあって)。


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2018.01.05

初・都心

1月5日(金)

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4日から都美術館で始まっている日書展の授賞式&祝賀会が、ホテルオークラにて。

今回、オークラへは初めて六本木一丁目駅から歩いて行ったのだけど、「途中の駅からでもタクシーで行くべき」という話を聞いて、ふーむ、と思ったりした。帰りは4人で四ツ谷まで分乗

授賞式は2時半から。祝賀会が5時半から。長い1日でした。

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2018.01.02

神代植物公園から深大寺へ

1月2日(火)

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↑芝生広場の、シロガネヨシ(パンパス グラス)

穏やかな午後、散歩がてら神代植物公園へ。なんだかとても久しぶり。入口を入るとすぐに植物会館などという煉瓦の建物があって、えっ、こんなのあったっけ。とりあえず、今まで入ったことはないわね。中は、冬ぼたんの鉢植えとか、春の七草の寄植え、小学生の写生作品などなど。休憩&トイレコーナーも兼ねてる感じ。

公園内は……まあ冬ですからね、あちこちにある「この木はなんだ?」というクイズを見ながら、進む。ばら園のばらは、意外にも花が付いてる(枯れてしまったのとまだ咲いてるのが同居)。やっぱり、ばらの季節に来ないとね!

温室の中がなかなか楽しかった。天井はかなり高いのにてっぺんまで伸びちゃったタビビトノキやパパイヤ、カカオ、食虫植物なんてのも。ドリアンは実ってはなかった。
奥に進むと、ランとベゴニア花ざかり。この辺りで、温度プラス湿度と、花の香りで、ちょっとフラフラしちゃった。

深大寺門から外へ出て、坂を下って深大寺へ。もう4時は過ぎてたけど、結構、人は多かった。新指定の国宝「白鳳仏」のところには行列ができていて、近いんだからわざわざ並ばなくていいや、とパス。本堂のみお参り。

参道も賑わってました。


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2018.01.01

謹賀新年

1月1日(月)

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穏やかな元日を迎えました。
今年が皆様にとって、素晴らしい年となりますように。
どうぞよろしくお願いします。

↓日の出は絶対に撮せないので、今夜のスーパームーンを(17時30分ごろ)。


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