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2018.03.17

浪曲と落語を楽しむ

3月15日(木) 「玉川奈々福 喬太郎アニさんをうならせたい」 19:00〜 於・紀尾井小ホール

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今回が3回目らしい、喬太郎アニさんをうならせたいシリーズ。私は初めて参戦。これ、会場が紀尾井ホールだったからこそ、見に行けた。木曜日は仕事の都合上、行けるのは四ツ谷、半蔵門あたり限定なんだもの。で、とても楽しくて大満足! 正直言って、このお二人も出演された2月10日の「左祭」よりよかったなー。(あちらは左甚五郎しばりだったからね)

紀尾井小ホールはものすごく久しぶり。チケット(イープラスのスマチケ=スマホ入場)を取る時、何も考えてなかったけど、5列のセンターブロックで、ここは前の列と段差がついてるから、チビッコの私でも見やすかった。

お二人の挨拶(まず奈々福さん登場、そのあと喬太郎さんを招じ入れる)のあと、うならせたい奈々福さんの新作は、なんと「熱海殺人事件」。始まってすぐの、木村伝兵衛にムムム、ややや
私は90年代からの熱海〜しか見てないけど、それでも、懐かしい、という気持ちも。

小ホールの程よい広さで、奈々福さんの声がとても爽快に響く。すごいなー。途中、七五調のラップが入ったりして(ここ、可愛らしい感じも)、面白い。
そうそう、曲師は沢村美舟さん。いつもの沢村豊子さんは明治座、五木ひろし公演にご出演中とのこと(たしか当初予定からの変更で美舟さんになったような)。

この熱海殺人事件は、時間の関係で(せっかく作ったのに、主催者から長すぎると言われたそう)途中まで。ぜひ完全版を聞きたいものですわ。

いったん、緞帳が降りて、高座を作り変える間に、奈々福さんがマイクを持って客席側に現れて、少しお喋り。海外公演の話など。

さて、全く知らなかったんだけど、喬太郎さんをうならせたい新作の他には、二人共通のお題での一席。本日のお題は「奥」ですって。そんなわけで始まった噺が……「心眼」とは。奥深すぎる じっくり聞かせるタイプの噺で、なんかね、複雑な気持ちにもなる。だって、やっぱり女房は美人じゃなきゃいけないのかい、ニン3バケ7だって相当ひどい言い方だよ、とか、色々とね。そして、ほかの盲人の噺では思い浮かべないのに、これに限っては狂言にもあるな、この系統は、などと思ってしまう。

心眼を受けて、奈々福さんは、当初考えていた曲(陸奥のナントカ)から変更して、「仙台の鬼夫婦」。私は全く初めて聞く。確かに、こちらはつよーーい奥さんである。気分良く打ち出される感じね。

このところ、浪曲や講談などで人気の若手がいたり、ずいぶん盛況に思える。とにかく奈々福さんの声は魅力的!

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