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2018.04.27

イプセンはそれほど見てないよ

4月26日(木) 「ヘッダ・ガブラー」 13:30〜 於・シアターコクーン

(シス・カンパニー公演)
作/ヘンリック・イプセン 翻訳/徐賀世子 演出/栗山民也 美術/二村周作 出演/寺島しのぶ(ヘッダ・ガブラー)、小日向文世(イェルゲン・テスマン)、池田成志(エイレルト・レェーヴボルク)、水野美紀(エルヴステード夫人)、佐藤直子(ミス・テスマン)、福井裕子(ベルテ)、段田安則(ブラック判事)

しばらくシアターコクーンには行ってなかったけど(そしてこの先のチケットも買ってないけど)、これは行くでしょ(笑)。自力で発売日に席を選んで買ったS席から。そういえば、あちこちで値引きチケットも見かけたっけ。実力派キャストなのにねぇ。

このヘッダ・ガブラー(=人名)は、耳慣れないがゆえに、前に見たことを覚えてた。大地真央!そしてラストシーン。でも、それ以外はすっかり忘れてたので、ある意味、新鮮に見てた気がする。えっ、いつものことかしらん。

そして、イプセンの作品、という部分がどうも希薄な私。多分「人形の家」を見てない(読んでもない)から? 「ペール・ギュント」だけじゃあね。

舞台装置も俳優も、音楽(国広和毅)も衣装(前田文子)も……トータルでとても大人な作品だった。そしてそれがとても心地よかった。役者さんがそれぞれに適役だった、というのがまず大きいかもしれない。男性陣は、小日向、池田、段田と、まぁぁ一筋縄ではいかない人たち、だけに、その役になりきった感も余裕っぽかったりして。
しのぶちゃんも、いつも敢えてややこしい役をやってる気さえするけど、ヘッダはまさに彼女の役よね、と思った。有名なガブラー将軍の娘で、彼女が新婚の夫と住むようになった家では、常にその将軍の肖像画が睥睨するかのように見下ろしているのよ。象徴的。
最近、演じてきた役の中では、こちらが無理なく感情移入できるというか、ヘッダはある意味痛いんだけど、演じている彼女は痛くないというのか……要するに、安心して見てられましたです。

久しぶりに見た水野美紀も、あらこういう人だっけと、いい意味で予想を裏切られる部分も。物語世界の中にすっかり引き込まれたなぁ。冷静にみれば、なんなのー、だったりするのに、そこが面白く興味深くなるというのも舞台の魅力かもね。

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