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2018.04.02

タイトルで見に行くお芝居

3月31日(土) 「砂塵のニケ」 14:00〜 於・青年座劇場

(劇団青年座 第231回公演)
作/長田育恵 演出/宮田慶子 出演/那須凛(緒川理沙)、増子倭文江(緒川美沙子)、横堀悦夫(陣内敦夫)、綱島郷太郎(加賀谷直人)、山野史人(佐久間勉)ほか

てがみ座の長田さんが、青年座に書き下ろし……は知っていたのだけれど、そのタイトルが「砂塵のニケ」で、主人公は絵画修復士! これはということで、初の青年座劇場へ。

奇しくも、この公演が、現・青年座劇場の最終公演であり、かつ(他に行ける日がなかっただけとはいえ)千穐楽に行くことになるとは。


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青年座劇場は、代々木八幡駅のほど近く。マンションなどが入っている建物の地下にある。ここが老朽化のため建て替えられることになって、いったん閉鎖されるそう。マンションと劇場と、病院が一体となっての建て替えとのことで(終演後の代表挨拶)、時間はかかるでしょうね。

さてさて、ヒロインの那須凛さんは初めて見るけれど、那須佐代子さんのお嬢さんということだけは知っていた。なんとまあ、母親によく似てますわ。
彼女が演じる理沙が、無名のまま海外で死んだ風景画家・加賀谷が死ぬまで持っていた絵の「来歴」を探りにルーブルへ行く。それ以前から一方では、実業家の母親との葛藤もあり……。二人を見守るのは、画廊オーナーの陣内で、理沙は彼のおかげで、加賀谷がパリで暮らしていた部屋に住むこともできる。
*この時、サモトラケのニケはちょうど修理に入っていた(と語られる)。

わりと早い段階で、この母親と加賀谷が、というのは予想できる。それでも、若き日の母・美沙子のエキセントリックな魅力で、ぐいっと引っ張られる感じ。小さな空間での観劇に醍醐味は味わえたなぁ。
ああ、でも、全体的に人物描写が割と類型的、だったかも。


終演後は劇団の代表と、宮田さんの挨拶があった。1969年から全232公演が行われたんだって。

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開演前に隣の人がパンフを見ていて、面白そうだったので幕間に買いに行った。劇場の全上演記録もついて500円でした。そして帰りにもらった「セ」の焼印が入ったストラップ。劇場舞台の平台で作ったものだそう。最後の最後にやって来た私なのにね。

*誤字、訂正改ざん(やっぱり眠いとダメだ)。
*小さい劇場の2列目で見ていたので、衣装や小物もバッチリ見えた。母親・美紗子のパンプスが3足くらいかな、どれも好みでよかったなあ。


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