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2018.05.15

鳴神!

5月15日(火) 「團菊祭五月大歌舞伎 昼の部」 11:00〜 於・歌舞伎座

「通し狂言 雷神不動北山櫻」海老蔵(鳴神上人/粂寺弾正/早雲王子/安倍清行/不動明王)、菊之助(雲の絶間姫)、彦三郎(秦民部)、松也(文屋豊秀)、雀右衛門(巻絹)ほか
「女伊達」時蔵、種之助、橋之助

今日は久しぶりの1階、3列の花横。大枚をはたいただけのことはありました。毎回は無理だけれども。
今年の團菊祭は團十郎五年祭とのこと、また「雷神不動〜」は、成田山開基1080年と二世市川團十郎生誕330年を記念してのもの。……と、口上で海老蔵が。成田山新勝寺の不動明王の出開帳を2階で!という紹介もしてました。
それはともかく。海老蔵が勤める5役の写真が後ろに掲げられて、それを示しつつ説明したりするものだから、ちょっと国立の鑑賞教室を思い浮かべたりもした。

5役が売りではあるのだけれど、安倍清行などはどーもねぇ……。なんかスッキリしない。漫画的だし(気持ちがカクッとなっちゃう)。

ということで、やはり「毛抜」「鳴神」が面白かった。特に「鳴神」ね。

菊之助は、雲の絶間姫のような役はとてもいいと思うな。ミッションとして鳴神上人を籠絡するわけだけど、そういうタクラミがあったり、芯の強い、あるいは冷静な女。ほんと、まだまだずっと女形を見ていたいのよ。それと、海老・菊コンビを。(だからさー、喜撰とか、魚屋宗五郎じゃないのよ。)

齊入と市蔵の、白雲坊・黒雲坊コンビは、前にも見た気がするけど、得難い雰囲気があるなあ。何気に守備範囲の広いお二人。

「毛抜」も児太郎の秀太郎とか、梅丸の錦の前とか、フレッシュよね(彦三郎の秦民部も)。こういう大らかな稚気溢れる芝居に、海老蔵もぴったり。そういえば、天井裏の磁石は丸い方位磁石じゃなくて棒磁石だった。丸い巨大なのが見栄えはするけども

大詰、スモークがびっくりするくらいの量で、ほかに何も見えません!な時間がけっこう長かった。この間に不動明王の拵えしてるんだな、と、スッと現実に戻っちゃったな。あ、口上の後、序幕冒頭の立ち回りも長かったので、ちょっと飽きた。

とにかく舞台の近くで見てたから、うっとり眺めて終わっちゃいました、というくらいかも。その意味でも、海老蔵って唯一無二、ではあるわね。

*休憩時間になんだか騒がしいので、ン?と思って振り返ったら、3階席に制服姿がいっぱい。團菊祭を学校から見に来るなんて。しかもこの演目 見えたのは男の子ばかりで男子校?と思ったけど、終演して外に出たら女子生徒もいました。

*團菊の1等席なのに、自宅からお弁当持参。残り物のかっぱ巻とさつま揚げ、麦茶。おやつに芽吹き屋の柏餅(冷凍)。最初の20分休憩にちょこっと食べるのには良かった。それだけじゃあんまりなので、次の休憩でスパークリングワインを頂きましたです。

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