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2018.06.01

文楽襲名披露

5月20日(日) 「文楽五月公演 第一部」11:00〜 於・国立劇場 小劇場

「本朝廿四孝」
*桔梗原の段 芳穂太夫/團吾、三輪太夫/團七
五代目吉田玉助襲名披露口上
*景勝下駄の段 織太夫/寛治
勘助住家の段(襲名披露狂言) 呂太夫/清介、呂勢太夫/清治
玉男(慈悲蔵=直江山城之助)、和生(女房お種)、玉也(長尾景勝)、勘十郎(勘助母・住家前まで)、玉助(横蔵=山本勘助)、簑助(勘助母・住家後から)

「義経千本桜」咲太夫(静御前)、織太夫(狐忠信)ほか/燕三ほか

吉田幸助改め五代目吉田玉助 襲名披露の今月。前にも書いたかと思うけど、この第一部はほんとチケ取りに失敗したのよねー。もともと終演が8時を過ぎちゃう第二部に比べて第一部の方が人気なのに、襲名披露、しかも名だたる方々が皆さんこちらに出演とあれば、そうなっちゃうか。読みが甘かった。
でも、演目や出演者を決めるエラい(?)人は、もうちょっと考えた方がいいんじゃないかなぁ。

本朝廿四孝、これらの場面は全く初めて。ストーリー的には、初めから終わりまでハテナハテナの連続でした。その分、浄瑠璃や三味線そのものを楽しむ、ってことに。音に対する耳はあまり良くないと自覚してるんだけど、それでも、ポヨンと感じる三味線と切れ味鋭い音色の違いは、残酷だけどもわかる気がする。なんなんでしょうねぇ。

今回感心したのは、トップバッターの芳穂太夫さん。力強い語りで、朝一番にこういうのが聞けるとシャキッとして、この後の展開に期待が持てる(逆にここでヘナヘナとなることもあるってことね)。そして織太夫&寛治も良かったよぉ。

口上は舞台上にずらり並んで壮観でした。前列に左から、和生、玉男、玉助、簑助、勘十郎。和生さんの進行で、玉男さん、勘十郎さんが、わりとくだけた話。勿論、襲名のご本人は何も言わないし、簑助さんも列座だけ。清十郎さんの襲名の時だったか? 簑助、勘十郎の3人だけで、その時は簑助さんの一言があったんだよねー。

義経千本桜は、もう勘十郎さんの狐に尽きる。いつもながら我々(4人)全員、目がハートになってたに違いない。そうそう、太夫・三味線も全員舞台上に並んでて、歌舞伎で山台に並ぶ長唄のような感じ。
……で、残念ながら、咲太夫さんのお声がとても弱くて、ちょっと心配になっちゃったよ。

チケットが取れない!と騒いでいた時に、友人から回してもらったのが27日の第一部。これがものすごーーくいい席で、どうしたら取れるの?であった。結局、20日に見に行けたのでこちらは知り合いに譲って(私はヘンリー五世に)、大変喜ばれたのであった。そりゃそうよね。

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