« できるだけ地下を歩くよ | トップページ | 赤坂会館へ、いざ »

2018.07.22

ヤスミナ・レザ、3本め

7月18日(水) 「大人のけんかが終わるまで」14:30〜 於・シアタークリエ

作/ヤスミナ・レザ 翻訳/岩切正一郎 上演台本/岩松了 演出/上村聡史 出演/鈴木京香(アンドレア)、北村有起哉(ボリス)、板谷由夏(フランソワーズ)、藤井隆(エリック)、麻実れい(イヴォンヌ)

チラシのリードに
「アート」「大人は、かく戦えり」劇作家の最新作が豪華キャストにより日本初上陸!
とある。

うっかりしてたけど、私は「アート」も見てた!「かく戦えり」のインパクトがとても強かったから、それよりも最近見た「アート(上演はART)」を忘れてた。あれもヤスミナ・レザだったのか。←サンシャイン劇場よりもう少しコンパクトな劇場の方が良かったと思う。
*いつ見たのかな、とこのブログを遡ったら、タイトルを書いただけの下書きで放置してた。

今回のも、劇場はクリエか、ではあった。まあ、まずは久しぶりに舞台の有起哉くんを見たいと思って、チケットを取ったら、4列センターで、とても見やすかった。お値段高めだから、せめていい場所で見たいわよね。

開演前から、舞台上、中央に車が置いてある。クーペで、車種はさあ? 開演したらそこは盆の上で車がぐるりと回った。もちろん実際に運転はしないけど、回ることで移動してる感じね。
場面チェンジでは、ここに椅子、ソファが置かれて室内になる。この時、全くの暗転ではなくて、直前まで舞台にいた一人(主に女性かな)だけに少しライトが当たってて、それから引っ込む感じ。ちょっと新鮮だった。

肝心のストーリーは、不倫カップルのアンドレア(鈴木)&ボリス(北村)が、車でレストランまで来た、というところから。ところが、この店は彼の妻が「いい」と言ったから選んだらしくて、おかんむり。とにかく二人の関係はのっけから不穏。
二人の乗る車にぶつかった老女が、ボリスの妻の友人フランソワーズの義母だったから、さあ大変。……なんだけれど、こちらの家族(再婚の夫婦と、夫の母親)も、何かとギクシャク。

車がぶつかった場所が、レストランのそば、というのが最初わからなくて、アンドレアたちの家のそばかと思っちゃった。この辺り、前記の盆を使ったシンプルな舞台装置(の交換が何回か)のゆえ、かなぁ。私がボンヤリしてたのかも、だけど。

ま、よくあるように、登場人物の誰にも感情移入はできないな。事業がうまくいってないボリス、薬物(鎮痛剤系でしょう)依存のアンドレア、(チラシでは)まだらボケのイヴォンヌ、ぜったいマザコンよね、なエリック、正論・強気女のフランソワーズ。
中では、みんなとうまくやっていこうとするとエリック役の藤井隆が、いかにも!という感じ。
で、私はこういうボケ入ってますか?な麻実れいが、あんまり好きじゃない。コミカルっぽさが空回りしてるみたいで。そういえば、以前にも薬物中毒の母親役をやった時も、そう思ったんだと思う。

鈴木京香(膝上丈のスカートがキュートでちょっと痛い)と北村有起哉の、なんだか刹那的なカップルは、悪くないとは思う。あと、舞台装置のユニークさとか、音楽とか、ストーリー以外の部分が記憶に残りそう。
冒頭にいきなり「サティスファクション」が流れ、「レディ・ジェーン」とかも。

|

« できるだけ地下を歩くよ | トップページ | 赤坂会館へ、いざ »

演劇」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« できるだけ地下を歩くよ | トップページ | 赤坂会館へ、いざ »