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2018.07.02

「狂言劇場」Bプログラムを2回見た

6月23日(土)18:00〜 (1階J列26)
7月 1日(日)14:00〜 (3階A列25)
「狂言劇場 特別版」Bプログラム 於・世田谷パブリックシアター

舞囃子「三番叟」裕基/笛・竹市学、小鼓頭取・鵜澤洋太郎、大鼓・亀井広忠
能「鷹姫」大槻文蔵(老人)、大槻裕一(23日・鷹姫)、片山九郎右衛門(1日・鷹姫)、萬斎(空賦麟)、観世喜正・深田博治ほか(地謡)

Aプログラムは、狂言「呼声」「楢山節考」。今回は「鷹姫」を見たかったのでBプロのみで。
が、23日は萬斎さんのポストトークが付いているからか、最初チケットが取れなくて(友の会で外れた)、万作の会「よいやよいや」先行もダメ。これは先着順で、仕方なく1日の3階席を取った。その後、一般発売が始まったら普通に取れたんだと思う(なので友の会割引で購入)。
結果的に2回見ることになって、3階席の分は売ってもいいか、くらいだったけど、23日にとても面白かったので、上からも見たのよー。

「三番叟」

23日) 裕基君は、紋付袴、直面で。私の席はJ列だけど、特設能舞台だから前から4列目くらい。少し右に寄ってる程度なのでよく見えた。途中で、裕基君の茶色の袴に汗が飛び散ってるのを発見! いやー、精一杯の「三番叟」で、見てる方も力が入りました。
*この夏、パリで親子三代の「三番叟」を上演するとのこと。

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(C) 世田谷パブリックシアター

さすがに3階から見て面白い、ということはなくて、1日はかなり


「鷹姫」

これはもう、世田谷パブリックシアターの機構を最大限に生かした能舞台ならではの「鷹姫」。暗転から始まるし、 冒頭、スクリーンに文字が映される「心の眼をもて見よ」云々だったかな。最後にはその文字が右に流れて消散。
舞台が明るくなると、そこには中央奥に鷹姫、そして黒っぽい装束・頭巾の人たち。地謡、とあるけれど、いわゆる地謡ではなくて、ほぼセリフ。そして実は岩らしくて、ごろり転がったりする。
地謡は観世さんたちお能の人が4人、狂言が6人。1階の私の席からは、後ろの人が重なったりして、よく見えない部分のあった。上からだと、お能と狂言の各チームははっきりわかったけども。

ところで「鷹姫」の舞台は、絶海の孤島で、「不老長寿」の泉の守り役が鷹姫。2本ある橋掛りの右側(上手)から老人が登場する。その後、左側から空賦麟が。
3階から見ると、「おお、床面はこんな風に波頭のような模様が(照明で)映し出されてたのか」とか、正面の手前に置かれた岩が人の顔してるのもよくわかった。ちなみにこのゴロゴロ岩のところから水(白い布)が出てくるのよね。

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↑この後、鷹姫は奥に向かって真後ろに駆け上がるので、萬斎さんの三番叟のラストを思い出しちゃった。

23日は、ポストトークで萬斎さんもおっしゃってたけど、客席もすごく集中してた。「三番叟」では、裕基君よく頑張った、みたいな拍手が早めにきたけど、「鷹姫」は空賦麟が杖のかすかな音をさせながら橋掛りを最後に入って暗転するまで、拍手はなかった。その余韻も含めて感動的だったなぁ。
それを萬斎さんは「演者と観客の幸せな時間」というふうに表現されたと思う。
1日は、残念ながらそれほどではなくて、拍手したい人が早く手を叩いて、でも同調する人ナシ(これが2回くらい)あったかな。

ところで、この「鷹姫」秋には普通の能楽堂バージョンもあるそうですよ。ただし、大槻能楽堂にて

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