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2018年8月

2018.08.31

プラハの思い出4:駅ピアノ

NHKのBSを見てると、たまに「駅ピアノ」という15分番組をやってることがある。放送スケジュールも何も知らないんだけども。以前、アムステルダムの時には、イスラエルから旅行中の青年がとても上手に弾いてた。帰国したら兵役につく、という言葉が印象的だったなぁ(劇団チョコレートケーキの「あの記憶の記録」を思い出した)。

旅行に出る直前に、たまたまプラハ・マサリク駅の駅ピアノを放送していた。留学中のプロ級の子もいたけど、ロマの青年や、独学で、という人たちが良かった。案外、独学の人が多いのが意外。

20日、テレジーンから帰った後、マサリク駅に行くつもりはなかったのに、道を間違えて到達。そういえば12年前にも、フラフラここに来てしまったのだった(そして大声での口論というか、文句言いあってる?というところに出くわして退散)。

ちょうど駅の正面ではなく、落書きだらけの壁沿いに歩いたので、前回の記憶もあって入りにくかったけど、でも!と行ってみた。マサリク駅は国内の列車が発着するところ。

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テレビ映像とは違って、もう誰も弾いてません、って感じ。そもそも椅子がないし、蓋の上に錠が置いてあった。

ここからメインのプラハ本駅が近いので、そっちにも行ってみた。流石に大きな駅で周囲も明るく、スーツケースを転がす人たちもいっぱい。
やはり駅ピアノがあった。


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ちなみに翌日、プラハの空港に行ったら、ここにもあったんだけど、写真は撮ってない。

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2018.08.30

プラハの思い出3:テレジーン強制収容所

8月20日(月)

テレジーンはプラハの北方、バスで1時間ほどの小さな町、とガイドブックにある。日本で現地ツアーを予約していて、支払い済み。英語ツアーだからそんなに高くはない。旧市街広場に集合(9時15分発)。

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↑集合場所は市民会館の向かい。15時には解散だから市民会館に行こう、それか夕食をここの地下で……なんて思ってたのに、全く実現せず。街なかをフラフラしてしまった。

マイクロバスに乗って、総勢10人くらいだったかな。バスの中でもガイドの女性がいろいろ喋るんだけど、恐ろしいほど聞き取れず。どうしたものかと思ったけど、強制収容所を案内してくれるガイドさんは、ゆっくり明瞭に喋ってくれた。

ところで、なぜテレジーンへ、かというと、きっかけはこの本。

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子供向け、なんだけど、ここにいた子供たちが描いた絵のことが本になっている。
そもそも、収容所として建てられたわけではなくて、もともとはプロイセンに対抗するボヘミアの要塞。テレジーンの名がマリア・テレジアにちなんでいるとは知らなんだ。
また刑務所としても使われていたので、サラエボ事件で皇太子を撃った犯人がここに収監されていたんですと!

チェコのゲットーから連れてこられた人たちは、まずここに入れられ、そのあとアウシュビッツなどに送られたらしい。そういう意味では中継点といった趣。もちろんここで亡くなった人も多数だったでしょうが。


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駐車場から歩いて行くと、まず墓地が見えてくる。墓石に何も書かれてないものも。

公開されているのは小要塞の方で、川を挟んで大要塞が。
その先にゲットー資料館があって、本に書かれていた子供たちの絵や、当時の生活用品などが展示されていた。

この日はじりじり暑くて、3年前のアウシュビッツも暑かったなぁ、と思い出してた。でもショック度合いが小さいのは、「物」として残されているものの違いかも。


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2018.08.29

プラハの思い出2:修道院、教会

いやー、それにしてもプラハは日にちが足りなかった。18日の夜着いて、まるまる2日観光ののち、21日の午後2時15分発のルフトハンザでフランクフルトへ、だもの。しかも、郊外のテレジンに行ったりもしたから。あと1日欲しかった。

なので市内観光では、12年前だったかにしっかり見た(はずの)プラハ城近辺などはさくっと。でもまあ、19日はまずカレル橋を渡りましたです。目指すは

☆ストラホフ修道院
ケーブルカーで小高い丘に登って(けっこう並んだ)、展望台へ。右は聖ヴァヴジネツ教会で行ってない。

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↑左が展望台。ここ、階段をぐるぐる上がって行くので、翌日、足に来ました。が、見晴らしは最高!


そこから修道院を目指して行った。ビール休憩などしながらね。


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↑ストラホフ修道院の「神学の間」

ここ、非常に美しい図書館で有名。神学の間と、哲学の間がある。写真では中に人が入って見てるんだけど、我々は入口から覗くのみ てっきり人数制限で、次は見られるもの、とロープの前にいたら、「予約が必要」ですと。ツアー客向けか何かかしら。

図書館以外の、「博物館」的な部屋は、クラシックな棚も含めて、どうぞどうぞ見てちょうだい、なんだけどね。仏像やら、魚介の標本やら、本やら、雑多な博物学の部屋、というところ。

ここからプラハ城へ回った。後は、あちこちのシナゴーグを見ながら、ホテルへ。

☆聖ミクラーシュ教会でコンサートを聴く(20日)
テレジーンの強制収容所へ行く現地ツアーが、午後3時ごろに解散となったので、後は旧市街地周辺をぶらぶら。ほんとは共産主義博物館とか、市民会館(ミュシャの絵)とか、行きたかったけど、方向を見失ったりしつつ街歩き。

ちょうど7時ごろに旧市街広場に戻ったら、聖ミクラーシュ教会の前でコンサートの案内看板を発見。夜8時からだからちょうどいい! 人形劇を見るか教会コンサートを聞くか、どちらかをしたかったのよね。


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ほぼ毎日のようにコンサートはあるらしいけど、さすが観光地、けっこうぎっしり。約1時間。
終わって外に出たら、広場の反対側、ディーン教会が美しくライトアップされてた。


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☆聖アネシュカ修道院(21日)
ホテルのほど近く。ユダヤ人地区を抜けた辺り。もうプラハを発つ日なので、午前中は近くを散歩したというわけ。
ここは国立美術館中世部門になっていて、数々の絵画や彫刻が展示されていた。木の母子像はちょうど手の先が取れてて、作り方(ジョイント跡)も目に見える。
今回、プラハで他に行った博物館はチェコ音楽博物館で、どちらもとてもマイナースメタナ博物館、ムハ美術館はまたもや見送りであった(国立博物館は改装中)。


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2018.08.28

プラハの思い出1:ヴルタヴァ川

8月18日(土)

成田空港10時40分発、ヘルシンキ乗り継ぎで、プラハ18時45分着(つまり日本だと25時45分)。おつかれさまー。
空港からタクシーに乗ってホテルに着き、ほっと一息ついたら晩ご飯のために外に出た。20時くらいじゃまだまだ明るいよ。

川べりをぶらぶら歩いて、パリ通り&脇道。うーん、これというお店が見つからない。結局、ピルスナー・ウルケルの看板に惹かれて、テラス席に(後でこの店が「地球の歩き方」に載ってるのを発見)。プラハで1杯めのビール。やっぱり安い。
ビールとサラダで軽い夕食を取ったら、さすがに日暮れ。

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ホテルからヴルタヴァ川までは1、2分かな。遊覧船(ディナー付き)の乗り場もある。

8月19日(日)

朝はまた川べりをカレル橋の方に向かって行く。今日は街なかの観光。

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2018.08.27

ホテルのこと

プラハとフランクフルトに各3泊した今回の旅。荷物を持って毎日移動できるなら、鉄道パスもフルに使えるでしょうが、老体には無理な話で、一つところを拠点にそこからあちこちという、いつものパターン。

今回はプラハもフランクフルトも、ともにインターコンチネンタル・ホテル。夫がチェックインの時に名前なんかを書きたくない、という理由で、会員になってるので。

プラハのインターコンチは、ヴルタヴァ川の近くで、窓からは川が見下ろせる絶好のロケーション。それだけでも気分が上がるわー。旧市街地へも歩いて10分くらいかなぁ。その旧市街から伸びる「パリ通り」の突き当たり、という感じ。この通りはブランド通りで、道の両側にエルメスやらなんやらかんやら(笑)集まっている。

いっぽうフランクフルトはマイン川べりなんだけど、今回はガーーン、川じゃなくて街なかを向いてる部屋。なんだよぉ、とちょっとがっかり。

同じホテルチェーンでも、観光地と金融の街の違い、そして移民の多いドイツということで、かなり雰囲気は違ってた。それもまた面白いなぁ、と思いつつ。

どちらも観光地巡りの行き帰りに川べりを歩いたりして、ゆったりのどかな気分になったのでした。

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2018.08.26

ドイツで鉄道旅

8月22日〜24日

今回のドイツの目的地は、ドイツ最古の街トリーア(マルクスの生まれた街でもある)と、カール大帝が気に入っていたというアーヘン。どちらも、フランクフルトからだと鉄道にけっこう乗らなきゃ……なので、今回もジャーマンレールパスのお世話になった。2日間用がないので連続3日間のパスを購入。まあ、いちいちチケットを買う手間が省けるのが第一。それと特急の切符は、買う時期によって値段が違う(直前は高い)とかなんとか、釈然としないことだし(笑)。元は取れてないと思うけど、計算もしていない。

そして旅の強い味方は、DB naviというアプリ。出発地と目的地を入れると、細かい情報を教えてくれる。◯分遅れだから乗り継ぎできない、とか、突然プラットホーム変更!とか。これ、今回どちらも経験したことで、アプリ見てなかったら大変なことになってたと思う。アナウンスなんか当然わかんないもん。

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↑今回のルート

22日(行き・青)フランクフルト→(マンハイム)→ザールブリュッケン→トリーア
(帰り・黄)トリーア→コプレンツ→フランクフルト
23日(赤)フランクフルト→(ケルン・メッセ)→アーヘン。帰りはアーヘン→フランクフルト直通
24日(黒)マインツまで往復。そして最後にフランクフルト中央駅から空港駅まで10分乗車。

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2018.08.21

プラハ!

8月21日(火)

土曜日の朝、成田空港を出発して、ヘルシンキ経由でプラハへ。

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↑カレル橋からプラハ城へ向かう


いわゆるプラハっぽい風景も撮りましたが、昨日、テレジーンの強制収容所に行って、その後、50年前のこの日にプラハの春弾圧が始まったということでヴァーツラフ広場へ。帰ってからまたご報告(予定)。

もう少しプラハにゆっくりしたかったけど、今日は午後早い便でフランクフルトへ。ドイツはまたも列車乗り旅になるかなー。

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2018.08.17

短歌vs.俳句

8月15日(水) 「短歌と俳句の五十番勝負」刊行記念トーク 20:00〜 於・下北沢B&B

出演/穂村弘、堀本裕樹 司会/新潮社・北村

*お二人は、本の帯(とカバーを外した表紙)の忍者姿で登場。手に手裏剣の穂村氏と鎖鎌の堀本氏。最初に撮影タイムがあったけど……。

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夜の8時から、というのが、さすが下北沢と言いますか、都会ですわ。余裕をもって7時25分くらいに到着したら、開場待ちの列ができてたので、そこに並んだ。書店なんだから、本を読みながら待とう、という目論見は早くも外れた。

最終的には、ぎっしり満員の80人ほどのお客さんだったらしい。前の方の席にも座れたけど、遠慮して(笑)、5列目あたりの壁際の席を取った。ここなら、ドリンクのカップや鉛筆なども、ちょっと置いたりできるからね。
アンケートを出して、今日の観客の選ぶ「ベスト対決、ベスト俳句、ベスト短歌を選ぶ、とのことで、せっせと記入。アンケートは開演前と休憩時に集められた。

とっとと出したものだから、話のきっかけのように、私のが読まれちゃって、あらあら。自分のが主流でないことは自覚してるけど、読みスジは外してなかったらしい。

この本は、一つのお題に対しての短歌と俳句、だけではなくて、それにまつわるエッセイが見開きで並べられている。出題者の肩書きや年齢も様々。どんな題を出したのか、というのも面白い。

ちなみに私がベスト対決にしたのは、馬場あき子出題の「ぴょんぴょん」。
………
ぴょんぴょんとサメたちの背を跳んでゆくウサギよ明日の夢をみている
ぴよんぴよんと熊楠跳ねて秋の山
………

鬼などという題が来るのでは、と構えていたら、意表をつく「ぴょんぴょん」だったとのこと。ま、これは、(前回ラカグでのトークの時も)穂村氏が俳句を大絶賛、なのではあるが。堀本さんには、故郷の和歌山を詠んだ句が多い。

ほぼ90分のトークの後、サイン会。こちらにも並んで、サインもらっちゃった。

とにかく二人とも若い人たちに人気があるので、ま、そういう人が多かったです。

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2018.08.14

小劇場の醍醐味

8月3日(金) 「死と乙女」 13:00〜 於・サンモールスタジオ

作/アリエル・ドーフマン 翻訳/芦沢みどり 演出/東憲司 出演/石橋徹郎、朴璐美、山路和弘

暗いトーンのチラシを見た時から、おおっ!と惹かれるものと、同じくらい引いちゃう部分があった。惹かれる第一は、石橋徹郎さん、そしてシューベルト「死と乙女」の旋律という言葉。引いちゃうのは、心理サスペンスらしいこと、「あなた、あの男をレイプして」の文字エトセトラ。

実力派俳優の出演に、小さな劇場ということで、気づいた時にはなんとか追加公演だけは買える状態。やっぱり見に行こう、となった。

サンモールスタジオは2回目(前回は劇団チョコレートケーキを見た)。舞台の正面だけではなくて、下手側に(能舞台の脇正面に当たる感じ)3列、席があって、私はその2列目で見た。椅子に置いてあったチラシ類の中に、この戯曲の作者の本の紹介(購入申込書)も。それが『南に向かい、北を求めて:チリ・クーデタを死にそこなった作家の物語』(岩波書店)だった。

芝居の中では、どこ、とは明示されない軍事政権、そして民主化は、チリのことなんだなと思いつつ見ていた。もともと狭い劇場の小さい舞台だけれど、さらに通路を使ったりするので、ストーリーの緊迫感ともども、息づまる感じ。

かつて学生時代に軍事政権への抵抗運動をしていて捕まり、ひどい拷問を受けた女性。その記憶は今でもひどく彼女を苛んでいる。彼女がかばい通した(仲間の名前を言わなかった)今の夫は、民主化の下、当時の暴虐を明らかにする委員会の要職に就く予定。その出だしから、不穏な物を孕んでいるのだけれど、ある夜、車がパンクして困っていた夫を助けてくれたという医師の出現で、その不穏さは現実の行動に変わる。医師の声は、絶対に忘れられない拷問の実行者のものだったから。

復讐に燃える妻、否定する医師、その間で(立場もあり)困惑混乱する夫。……休憩なしの2時間、これですからね。といっても、ぼんやりしてる暇がないというか、外の暑さを忘れて集中!というところ。3人の俳優も、確かに実力派。がっぷり。

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2018.08.13

お盆なので岡山へ

8月13日(月)

昨日今日、1泊2日で岡山へ。母の新盆だから、さすがにこの時期に

今回は往復、飛行機でした。

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↑ 岡山空港の愛称(だっけ)が、「岡山桃太郎空港」に。これ、一応、公募されたんだけど、「そんなの桃太郎空港になるに決まってるじゃない」と、おそらく9割以上(笑)の岡山県人が思ったのでは。
(ちなみに下の馬は、備前焼の陶板レリーフ)

岡山は今日も35℃超。朝の8時に姉の家を出て、車で実家のお墓へ。
……でも、少し遠回りして、倉敷市真備町を通っていった。あまり報道されていないけど、真備町と接している高梁川沿いのアルミ工場が、浸水のせいで大爆発を起こして、周囲は悲惨な状況。付近の人は避難していてけが人がいなかったのは幸いだったけれど。

そして、テレビで何度も水没した様子が映し出された真備町。道路沿いの生垣の木にも茶色く泥が付いてたり、土壁がすっかり剥がれてたり。というか、それは外から見てるだけで、内部はすっかり片付けてがらんどうだったり。友人の実家も、天井まで浸水して全壊扱いとなり、解体が決まったとのこと。

私の実家は、浸水の不安はないんだけど、土砂崩れは心配な場所。その無人の実家は何ともなくて、お隣は裏山から土砂が流れ込んでしまった(家自体は無事)。夜、「不気味な水の音がするから」と隣人は避難してたんだって。
墓地はそのさらに上の方。
崩れてましたよ。↓


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幸いにも、このお墓は昔ので、私の祖父母、両親、そして先祖のをまとめて、数年前に移転していたので事なきを得たのでした。それにしても、こんなになるなんて、とビックリ。
もう、ここへ来ることもないかも。


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2018.08.11

ナショナル・シアター・ライヴを見る

8月11日(土・祝) 「ハムレット」 12:30〜 於・シネ・リーブル池袋

先月から、シネ・リーブル池袋で、ナショナル・シアター・ライヴの旧作をリバイバル上映している。いろいろ見たいのがあったのに(特に今度、新国立劇場で上演される「誰もいない国」「スカイライト」)、行けなかったのよね。
でもでも、カンバーバッチ主演の「ハムレット」は、やっと見ることができた ありがとう、シネ・リーブル。

本編の前に、カンバーバッチへのインタビューと、彼がロンドンの学校(高校かな)を訪ねて、学生たちの「ハムレット」を見ている映像が! 受け答えの面白さ(真面目なんだけども)と、学生たちの芝居を見るときに本気スイッチが入った感じが興味深かった。

「ハムレット」は、バービカン劇場にて、ということで、おお「NINAGAWA十二夜」も、ここだったのね!

最初のシーンは、ハムレットの部屋(旅行鞄などが積んである)での独白から。そこへ、召使が呼びにきて、扉が開かれると、豪華なシャンデリアの下、横長の大テーブルでパーティ・シーン。新王のスピーチ。そこにつながる階段が下手側に作ってあり、がっちりしたセット。これ、やっぱり実際に見て見たいわね。
登場人物の衣装は現代(ハムレット、Tシャツのみだったり、そこにジャケットだったり)。ホレイショーなんて、チェックシャツにリュック背負って、腕や首に入れ墨があるんですケド。あと、レアティーズほか、普通にアフリカ系の役者、というのも、日本だと考えられないなぁ、と。

「ハムレット」は見る機会も多いけれど、なんだか、感情的な生々しさを感じて、ある意味、新鮮だった。時々、蜷川さんも思い出すこともあったかな。

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2018.08.10

ヒロシマ・ガールズ

8月10日(金) 「その頰、熱線に焼かれ」14:00〜 於・東京芸術劇場シアターウエスト

(On7 リバイバル公演)
作/古川健 演出/日澤雄介 企画・製作/On7. 出演/安藤瞳(智子)、尾身美詞(敏子)、渋谷はるか(弘子)、吉田久美(昭代)、小暮智美(信江)、下地沙知(美代子)、保 亜美(節子)

女優7人のユニットOn7(オンナナ)に劇団チョコレートケーキの古川さんが書き下ろし、同じくチョコレートケーキの日澤さんが演出。3年前(ということは戦後70年の年だわね)に上演されて、今回は「リバイバル公演」と銘打たれている。

お芝居の最初と最後に、いわゆる原爆乙女がアメリカに治療に行く時と帰国した時の挨拶が(尾身美詞さん)。
それ以外の舞台は、1956年、NYのマウント・サイナイ病院(の面会室らしき場所)。浴衣姿の智子の語りから始まるのだけれど、この智子は、簡単な手術のはずが麻酔の失敗?(原因不明)で死んでしまったことがわかる。まさにその直後。ここから智子は折々に現れて、他の人の回想や今の思いにうまくつなげていく。

広島で被爆してひどいケロイドが残った女性たちから、選ばれて25人がアメリカに渡った。ホームステイをし、何度もの手術に耐えてきた。敏子は明日、手術なのだけれど、智子の事故でとても不安になっている。話を聞いて、今はステイ先にいる3人も駆けつけてきた。

それぞれの口から語られるのは、「原爆乙女」と一括りになどできない、それぞれの人生。つらいだけでは勿論なくて、結婚する予定の人もいるし、そうでなくても希望を語る人も。が、今生きていることに罪悪感を持ちもする。
さらに当時でさえ(当時だからこそ今よりももっと)彼女たちが生きにくい「日本」があった。「原爆乙女」なんて呼ばれたくない、いつまでも原爆を背負っていくのか、と。だから、むしろ「ヒロシマ・ガール」と呼ばれたい、と。

アメリカでの手術からも60年以上が過ぎた今、「原爆乙女」という言葉さえ忘れられようとしている。当事者から、いろんな形で受け継いでいく、その一つがこういう舞台なんだと思う。

全12ページのパンフレットには、ここで描かれたモデルのお一人のメッセージや、女優たちとの交流の記録、年表なども載せられている。
公演はプレビューの東京・亀戸から、北海道を経て、ここ東京へ、最後は広島アステールプラザで8月15、16日に上演とのこと。アステールプラザって、平和記念公園のほど近くなんだよね。

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2018.08.09

慌ただしい一日

8月9日(木)

夏休み態勢で、いつもなら仕事!の木曜日がお休み。となると……お芝居のチケット買っちゃうでしょ

先月下旬だったか、ハッと気がついたら、歌舞伎座の2部と演舞場「NARUTO」をダブルブッキングしてたの。というよりも、NARUTOをすっかり忘れて、歌舞伎座→吉祥寺シアターの予定を組んでしまったのでした。まあNARUTOは、ちょっと見てみるか、くらいだったので仕方ない。

歌舞伎座の前に、西麻布の「らくや石田」に立ち寄り。浜町のお店はあるけれども、石田さんの好きな物だけを置いてゆったりできるお店を始めたとのこと。私は若い時の色無地の染め替えの相談に。死蔵しててもねぇ。
ここで、ついついお喋りをしてしまい、六本木駅までゼーゼー言いながら急ぎ足。歌舞伎座の開演に、間に合ってよかったよ。

納涼歌舞伎第2部は、弥次喜多しか頭になかったのでした。ごめんねー。でも賑々しく楽しい弥次喜多の後に(かなりお腹いっぱい)、雨乞其角でのどかに打ち出されるのは良かったよ。

ここから吉祥寺へ。最初はJRで通そうかとも思ってたけど、いやいや、中央線はダイヤ乱れも不安だし、と普通に渋谷から井の頭線で。これが思ったより時間がかかって、吉祥寺シアターに着いた時には6時45分くらい。その前にセブンイレブンで発券もしなきゃだったし、気が焦ってしまった。

本日初日、阿佐ヶ谷スパイダース「MAKOTO」。さすが、長塚圭史・作だけあって、ボンヤリ見ることは許されないタイプのお芝居でした。

随分、感想が滞ってますが……いずれ、なんとかします。

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2018.08.07

今月のあれこれ

8月7日(火)

今日で仕事が一段落。書道も一息で、やれやれーというところ。猛暑も一段落はいいけれど、そしたら台風って、なんなのよ。

ところで、今月の観劇予定は、相変わらず歌舞伎が少なめ。このところ小劇場系を見に行くことが多くて、今月も「死と乙女」(3日に見た。感想を書くにはエネルギーが必要)、「十二夜」(オックスフォード大学演劇協会)、「MAKOTO」(阿佐ヶ谷スパイダース)、「その頰、熱線に焼かれ」(on7)を予定している。
あとは映画か……。ナショナル・シアター・ライヴも含めて、見たいのは色々あるんだけど、これがなかなかねぇ。

他にももちろん気になる舞台はあるけど、お盆帰省とチェコ・ドイツ旅も控えている。今年はプラハに泊まってテレジン強制収容所には行くつもり。あと、ドイツはトリーア(マルクスの生まれた町)とかアーヘンとか「古都」をめざすかな、というところ。ヨーロッパの暑さも落ち着いてるといいなぁ。

まあなんにもせよ、明日から少しゆっくりしたいな。早めの夏休み。

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2018.08.04

寄席のちビール!

8月4日(土) 新宿末廣亭・夜の部(仲入りまで)

開口一番(市若・家ほめ)、市童・転失気、小猫(物まね)、木久蔵・新聞記事、菊太楼・長短、マギー隆司(奇術)、扇辰・悋気の独楽、一九・そば清、二楽(紙切り・竿灯祭り、花火、盆踊り)、玉の輔・?、志ん輔・宮戸川

先日、いつもの友人たちで集まった時に、なんとなく話がまとまって、年長組の3人で末廣亭に行くことに。私は浴衣に博多帯だったけど、後の二人は夏着物。エライ!
新宿伊勢丹で待ち合わせして、末廣亭へ……あんまり久しぶりすぎて、伊勢丹からの道を90度間違えてしまった。すぐに気がついてよかったよ。末廣亭では、昼の部のトリの花緑さんが、入り口の前でお客さんたちと写真におさまってるところ。
浴衣・着物割引2500円也。お釣りの500円を、西日本豪雨の募金箱(スタッフさんが箱を持って立ってた)に。

寄席でなければ聞かないだろう噺家さんを聞いたり、バラエティ豊かな色物さんが楽しい。友人にはみょーーにマギー隆司さんがツボだったみたいで、大笑いしてたよ。

志ん輔さんの宮戸川は、半七とお花がおじさんトコに着いて2階に上がり、おじさんおばさんが下でごちゃごちゃ言ってるところで終わり。仲入り前だからもうちょっとたっぷりかな、と思ってたんだけど。

トリは市馬師匠なんだけども、今回は仲入り前でオシマイ。主目的は「末廣亭にご案内!」だったからね。

で、ここから、近くのBEAMSビルの地下「日光金谷ホテル クラフトグリル」へ。いろんな種類のビール(やワインなどなど)があり、落ち着いた空間。美味しかったよ。

のんびり寄席の楽しさを満喫して、でも次はちゃんとオシマイまで聞くぞ、な私でした。

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2018.08.02

映画とジョージア・ワイン

7月31日(火) 「ゲッベルスと私」 16:00の回 於・岩波ホール

監督/クリスティアン・クレーネスほか オーストリア/2016/113分

7月の終わりに見たのは、ゲッベルスの秘書だったブルンヒルデ・ポムゼルが語る戦争の記憶と、それにまつわる当時の記録映画(プロパガンダを含む)の数々。映画のポスターやチラシに大きく写る彼女の深い無数の皺がとても印象的。ここまでの皺はちょっと見たことなくて、映画の中ではともすると爬虫類めいても見える。
そして、このインタビューを受けた時が103歳というのに、よどみなく記憶を語り、毅然としている。

映画はモノクロ。一つのパートの区切りごとに、ゲッベルス語録がスクリーンに現れ、彼女が語り、記録映画が映される、という感じ。音楽がないから(記録映画も無声だし)とても静か。ゆえに客席の無神経な音もうるさく感じちゃうのよね。

語られることは、ゲッベルスやナチに限ったことではなくて、生い立ちを順を追って、に近いかな。父親や恋人のこと、ユダヤ人の友だちエヴァのこと、ナチス入党の手続きのこと(仕事を得るためにも必要だった、と言ってた)。そして戦争末期の地下室への潜伏(ヒトラーやゲッベルスの子供達まで服毒したことなど。この辺り、別の映画で見てるな、なんて思ってた)。
そして、ソ連兵に捕まって、5年間の収容所暮らし。終戦前後の記録映画では、路上の死体を回収したり、ゴミのように埋めていく場面などなども。そういえばロビーに「衝撃的な場面があります。ご注意ください」といった注意書きがあったっけ。

ナチス全盛の当時の空気の中で、反対などできるものか、とキッパリと語る。また、それらを経てきた今、「この世に神はいない、悪魔はいる。この世に正義などない」と言うのである。

ところで今月、チェコ(とドイツ)に行く予定。チェコではテレジン収容所を訪ねることにしている。

映画を観終わってもまだ6時。すずらん通りの「ろしあ亭」で、ロシアビールとジョージア・ワイン。そしてピロシキ、ボルシチなどで早い夕食にしたのでした。
(映画の予告編で、ジョージア映画「祈り」三部作を見たからなぁ。ちなみに、ろしあ亭には「ゲッベルスと私」のポスターが貼ってあった。)


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2018.08.01

8月スタート:白金台から乃木坂へ

8月1日(水)

友人と待ち合わせて……最初は目黒区美術館(フィンランドの陶芸)からスタート!と言ってたんだけど、暑さを危惧してそれはパス。ランチに庭園美術館向かいのジョコンドを予定していたのもあって、まずは庭園美術館で「ブラジル先住民の椅子」を見た。

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大きさも大小様々な椅子たちが、ゆったり配されていて楽しい。鳥のクチバシや、猿の尻尾など特徴的な形や、模様、使ってる木の素材感の違いなど、とても面白い。森の動物が多いけど、エイとかカメなんかも。
本館の1階と2階は、それぞれ朝香宮邸の部屋に合わせてレイアウト、新館では広い空間に大小のクッションが置かれて、そこに座って椅子を見ると、ちょうど動物が目の高さに来るようになってるんですって。
外の暑さを忘れてゆっくり見てた。そしてお庭の緑も目で楽しむ(入り口から建物までの間にピンクのユリが咲いてた)。ま、流石に庭の散歩はしてません。

トラットリアなんとかかんとかジョコンドは、別の友人の紹介。確かにパスタランチ(5種類くらいから選べる、パン、サラダ、飲み物つき)1000円はコスパがよろしいようで、満席の賑わい。

ここから乃木坂駅へ出て、次の目的地は「Books and Modern」。小さな本のセレクトショップといったところかな。私は初めてだったけど、なかなか居心地のいい場所でした。ここで「とっておきのフィンランド」発刊記念の展示が。
(なので本来、目黒区美術館からここへ、フィンランドつながりで企画していた。目黒はまた後日。)

なんだかんだお喋りしつつ、好きなものを見て、食べて、さて暑い夏を乗り切るぞ!な一日でした。


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