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2018.11.22

シェイクスピア狂言

11月21日(水) 「万作を観る会」14:00〜 於・国立能楽堂

小舞「名取川」飯田豪
小舞「景清 後」岡聡史
狂言「昆布売」裕基(昆布売)、太一郎(大名)
…………休憩…………
新作狂言「法螺侍」(シェイクスピア「ウィンザーの陽気な女房たち」より)
万作(洞田助右衛門)、萬斎(太郎冠者)、深田博治(次郎冠者)、石田幸雄(お松)、高野和憲(お竹)

今回はなんといっても「法螺侍」。見たことはある、と思ってたのに、始まってからも全然思い出さないって、どういうこと? 助右衛門の「くっさめ!」で見た見たとは思ったけど……。
帰宅してからこのブログ内を探したら、2009年、東京芸術劇場での公演でした(SAP主催の万作十八選)。そんなトコで見たのかねぇ……未だに思い出せない。

パンフによると、初演は1991年。劇場用に作られた作品で、海外公演やホールなどで公演され、能舞台では初めてなんですと。へぇえ。

休憩が終わって席に戻って舞台の方を見たら、あらら、鏡板の松をすっぽり隠すように屏風(6曲2双)が置かれてて、撮影タイムになってるではないの。今さら、また席を立つわけにもいかず(ちょうど真ん中へんの席で、しかも全然足を引いてくれない人が2人も)、何なに?と眺めるのみ。もうちょっと屏風の絵を見てみたかったけどね。

さて。万作さん・助右衛門が橋掛りをやってくる。あれ?足元、大丈夫かな、と思ったら、酩酊状態の太っちょ助右衛門(=フォルスタッフ)なのでありました。酒好き女好きでお金はないが、いばりんぼの愛すべきキャラクター。そう、狂言にはもってこいだわね。

その助右衛門が、太郎冠者・次郎冠者、付け文をした2人の人妻にとっちめられることになるんだけど、シェイクスピアらしい言葉遊びもふんだんで、そこに狂言の所作があわさって、とても楽しい。

パンフには謡の詞章が載っているけど、面白かったよー。
“えいやらさらとこ、えいやらさー。きれいは、きたない。白いは、黒い。……”
“この世は、すべて狂言ぢや。ひとは、いづれもどうけぢやぞ。どうどう、けろけろ、どうぢやいな。……”

「法螺侍」の前に若手の小舞と狂言。飯田さん、岡さんの小舞は初めて見る、と思う。そして、特に国立能楽堂で裕基くんを見ると、ほんと小さい時の小舞を思い出しちゃってねー。

そうそう、「法螺侍」、9年前と全く同じ配役でした。そしてその時も月崎・焼兵衛さん、プロンプと書き残してた。万作の会では、ものすごく珍しいんだもの。
なかなか感想を書けないことも多いんだけど、こういう記憶のためにも、日付演目だけでも書いておきたいなぁと改めて思ったのでした。

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コメント

きびだんごさま

昨日はありがとうございました。
私はこんなふうに感想をかけないので、とってもありがたい(笑)。
そうそう、月崎さんのプロンプと万作さんの橋掛りでの足取りが気になったのを思い出しました。

今回は楽しい演目でとっても気持ちよく帰ることができてHappyでした。
いつも思うんだけど、きびだんごさまはちゃんとパンフを読んで(読み込んで)らっしゃるのね。こないだのござるも今回の万作を観る会も、私はもらったきり~。いかんぞ、いかんぞ。

来月の狂言座は棒縛り(それも大蔵流)があるのでとっても楽しみぃ♬のからつぎでした。

投稿: からつぎ | 2018.11.22 19:44

からつぎさま

こちらこそ、どうもありがとうございました。おかげで資料展示室も見られたし

記憶力減退と戦う昨今ですので、なんとか記録しておきたい、という思いを強くしています。でも、けっこう書けてないのよー。
月崎さんはともかく()、万作さん、心配させないで、でしたよね。でも、本舞台でのあの動きは、若々しすぎる!

私は一乃会にやっぱり行こうと思ってます。狂言が素襖落なので、歌舞伎の記憶も新しい……かと。

投稿: きびだんご | 2018.11.23 01:18

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