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2018.11.10

お江戸じゃなくて、まずは京都の顔見世へ

11月6日(火) 「吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎」夜の部 16:30〜 於・京都南座

「寿曽我対面」仁左衛門(工藤)、孝太郎(十郎)、愛之助(五郎)、吉弥(大磯の虎)、壱太郎(化粧坂少将)、秀太郎(舞鶴)ほか
口上(下手から:仁左衛門、染五郎、幸四郎、白鸚、藤十郎)
「勧進帳」幸四郎(弁慶)、染五郎(義経)、白鸚(富樫)、友右衛門・高麗蔵・宗之助・錦吾(四天王)ほか
「雁のたより」鴈治郎(五郎七)、幸四郎(若旦那金之助)、壱太郎(司)、亀鶴(前野左司馬)、市蔵(高木治部太夫)、秀太郎(お玉)ほか

しばらく改修のため休んでいた京都南座の新開場&高麗屋三代襲名披露とおめでたい今月(と来月)、私もこれは行かねば、という気になっちゃった。頑張れば昼夜、見られたかも、だけど(せっかく行くのだからね)、早起きとか疲れることはしたくないので潔く夜の部だけに。

新開場といっても建て替えたわけではないので、売店スペースなどは以前と一緒(だよね、多分)。なかなか混雑しておりましたよ(各役者さんの受付は広いのに)。一応、3階まで上がってみた。

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お天気は良かったけど、私の周りは思ったほどお着物の人は多くなかった。でもシックはんなり系(疋田とか)のおばさまが何人かいらして、さすがー、という感じ。どうせ着物で行くことはないけど、ちょっと敷居が高く感じちゃう。

さて「対面」。これねー、見る方もものすごく力が入っちゃった。花横だったせいもあるのかな。初めから終わりまで、なんか緊張感ただよう。五郎と十郎が、とても良かったんだ。バランスもいいのかしらん。とにかく孝太郎を見直した感(ナニサマ?)。仁左衛門、秀太郎もたっぷり味わって、松嶋屋勢揃いが、またとても嬉しい(進之介は鬼王新左衛門)。こういうお決まりの演目を見る楽しさってあるわね、と今更ながら。

口上はシンプルに5人で。これもまた良し。仁左さまが新・幸四郎の奈落転落事故に触れられたので、あのゾゾゾという記憶がよみがえったわー。復帰いらい、さらに歌舞伎の新局面を開いてらっしゃる。

「勧進帳」これが見たいがためにやって来た、と言っても過言ではない。初役の弁慶から、襲名披露の歌舞伎座、そして……松竹座でまた進化したとのことだったので。ほんとにねー、つっころばしも似合う優男な方なのに、弁慶の力強さ大きさに圧倒された。染五郎・義経もずいぶん成長したのではないかしら。親子三代での舞台が見られて感慨深い。

最後は鴈治郎はん(ナリコマヤじゃなくて「がんじろはん」という声がかかってた)。口上で見た父親とそっくりと、まず笑っちゃった。気楽な笑いにハッピーエンドで、いい感じに打ち出される。こういうのも大事だよね。びっくりしたのは、さっきまで弁慶だった幸四郎が、髪結いの客として登場したこと。単純にすごい!としか言えないわ。
亀鶴のユーモラスなバカ殿とか、市蔵の筋を通す家老とか適役だし、竹三郎の子守も。そして秀太郎たっぷり!のあたり、南座を満喫できる一幕だった。

荷物は祇園四条駅のコインロッカーに預けてたから、終演後そそくさと駅に。11月からコインロッカー代金400円に値上がりしてたよぉ。

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