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2019.02.06

辰之助追善、昼の部

2月5日(火) 「二月大歌舞伎」昼の部 11:00〜 於・歌舞伎座

「義経千本桜 すし屋」松緑(いがみの権太)、菊之助(弥助、実ハ維盛)、梅枝(お里)、橘太郎(おくら)、團蔵(鮓屋弥左衛門)、芝翫(梶原景時)ほか
「暗闇の丑松」菊五郎(丑松)、時蔵(お米)、松也(料理人祐次)、橘太郎(湯屋番頭甚太郎)、東蔵)四郎兵衛女房お今)、左團次(四郎兵衛)ほか
「団子売」芝翫、孝太郎
(3階8列17)

今月は辰之助三十三回忌追善で、昼の部は「すし屋」「暗闇の丑松」が、その追善狂言。

演目を見たときに「暗闇の丑松かぁ」と思ったけど、菊五郎、時蔵で、とても見応えがあった。というか、3階席だし、暗いしで、ビジュアルよりも台詞を充分味わったからこそ、だと思う。やっぱり、長年培ってきたものの力、と思うと、今更ながら、この年代になった辰之助も見てみたかったな。
松緑、菊之助らは「すし屋」に出てるから丑松には出ないけど、他はほんとに菊五郎劇団勢揃い、という感じで、その点でも追善の気分が上がる。
板橋の杉屋での喧嘩さわぎや、四郎兵衛方にいる料理人たちの若手ズラリも頼もしい。

頼もしいといえば、橘太郎さんが、「すし屋」では母親! 丑松では湯屋番頭と、180度違う役をやっててびっくり。特に湯屋番頭の軽やかさ、風情……いいわねぇ。

「すし屋」の弥助/維盛を菊之助が演じて、ソツなくよかった(笑)。でも、真面目に見てたものだから、幕切れあたりの維盛って、「上つ方はしょうがないなぁ」な物言いだな、と今更ながら思っちゃったわよ。
いがみの権太は、松緑によく合ってると思う。屈折してるしさー。おっと失礼。父親は40で亡くなったんだよね。私も平均年齢からいけば、あと20年くらいは彼を見られるかな。

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