« 2019年2月 | トップページ | 2019年4月 »

2019年3月

2019.03.31

フルトヴェングラーの話

3月30日(土)  「Das   Orchester」14:00〜      於・シアター風姿花伝

(パラドックス定数  第45項)

作・演出/野木萌葱    出演/西原誠吾(指揮者)、松本寛子(秘書官)、小野ゆたか(事務局長)、皆上匠(ヴァイオリン奏者)、生津徹(チェロ奏者)、浅倉洋介(新聞記者)、植村宏司(宣伝相)、井内勇希(将校)

 

B5fabba737194c22b3dfadbaf223e143

 公演が始まってから劇団のサイトで予約=当日精算。上の画像の名刺サイズのチケットを受け取った。全席自由だけど、まあ小さいハコだからどこでもOK。後方の下手側の端から。

パラドックス定数は見たことなくて(でもちょくちょく評判は目にしてた)、今回はヒトラーの時代のオーケストラの話ということで興味津々。配役表などの載った資料にフルトヴェングラー関係の本がいくつか。そういえば以前、平幹二朗がフルトヴェングラーを演じた芝居を見たっけ(戦前の行動についての、戦後の話)。

キャストでもわかるように、固有名詞は一切ない。が、明らかにフルトヴェングラーとベルリンフィル、ゲッベルスたち、なのである。後で調べたら、1933年から34年の出来事。この時期に、ナチスの勢力はどんどん拡大していて、野党支持者であるベルリンの市長は解任、オケは国営となる、それしか道はないと、宣伝相に恫喝される(その際にはユダヤ人のオーケストラメンバーは全てクビにする)。それらの要求にどのように対峙するのか。

気弱で優柔不断に思える事務局長のふんばりや、頭の切れる秘書官(ユダヤ人)の存在、ユダヤ人演奏家の苦悩、何よりも全ては「素晴らしい音楽のために」という姿勢がブレない指揮者……。しかし、巧妙に狡猾にオーケストラの「自由」は奪われていく。舞台に鉤十字の旗を掲げることで、また首相(総統)と指揮者が握手している写真が出回ることで。

 人物像がそれぞれに単純じゃないところが、とても良かった。単純なのは宣伝相くらいか(それは当然なんだけど)。いろんな方面から、大きな力に流されていくことの怖さ(最終的に抵抗した記者はたぶん命を落としてる)を、改めて感じてしまう。指揮者のカリスマ性、秘書の聡明さなどなど、役者も皆よかった。

 

帰宅してから、Blu-rayレコーダーに残ってるヒトラーもの(NHKスペシャルなど)から、「独裁者ヒトラー   演説の魔力」を見た。そして平幹二朗がやった「テイキングサイド」は5月に加藤健一事務所で上演するとのことで、ちょうど案内が来た。筧利夫が演じた役が今井朋彦かな、などと、これは絶対に見る、という勢い。

| | コメント (0)

2019.03.30

へそまがり!日本美術

3月29日(金)  「へそまがり日本美術ー禅画からヘタウマまで」於・府中市美術館

 4bc9fed403c2439fad555d3a616c7394

毎年春には、府中市美術館がなかなか楽しいコンセプトの展覧会を開いてる。ちょうど公園の中を抜けていくので、花見も兼ねていい感じ。あいにく少し肌寒かったけど、出来るだけ人出が少ない時に(行けるものなら)行きたいので。

府中ではあるけれど、わりと注目度は高いようで、メイン・ビジュアルの徳川家光が描いた変なウサギの絵(下の画像・右)のポスターなどはよく見かける。禅画とか大名の絵とか、日本美術なんだしねぇ……くらいの感じで見に行った。そうしたらば、アンリ・ルソーがあったりするので驚く。そうか、ヘタウマ範疇?とかね。

 

1986fca12c0147c4877d2e346850854f

↑出会い頭的にびっくりしたのは、左の絵(これは絵葉書)。スナフキン⁉︎と思って近寄れば、村山槐多の作ですと。18歳の時のもので、府中市美術館蔵。おかげでこの美術展グッズの絵葉書じゃなくて70円で買えましたですよ。これも含めて迫力を感じたのは萬鉄五郎とか小出楢重など、近代の作家のかなぁ。もちろんそれぞれに、綺麗とか楽しいとか、なにこれ?とか、興味は尽きないんだけどもね。

4月14日までが前期で、その後、入れ替えが結構あって5月12日まで。前期の半券を持っていくと、入場料(700円)が半額になるサービス付き。公園の新緑にも惹かれるし、後半も行きたいなぁ。

| | コメント (2)

さくら日和

3月28日(木)

恒例木曜ランチは、四ツ谷アトレのポールにて(写真なし)。先週、九段に行ってフライングだったので(ちょうど開花の日ではあった)、昼のお花見がてら。ポールではサラダランチを。チキンやサーモン&エビなど、何種類かあった。酸っぱめドレッシングがとても爽やかで美味しかった。パンがドーンと出されるんだけど、半分も食べられないよ。

お花見は四ツ谷の土手を上智に沿って紀尾井ホールの所まで、のんびりと。老木が多いのか、少し勢いがない木が気になった。

そして夜は時々行ってる飯田橋・茜夜へ。最近は17時30分開店のことが多くて(定時は19時オープン)、仕事が早めに終わった時など有難い。「二十四節気の中華小粥」は今「桜とラディッシュの小粥」。右のようにトッピング色々で、順番に楽しめる。飲み物は寒いからホットワインを頂きました!

 

Dfe0d4c92f4d42069e1903e671e7685359e19f59902c46bf860917528d8cfc23

 

 

 

| | コメント (0)

2019.03.28

映画:ダニエルとダミエル

3月25日(月)

♥BSプレミアムにて、映画「小さな恋のメロディ」(1971・英)

♥早稲田松竹にて、映画「ベルリン 天使の詩」(1987・仏/西独)15:25〜

 ぽっかりあいた一日。午後から映画を見ることにして、朝はいつものようにのんびりしてたんだけど、BSプレミアムで「小さな恋のメロディ」が始まってあらあら。見始めたら面白いというか懐かしいというか、昔がよみがえってくる感覚。キューン。私が中学生くらい頃の思い出の映画って、ロミオとジュリエット、ある愛の詩、そして小さな恋のメロディ。そんなお年頃、なのよねぇ(遠い目、遠すぎる目)。

たぶん40代の頃だったら見る気にならなかったか、途中でやめるかしてたんじゃないかな。それが、けっこう楽しく見られる「ようになった」ことに我ながら驚くよ。それにしても、マーク・レスターくん、可愛いわねぇ。決して大人になって欲しくないタイプの可愛さ。

 このマーク・レスターのダニエル君を愛でて、映画館に行ったら、こちらの主人公はダミエルだった❗  少し前に亡くなったブルーノ・ガンツの代表作ということで、ベルリンの戦勝記念塔の上にいる天使の写真などを目にすることがあって、見たかったのよ。早稲田松竹に行くのも初めてでした。コロンボのピーター・フォークが本人役で出てるなんて知らなかったなー。最初のうち、普通には見えない存在の人たち(天使たち)がそこにいることに慣れないというか、ン?なこともあったんだけど、詩的で静かで……。彼が人間世界の人となって、サーカスの女性と語らう時の会話がいちいちよかったんだなー。当然、ベルリンの壁が存在してました。そんな時代。

 

 

 

| | コメント (0)

2019.03.27

いらいら、ココログ

3月27日(水)


ココログのメンテナンスは終わったらしいけど、投稿画面がガラッと変わり、それに対応できない私。前エントリーにも画像載せるはずでアップロードもしてるのに、反映されないし(今までとは見た目も違うでしょ)。その後、実は書きかけてたのに下書き保存できずに消えちゃったのがある。


いらいらしてるより、ほかのブログに乗り換えた方がいいのかしらん。


(PCからなら上手くいくかも、だけど、もはや全然使ってなくて、たまに家族のを借りるくらいだからなー)

| | コメント (2)

2019.03.26

今年も、お米とお豆腐

3月23日(土)   「お米とお豆腐」14:00〜      於・セルリアンタワー能楽堂


トーク(全員)、桂文之助・船弁慶、狂言「金藤左衛門」茂山七五三(金藤左衛門)、茂山あきら(女)


……………休憩…………


新作落言「主婦の友」(作/小佐田定雄)茂山七五三(タロー)、茂山あきら(テツロー)/桂文之助


 年に一度のお楽しみ。落語と狂言の会「お米とお豆腐」は、今年もセルリアンタワー能楽堂にて。それまでの江東く文化センターよりもキャパ的にぎゅっと締まった感じで、落ち着くし、とてもいい感じ。まあ、能楽堂だから、落語の高座は中正面の柱に正対する角度に作ってあるけども。


この会以外では、はセルリアンタワーに来ることもないんだよね。で、渋谷駅周辺の大大工事の影響で、246をまたぐ歩道橋付近も随分変わってて、歩きにくかった。……でも、中に入っちゃえば別世界なの。


 開演前のトーク(小佐田さんの進行で演者紹介がてら)がいつも楽しい。ゆるーく、ぐだぐだと。そして去年と同じく舞台上でのあきらさんの公開着付け。着てらした浴衣を脱いで肌着上下からスタート。胴着みたいなの(夏でもこれ着るのね)、襟かけて、着物、帯、そして女の役なので「美男」という鉢巻の長ーーい風なのまで。2人の方がテキパキと着せていく。


 この着物の生地(西:綸子、東:繻子が多い)や、着付け法にも東西で違いがあるそうで、関西の柔らかさは言葉や雰囲気だけによるのではないのね、と改めて実感した。


 落語の「船弁慶」は一度くらい聞いたことがあると思うんだけど、自分の記録はないのよね。でも、どこが「船弁慶」??と思いながら聞いてたおぼろな記憶はある……。この日は暖かかった前日とは打って変わって寒かったけど、噺の中では暑い夏まっさかりで、全然違和感がなかった。


 文之助さんの、立て板に水、パーパーお喋り(それって要するに噺のお松さんのキャラ)が、持ち前の軽さ明るさで、心地いい。


そういえば、文之助さんの前名「雀松」は、この噺の「雀のお松」「雷のお松」という二つ名から、米朝師匠が(孫弟子に)付けたんだって!


狂言「金藤左衛門」は、初めて見た。野村さんチではやらない曲なのかな(全く違うけど、「見物左衛門」ってのがあって、○○左衛門という曲名はなんか不思議)。山賊が、ちょうどやって来た女の荷物を奪うんだけど(袋の中に色々入ってる)、油断して長刀を取られちゃってねー。ホワホワと楽しかった。


 そしてお楽しみの落言は、今年もやっぱり人間じゃないお二人。まず登場の七五三さんは頭に白い箱型の物を載せてて、それには「うずしお」と書いてある。……って洗濯機なの!   うずしおタローと名乗る。


(この時は全く気がつかなかったけど、お相撲の朝潮太郎のもじりなのよね、きっと。なまじ「うず潮」という名の洗濯機があったなぁと思ったばかりに、こちらには思い至らず)


 その後、出てきたあきらさんは黒っぽい丸いのを載っけてて、るんばテツロー!  あははは。


そう、二人は家電の役で、この家の主婦にこき使われてブツブツ。そして、洗濯機は古くなったからと買い替えの危機!  洗濯機やルンバの動きがまた楽しいのよね。てなわけで、状況説明役?の文之助さんのことは、もはや全く頭にありませんです。


狂言はどうしても和泉流の、万作家のものを見る機会が多いんだけど、こちらの柔らかさもほんと楽しいわね。


 


 

| | コメント (0)

2019.03.21

久々の靭猿

3月20日(水)   「狂言ござる乃座  59th」19:00〜    於・国立能楽堂
「鏡男」石田幸雄(夫)、内藤連(鏡売り)、高野和憲(妻)
「文荷」萬斎(太郎冠者)、太一郎(主)、深田博治(次郎冠者)
………休憩……
「靱猿」萬斎(大名)、裕基(太郎冠者)、万作(猿曳)、三藤なつ葉(子猿)、石田淡朗・中村修一・飯田豪(地謡)
(中正面5列7番)

 

97d0c12e2d8a47719a62f04f442457be

↑パンフレットより(デザイン:野村葉子)

 

 いやー、「靱猿」といえば、裕基くんの初舞台(国立能楽堂公演は見ることができなかったから、大阪で見た)と、その日々を追ったDVD「小さな狂言師誕生」の記憶が強すぎて、それを15年、引きずってたのか、と思う夜だった。裕基くんはよく真っ直ぐに狂言師の道を進んだわね、と思っちゃう。
 ……というくらい、今日はなんだか和やかというか、見所もふんわりというか(いや、ふわふわかも)。
裕基くんが太郎冠者!で、万作さんが猿曳というのも、和やかさのモトにあったのかな。やっぱり、萬斎さんが猿曳で後ろから子猿の裕基くんを見てる、というのは、ピリピリするのよ。
そして、なつ葉ちゃん(4歳らしい)も、子どもらしくフリーダム(てのは語弊があるか。すべてちゃんとやってたけど雰囲気として。見るこちらの問題かな)。
 記憶にある靱猿とは、だいぶ違う演出だったと思う。後見が2人ついて、わりとその出番があったし、地謡もつくし。
 こういう柔らかい雰囲気のせいか、それとも15年ほどの時の経過のせいか、見所も私が初めて経験するどよめきや拍手(子猿のでんぐり返りの時など)があって、ちょっとびっくり。まあね、かしこまってハラハラドキドキしながら見るのは違うか……。
他の演目は、わりと軽く笑えるもの。後の靱猿に向けて、いい感じになってったのかも。やっぱり高野さんが「わわしい女」だなぁとか楽しかったなぁぁ。
*いつも楽しみなパンフレットの巻頭言「萬斎でござる」。そこに「子猿にばかり気をとられず作品のドラマをお楽しみ頂けるよう、大人も精一杯勤めさせていただく所存です」とあったよ。

 

 

 

| | コメント (0)

2019.03.19

ココログが不調です

本日、システムメンテナンス。終了予定時刻を過ぎてもログインできず。
今トライしたら、なんとかなってるんだけど、だいじょうぶかなぁ。
というのも、前エントリーへのコメント、iPadからは書き込めなかったから、スマホでやってみたんだけど(その時点では書き込めた)、今はアクセスできない。メンテナンスの対象が移ったのかしらん。
そして、投稿画面がガラッと変わってるし、しばらく戸惑いそうだなぁ……。

| | コメント (0)

2019.03.17

それぞれの春!私は変わらず。

耳タコの感がある「平成最後の○○」というフレーズ、うんざりと言いつつ、そういえば我が家でも、平成最後の3月は変化の時、なのでした。


Bc64d8ec0d164ef690e2162cb33fd5dc


時々、家族で行く仙川の小さな和食店。デザートのプレートにメッセージを入れてくれるというので、サプライズ企画をば。何も言わなくても息子の前に置かれたけど、これほんとは2人分、必要だったのよね。

長年、同居していた息子がやっと独立の運びとなりました。彼が生まれた時は公団住宅(当時は住宅・都市整備公団。今はUR?)に住んでて、そのあと東京都の住宅供給公社(今はJKK?)という住まい遍歴のゆえか、やはり民間じゃなくそういうのを探したらしい。新宿区民となりました。
といっても引越し繁忙期でもあり、自力で荷物を運ぶのと新居付近で買うのでおしまい。そういえばまだ新住所、聞いてないな。荷物運びでチョコチョコ帰ってきてる。

そして。


Bc4873a277024ed7815a6059b56a5d9f

夫の方は、ついに第二の職場も定年退職(定年ったって70だから充分すぎるよね)。上の画像は、昨日のゼミ関連の送別会で貰ってきた目録。あと、これとは別にビールが送られてきたりライターもらったり、どんだけ酒・煙草と思われてるんだ。
しかもこの目録の左ページは、下さった方々のお名前が入ってるんだけど、それが一揆の連判状みたいに円形になってるのよ。笑っちゃった。

こちらは研究室の明け渡しに引越屋さんを頼んで大金を払ったらしい。3日間かけてたよ。私はノータッチ。しかも、大量の本を家には引き取れないから、前から借りてる(前の職場を移る時から)部屋に仮置き。これが頭痛の種なので、早く処分してほしいんだけどなー。

というわけで、今はまだドタバタの我が家。4月からどんなことになるのでしょう。私はまるで変わらず、のはず。家事をしなくても良くなればうれしいぞ。


| | コメント (2)

2019.03.16

昼の部は珍しい演目を見た

3月15日(金) 「三月大歌舞伎 昼の部」11:00〜 於・歌舞伎座

「女鳴神」孝太郎(鳴神尼)、鴈治郎(雲野絶間之助/佐久間玄蕃盛政)ほか 「傀儡師」幸四郎
「傾城反魂香」近江国高嶋館の場、館外竹藪の場/土佐将監閑居の場
幸四郎(狩野元信)、猿弥(不破入道道犬)、米吉(銀杏の前)、鴈治郎(狩野修理之助)/白鸚(浮世又平)、猿之助(女房おとく)、門之助(将監北の方)、彌十郎(土佐将監光信)ほか
(3階7列24)

夜の部の 8日、13日に続いて、今日は昼の部。さすがにちょっと疲れてきてた……。でも、最近はギリギリ着というのは少なくなってて、昼の部でも銀河プラザでお弁当を買う余裕があった(とりめし弁当、美味しかった)。3階なのにオペラグラスを忘れちゃったよ。

「女鳴神」は、全く初めて見た。でもねえ、鳴神尼を籠絡するのにお酒って、21世紀の現在、あまり感じよくないじゃない? なんて、モゴモゴ。閉じ込められてた龍神が、4匹だったかな(あれ? 匹は変かな)。
解説をよく読んでなくて、押し戻しがつくのかー、でした。がんじろはんは、騙す方じゃなくてどっちかというと騙される方が好きだな(言いたい放題)。
*いまチラシの解説を読んでたら、「鳴神尼が色香に惑っている隙に行法を破ろうとする絶間之助」とある。色香って男にも使うの?

「傀儡師」も初めての気がする。……ぼんやり見ちゃいました。

そして、いつもは土佐将監閑居の場しか見ない「傾城反魂香」だけど、その前段から。虎が描かれる場面があって、これがあのお百姓さんたちが追ってた虎か、へぇぇぇ。修理之助も登場するし、繋がりがわかるわね。他には、積極的なお姫様の米吉くんも、可愛かった。

白鸚の又兵衛と、猿之助おとくは、とてもいいコンビネーションに思えた。この二人は、私はどっちかというと苦手な方なんだけど、最近、そうでもないな。猿之助の鼓も安心してられるし。

というわけで、昼の部は私にとっては珍しい演目ばかりで、将監閑居の場に到達した時は結構ヘロヘロになってたよ。ふー。

| | コメント (0)

2019.03.15

歌舞伎座・夜の部、再見

3月13日(水)

8日に見た夜の部を再見。と言っても、今回は奇数日なので、「雷船頭」が猿之助と弘太郎、弁天小僧・幸四郎に南郷・猿弥という配役。

「盛綱陣屋」に眞秀くんが出るからチケットは音羽会に頼めた。で、届いたのが1階9列22。いわゆる「とちりセンター」ですね。さすがに見やすかったけど、やはり出入りはしづらい……。
でも、あれもこれも、たっぷりと見ましたわよ

「盛綱陣屋」では、近くからだと尚更、勘太郎・小四郎に泣かされるわー。それと今回、気がついたのは、母・篝火を演じる雀右衛門の、台詞がなくてそこにいる時の丁寧な芝居、というか目、ですね。それを含めてチームワーク、みたいな(小四郎にとっては、母、祖母、伯母が揃ってる)。
四天王の米吉くんは、そうと知ってて近くから見ても、別の人みたい……。
とにかく、最後までいい意味で緊張感が持続して見応えがあった。

「雷船頭」は猿之助が女形で演じるから、幸四郎の時と全く違う趣き。弘太郎も洒脱。こうなると、もう一回、幸四郎・鷹之資で見たくなるから不思議よね。

「弁天小僧」は、私には今日の方がしっくり来た。これって、むしろ猿之助がいろいろ変わったこと(台詞回しとか)やってた、ということかなぁ。
亀鶴がとても立派だと思うんで、もっと出てほしいなぁ。

| | コメント (0)

2019.03.13

しまった、岩松了の作・演出だった

3月11日(月) 「空ばかり見ていた」18:30〜 於・シアターコクーン

作・演出/岩松了 出演/森田剛、勝地涼、平岩紙、筒井真理子、豊原功補、村上淳ほか
(1階T列24)

ジャニーズの人たちの中では、森田剛くんが好きなんだよね。つい見たくなっちゃう……だからといって、どうして私はS席を取ったのか、謎だ。しかも文化村の先行で得た席は1階(実は中2階)最後列の右端。うむむ。まあ気楽に見たんだけどね。

そして、岩松了作品って、わりと避けてたのになぁ。案の定、ハテナが飛び交う舞台でした。同じわからないのでも、「唐版 風の又三郎」の楽しさがなくて……。

これ新作だったんだ、というのがまた驚きだよ。森田剛たちは内戦の革命軍の兵士で、廃校になった小学校をアジトにしている。なんか、いま上演する意味を考えちゃうじゃない?でも、肩透かしをくうみたいな。これって作者との相性でしょうか。

舞台で初めて見た豊原功補と、勝地涼がとても良かったのは救い、かな。

帰ろうとしたら、カーテンコール、2回目があるのか!で、皆さん立ち上がってたよ。一応、終わるまで付き合って、大変出やすい席なのでそそくさと帰りましたです。

16116b40661f494d9951309e3f473fc5


| | コメント (0)

2019.03.10

歌舞伎座は夜の部から

3月8日(金) 「三月大歌舞伎 夜の部 」16:30〜 於・歌舞伎座

「盛綱陣屋」仁左衛門(佐々木盛綱)、雀右衛門(篝火)、勘太郎(小四郎)、寺嶋眞秀(小三郎)、歌六(北條時政)、秀太郎(微妙)、左團次)ほか
「雷船頭)幸四郎、鷹之資
「弁天娘女男白浪」猿之助(弁天小僧菊之助)、幸四郎(南郷力丸)、猿弥(鳶頭)、亀鶴(忠信利平)、笑也(赤星十三郎)、白鸚(日本駄右衛門)ほか
(3階7列21)

今月の歌舞伎座・夜の部は、偶数日、奇数日で、弁天小僧と雷船頭の配役が変わる。2回見ろってことなのね、と、まんまと松竹の戦略に嵌る私である。いや、最初はそんなつもりなかったのに、勘太郎、眞秀くん出演だもん。しかも勢いで、幸四郎・弁天の日は、1階をフンパツしちゃったわー(音羽会に頼んだ)。

盛綱陣屋、小四郎ってこんなに台詞があったのか。勘太郎くんすごいなぁぁ。この盛綱、勘三郎の襲名で見たのはよく覚えている。この時は、児太郎だったんだ(小三郎は宗生)。つい勘三郎のことに意識がいっちゃったりして、なんだか切なくなる。
(ちなみにこの襲名時、私は初日に行ってて、竹下孫八が登場したはいいが台詞が全く出てこず、というのに遭遇。ええ、たまに出演する松嶋屋の彼だけど、今回は出演せず、ですね。こういうアクシデント?はしつこく覚えてるんだよねぇ)

カッコいい仁左さまに、チビッコふたり、凛々しい四天王と、いろいろと目で追うのが忙しかったわー。次はもっとちゃんと見る

雷船頭、ひたすら楽しかった。鷹之資くんもあっという間に大きくなって……。キビキビ、ユーモラスに。幸四郎さんも、粋な江戸の船頭が素敵。

弁天小僧は、まあ音羽屋のが頭に染みついてて、素直に見るのを邪魔しちゃうんだなー。それはそれ、なのにね。猿之助弁天はそんなに好きじゃなくて、でも理由が自分でわかんない。南郷との「役」としてのコンビネーションの問題?
初日に、鳶頭が投げた手拭いが変な所に落ちて「定位置」に戻すのにバタバタ、とは聞いてた。この日もアラな場所に。……緋鹿子を懐から出す、それを見咎める、などなど、あれやこれや流れるように違和感なく見てることが、実は大したことだったんだな、なんて。「知らざぁ言って聞かせやしょう」てな台詞だけでは決してないのよね。
あっ、そうだ。白鸚の日本駄右衛門の貫禄、すごかった。

* * *

後ろの席は、たまたま隣同士になったらしい70代くらいの女性。幕間のお喋りがつい耳に入った。片や割と早くに旦那さんを亡くされて、片や介護が始まって。でも、歌舞伎を見る楽しみがあってよかった!とのこと。だんだん身につまされるお年頃


| | コメント (2)

2019.03.09

顔真卿展に行ったのだった

2月22日の午後3時ごろかなぁ、トーハクの特別展「顔真卿展」に行ってきた。うっかりここに書くのを忘れてた(ということをSwingingFujisan さまのブログを読んで思い出したのでした)。

早いうちに行けばよかったのに、いつものように会期末になってから。ま、旅行なんかがあったし、2月の初めの方だったか、狙ってた金曜夕方〜がものすごく混んでるらしかったから(祭姪文稿110分待ち)、「いつ行けばいいんだ」というのもあった。中国人観光客が多いから、春節まっただなかが特に混んでた??

B3da411ce3644421b26f7a390bc6d7ac

↑夫が前日の同じ時間帯に行って、送ってきた写真(トーハクの門の所)。私の時は入場待ち60分、祭姪文稿待ち70分の表示だった。

ま、書道やってるから、行っておかないと話に加われないというプレッシャーもあったかな。そうでなければくじけてた気がする。でも、私のペンケースの文字の実物には会えました。↓
この「自叙帖」もケースの前から人が動かず、見るのがなかなか大変でした。


6637ba852f86449f800f651a24304087

懐素「自叙帖」

ペンケース、詰めすぎのせいか、ほつれてるんだけど直さないとねぇ。初めて故宮博物館に行った時にショップで購入。次に行ったら、同じ形のはなくてマチ付きのしかなかったんだけど、トーハクでも売ってくれればよかったのに。

今回はグッズは買わず、図録は購入。

私はかな文字を習ってるけど、やはり漢字もやらなきゃいけないようで(でも、そこまでは無理な現状)。その手本「九成宮」なんかも出てて、はぁぁ、などなど。やる気が出たのかグッタリしたのか……相半ばする展覧会でした。


| | コメント (2)

2019.03.08

能楽堂でも佐々木盛綱

3月6日(水) 「国立能楽堂 三月定例公演」13:00〜 於・国立能楽堂

狂言「雪打」万作(老僧)、内藤連(若者)、深田博治(百姓)、高野和範(女)
能(宝生流)「藤戸」シテ小林与志郎、ワキ村山弘、ワキツレ小林智?(代演)、アイ野村萬斎//笛・貞光調義、小鼓・幸正佳、大鼓・柿原崇志

今月、歌舞伎座の夜の部に「盛綱陣屋」がかかってるわけですが、能楽堂でも盛綱、ですのよー。といっても、私が見に行ったのは、歌舞伎座をふまえてでは勿論ない。「藤戸」の場所は岡山県だから、興味があったので。ずーっと見たいと思ってて、やっと。

お能は滅多に見ないうえに、宝生流となると、さらにさっぱりでして……休演・代役のお知らせが貼ってあったけど、上に書いたお名前で合ってるかもこころもとない。

最初の笛や鼓からして、なんかフワフワというイメージ。それがずっと続いて最後の亡霊成仏まで、と私には思えた……。というか、実は前半早々にで、ハッと気づいたら前シテがもうかなり橋掛りを進んでたり。
藤戸の合戦で、地元の漁師から浅瀬を聞いて馬で海を渡ったのに、その漁師を殺した盛綱。その強者の論理を最後まで感じちゃったなぁ。だって、鎮魂のため供養するんだけど、そのため七日間の殺生禁止を命じるんだよ。なーんて勝手。
世の中は得てしてそんなもの、と、この曲ができた頃から言ってるの?と思っちゃった。

要するにそれほど動きがないこともあって、いろいろ妄想の世界に入ってたのかもね。

万作さんたちの「雪打」も初。15分程度の小品だけど、動きはなかなか激しい。1対1の雪合戦からさらにエスカレート(内藤vs.深田)。お百姓の深田さんには同情を禁じ得ない……。

↓今月、歌舞伎座でも買えるらしい「藤戸まんぢゅう」(数量限定、土日のみだったかな)

32a4f0d066594864973484790e9659f0

大手まんぢゅうよりも、少しこってり。なーんて、私はどちらも苦手なので猫に小判ですが。


| | コメント (0)

2019.03.06

3月はまず国立劇場

3月5日(火) 「国立劇場 歌舞伎公演」12:00〜 於・国立劇場 小劇場

「元禄忠臣蔵」御浜御殿綱豊卿
扇雀(綱豊)、歌昇(富森助右衛門)、虎之介(お喜世)、又五郎(新井勘解由)ほか
「積恋雪関扉」菊之助、萬太郎、梅枝
(1列16番)

最初、国立劇場の小劇場での公演、出演者は扇雀、菊之助、というのだけが発表された時、えっ?何やるの、と思ったんだけど、こういうことでありましたか。菊ちゃん、また岳父さまに教わるのよね、などと思ったくらい。小劇場じゃあ安い席はないし、発売日には日程決まらないし……こういう時こそ音羽会に頼むんだ。でも、かぶりつきじゃなくてよかったのに

扇雀の綱豊は「考えのある人」感が、妙に似合ってるなぁと。女形だと意地悪っぽかったり裏がありそうとかなのに(失礼!)。歌昇くんが汗を飛び散らせての熱演でした。
序幕の松の茶屋、ちょうど虎之介・お喜世が私の目の前に。なかなか可愛らしいのだけれど、着物の扱いとかがぎこちなくて、こっちが緊張しちゃったわ。
全く関係ないんだけど、大学入学時の研究室のボスが、新井白石研究者で、どーーしても思い出してしまうんだなぁ(細身の爺さま。あんまりいい思い出はない)。

関扉は、菊ちゃんが墨染を踊った平成中村座の記憶が強すぎる。たぶん、2回見たんだよね。浮かれ坊主とか、関扉の黒主とか、あえてやらんでも……。梅枝くんは細面のあの風情が、特に小町桜の精に似合ってる気がした。
菊之助、團菊祭では娘道成寺を踊るとか。新しい歌舞伎座で初めて踊るのが彼だったとは。夜の部、丑之助襲名初舞台もあるから、たいへんだー。

*ぼんやり国立劇場に行って、小劇場を通り過ぎ、チケット売り場も過ぎて、あれ?大劇場は今日やってないの?日にち間違えたか あっ、小劇場だった。
小劇場、開いてはいたけど、入口も賑わってなかったから、踊りの会かなんかのような気がしてしまったのよ。

| | コメント (0)

2019.03.05

疑似家族の再出発の物語

3月4日(月) 「はなにら」19:00〜 於・吉祥寺シアター(H列8番)

 

(MONO公演)
作・演出/土田英生 出演/水沼健(野々宮健也)、奥村泰彦(赤城栄司)、土田英生(駿河茂)、渡辺啓太(野々宮政和)、高橋明日香(三笠明那)、石丸奈菜美(野々宮安音)、金替康博(寺田千鶴夫)、立川茜(寺田歩羽)、尾方宣久(野々宮陸郎)
(H列8番)

 

今年はMONO 結成30周年ということでこれから1年間、「結成30周年シリーズ」が行われるらしい。今日もアフタートークで、最初の10年を振り返っての話があった。
私が初めてMONOを見たのは、どうやら2007年らしい(三鷹で)。わりと、三鷹や吉祥寺での公演がある、というイメージだけれど、タイミングがなかなか合わず、その後、2、3回見た程度かな、と思う。

 

今回の作品の舞台は、どことは明示されない架空の島で、20年前の火山の大噴火で相当な被害が出た所。寺田家(教師と、天涯孤独になった少女の2人暮らし。養子縁組をしている)、野々宮たち(父親的役割の3人と、子供3人の共同生活)、ともに20年を経て、それまでの「家族」のかたちから、変わりつつある。

 

ストーリーはわかりやすいし、かなり笑いもある。けれども、その奥で、いつまでも癒えない悲しみや後悔なんかが、ぐさっと来たりする。それぞれにぶつかり合って、その先に新しい展開が待ってるのが、いかにもこの時期にふさわしいとも思える。

 

アフタートークは、土田、水沼という初期メンバーに、聞き手・石丸。いやー、最後まで心配な聞き手でした(役者とは思えない)。京都の劇団なので、劇団そとばこまちや、惑星ピスタチオの名前なども出てました。

 

 

| | コメント (0)

2019.03.03

書道な一日

3月2日(土)

2月26日から、銀座・鳩居堂画廊にて、所属する玉青会書展が開かれていた(3日まで)。私のような下っ端は見に行くのみですわ。でも、相変わらずシックだけど華やかな作品たちが、さすが先生のお弟子さんたち、という感じでした。

一緒に月曜の教室に通っている人たちと待ち合わせて書道展を見たあと、鶯谷へ。

まずは、笹乃雪へ。ゆったりと豆富料理をいただきましたです。

そして、そこからほど近い台東区立書道博物館へ。ま、近いとはいえ、ラブホテルの間を通って行くんですけども。子規庵のはす向かい。

3d8338ac1785415c8d3aa7f20249b107

トーハクの顔真卿展の流れで、こちらも賑わっておりました。それにしても、書道博物館いっぱい持ってます!(顔真卿展に出てたものはまだ帰ってきてないのに、それでも)。


| | コメント (2)

2019.03.02

窪田正孝くん、顔ちっちゃ^ ^

3月1日(金) 「唐版 風の又三郎」14:00〜 於・シアターコクーン

作/唐十郎 演出/金守珍 美術・衣裳/宇野亞喜良 出演/窪田正孝、柚希礼音、北村有起哉、丸山正己、江口のりこ、風間杜夫ほか
(コクーンシートBR08)

シアターコクーンって、わりと唐十郎・作、というのを上演してるようなイメージ……。蜷川幸雄時代かな。私はそんなに得意じゃないんで、見るにしてもコクーンシートだな、というくらい。有起哉くんが出てなかったら、見なかったかも。落ち着いてキャストを見たら、豪華版だわね。でも、チラシのコピーを読んでもチンプンカンプンだよ。

立見の人がコクーンシートの後ろにもいっぱい(中2階もね)。こんなに大勢を見たのは最近はなかったと思う。今回は右側の席だったので、見切れ度が高かった。こればっかりは仕方ないか。3幕構成で休憩が計25分、トータル2時間55分。

最初から、自分に分かると思ってない、というか、理解しようとせずに目の前のことを受け入れる、という態勢だったので、そういう意味ではOK。柚希礼音さんにも興味津々だったしね。

主役の2人以外は、猥雑さてんこもり、という感じ。客席いじり?や、アドリブっぽいのもあるしね。そういう時、私の席からから遠いのはさておき、広い空間なものだから(2階から見下ろしてるわけだし)、せっかくのそのゴチャゴチャがすんごく薄まっちゃうの。
……なーんて、濃ければそれはそれで、疲れるとか言うに決まってんだけども。

ストーリーは全く追えない。でも冒頭の舞台装置(大日本帝国探偵社の建物)と月が、ファンタジックだったり、いくつも並ぶ電話ボックスとか、そこで行われることは怪しいのに、綺麗なんだよね。銀色のマントの人たちのダンスとかも。あー、歌(礼音さん)も、かなりたっぷり。

窪田くん、ついつい顔ちっちゃー、と思いつつ見てたわ。ま、六平さんとか風間さんとか、お顔の存在感がある方たちがたくさんいたしね。

| | コメント (2)

2019.03.01

歌舞伎座・夜の部、再見

2月25日(月)

(1階4列21)
あーー、2月中に感想を書きたかったのに、3月になってしまった。ほんとに、2月はあっという間でした。

2月の歌舞伎座は昼夜ともに早めに3階から見てたのだけど(夜の部は6日に)、評判の吉右衛門・熊谷をじっくり見るためにも、1階で見ようと思って、久しぶりに音羽会にお願いした。最近はお願いすることも少なくなってるけど(財布の紐をぎゅっ)、たまには、ということで。そしたら、ど真ん中、という席でした。

で、確かに熊谷陣屋は見てる方も力が入っちゃった。吉右衛門のみならず、魁春の相模も、藤の方も……みんな素晴らしかったなー。一人の力と全体の力が融合してる、のかなぁ。
てなわけで、首実検の時の熊谷と相模からして、泣かされちゃったじゃないの。ラストの花道は言わずもがなで。

次の踊りでは、とうぜん左近くんをガン見。隈取りがよく似合って凛々しくて。こういう時、錦之助の貴公子っぽさがまたいいのかも。梅玉の殿様らしい大きさとか、米吉・梅丸の可愛いらしさとか。目で楽しみましたわ。何しろ、初っ端の熊谷ですんごく満足してるから、自分の中にその余韻があったみたい。

で、名月八幡祭ねぇ。勿体ないから見るか、というのが見る前の正直な気持ちだった。20日ほど前に見た時には、どういうわけか「田舎の人を馬鹿にしてんの?」みたいに思う部分があったのよ。美代吉の言葉を額面通りに受け取れば、そうなるかしら。でも、ほんのちょっとした「掛け違い」からの始まりは、住む世界の違いを残くっきり映し出し、美代吉と三次の酷薄さ(軽薄さでもある)を、あぶりだしてたわよね。
まっすぐで不器用な新助が松緑に重なる感じ。鈍重と軽薄の対比が、このキャストならでは、だったように思う。

さて、5月の團菊祭では丑之助襲名の初舞台! 楽しみだなー。

| | コメント (0)

« 2019年2月 | トップページ | 2019年4月 »