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2019.03.01

歌舞伎座・夜の部、再見

2月25日(月)

(1階4列21)
あーー、2月中に感想を書きたかったのに、3月になってしまった。ほんとに、2月はあっという間でした。

2月の歌舞伎座は昼夜ともに早めに3階から見てたのだけど(夜の部は6日に)、評判の吉右衛門・熊谷をじっくり見るためにも、1階で見ようと思って、久しぶりに音羽会にお願いした。最近はお願いすることも少なくなってるけど(財布の紐をぎゅっ)、たまには、ということで。そしたら、ど真ん中、という席でした。

で、確かに熊谷陣屋は見てる方も力が入っちゃった。吉右衛門のみならず、魁春の相模も、藤の方も……みんな素晴らしかったなー。一人の力と全体の力が融合してる、のかなぁ。
てなわけで、首実検の時の熊谷と相模からして、泣かされちゃったじゃないの。ラストの花道は言わずもがなで。

次の踊りでは、とうぜん左近くんをガン見。隈取りがよく似合って凛々しくて。こういう時、錦之助の貴公子っぽさがまたいいのかも。梅玉の殿様らしい大きさとか、米吉・梅丸の可愛いらしさとか。目で楽しみましたわ。何しろ、初っ端の熊谷ですんごく満足してるから、自分の中にその余韻があったみたい。

で、名月八幡祭ねぇ。勿体ないから見るか、というのが見る前の正直な気持ちだった。20日ほど前に見た時には、どういうわけか「田舎の人を馬鹿にしてんの?」みたいに思う部分があったのよ。美代吉の言葉を額面通りに受け取れば、そうなるかしら。でも、ほんのちょっとした「掛け違い」からの始まりは、住む世界の違いを残くっきり映し出し、美代吉と三次の酷薄さ(軽薄さでもある)を、あぶりだしてたわよね。
まっすぐで不器用な新助が松緑に重なる感じ。鈍重と軽薄の対比が、このキャストならでは、だったように思う。

さて、5月の團菊祭では丑之助襲名の初舞台! 楽しみだなー。

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