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2019.03.10

歌舞伎座は夜の部から

3月8日(金) 「三月大歌舞伎 夜の部 」16:30〜 於・歌舞伎座

「盛綱陣屋」仁左衛門(佐々木盛綱)、雀右衛門(篝火)、勘太郎(小四郎)、寺嶋眞秀(小三郎)、歌六(北條時政)、秀太郎(微妙)、左團次)ほか
「雷船頭)幸四郎、鷹之資
「弁天娘女男白浪」猿之助(弁天小僧菊之助)、幸四郎(南郷力丸)、猿弥(鳶頭)、亀鶴(忠信利平)、笑也(赤星十三郎)、白鸚(日本駄右衛門)ほか
(3階7列21)

今月の歌舞伎座・夜の部は、偶数日、奇数日で、弁天小僧と雷船頭の配役が変わる。2回見ろってことなのね、と、まんまと松竹の戦略に嵌る私である。いや、最初はそんなつもりなかったのに、勘太郎、眞秀くん出演だもん。しかも勢いで、幸四郎・弁天の日は、1階をフンパツしちゃったわー(音羽会に頼んだ)。

盛綱陣屋、小四郎ってこんなに台詞があったのか。勘太郎くんすごいなぁぁ。この盛綱、勘三郎の襲名で見たのはよく覚えている。この時は、児太郎だったんだ(小三郎は宗生)。つい勘三郎のことに意識がいっちゃったりして、なんだか切なくなる。
(ちなみにこの襲名時、私は初日に行ってて、竹下孫八が登場したはいいが台詞が全く出てこず、というのに遭遇。ええ、たまに出演する松嶋屋の彼だけど、今回は出演せず、ですね。こういうアクシデント?はしつこく覚えてるんだよねぇ)

カッコいい仁左さまに、チビッコふたり、凛々しい四天王と、いろいろと目で追うのが忙しかったわー。次はもっとちゃんと見る

雷船頭、ひたすら楽しかった。鷹之資くんもあっという間に大きくなって……。キビキビ、ユーモラスに。幸四郎さんも、粋な江戸の船頭が素敵。

弁天小僧は、まあ音羽屋のが頭に染みついてて、素直に見るのを邪魔しちゃうんだなー。それはそれ、なのにね。猿之助弁天はそんなに好きじゃなくて、でも理由が自分でわかんない。南郷との「役」としてのコンビネーションの問題?
初日に、鳶頭が投げた手拭いが変な所に落ちて「定位置」に戻すのにバタバタ、とは聞いてた。この日もアラな場所に。……緋鹿子を懐から出す、それを見咎める、などなど、あれやこれや流れるように違和感なく見てることが、実は大したことだったんだな、なんて。「知らざぁ言って聞かせやしょう」てな台詞だけでは決してないのよね。
あっ、そうだ。白鸚の日本駄右衛門の貫禄、すごかった。

* * *

後ろの席は、たまたま隣同士になったらしい70代くらいの女性。幕間のお喋りがつい耳に入った。片や割と早くに旦那さんを亡くされて、片や介護が始まって。でも、歌舞伎を見る楽しみがあってよかった!とのこと。だんだん身につまされるお年頃


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コメント

そうそう、白鸚さん、出てきた瞬間にすっごい悪いやつきた!っていうインパクトがありました。弁天と南郷がいっきに小悪党化して、これはこれで正しいと思ったりもしましたよー

投稿: 猫並 | 2019.03.14 23:58

猫並さま

確かに! それでいっきに弁天と南郷が小悪党になったのか。ガッテン。
水曜に2回目を見たのですが、亀鶴も良かったですね。もっと出てほしいです。

投稿: きびだんご | 2019.03.15 19:37

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