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2019.04.04

前の席の外国人と歌舞伎を見る?

4月3日(水)  「四月大歌舞伎」夜の部    16:30〜    於・歌舞伎座

「実盛物語」仁左衛門(斎藤実盛)、孝太郎(小万)、米吉(葵御前)、寺嶋眞秀(太郎吉)、松之助(九郎助)、齊入(小よし)、歌六(瀬尾十郎)ほか

「黒塚」猿之助、種之助、鷹之資、猿弥、錦之助

「二人夕霧」鴈治郎(伊左衛門)、孝太郎(後の夕霧)、彌十郎(いや風)、萬太郎(てんれつ)、千之助(小れん)、東蔵(おきさ)、魁春(先の夕霧)ほか

チケットは3月28日に買ったもので、3階2列12。その時も割と売れ残ってる?と思ったけど、実際に座ってみると3階Aの後方は結構空席があった。まあねぇ、年度始めの平日は、お勤めだとなかなか休めないでしょうし。そんな中、私のちょうど前あたりに欧米系の年配の3人が座った。へー、1列目に来るのね、というところ。真ん中の男性が、英語版の字幕表示器を持ってて、左右の女性もそれを覗き込むというか回し見。1階席だと座席にセットできるけど、3階では手に持つしかないわね。でも、光が気になるとかはなくてうまくできてるんだなー、と。

 いくら字幕の解説があっても、「実盛物語」はストーリー理解が大変じゃないかな。いや、日本語が母国語でも「これって何?」と思っちゃう……。とまあ、私も時々、気にしながら見てたんだけど、太郎吉が瀬尾の首を刎ねるところでは、露骨に信じられない、という風に顔を見合わせてたわね。私はつい(いつしか)、そういうものと思って見てるけど、確かに。

眞秀くんは声もよく出てて、安心して見てられる。ほんと子どもの成長はすごい。松之助と齊入のじじばばコンビもとても好き。そしてちょうど花道の上あたりだったから、最後に花道を入る馬上の仁左さまがよく見えて満足度アップ。

「黒塚」は客席が暗いので最初のうちは飽きてたんじゃないかな。でも後半は受けてたよう。というか私も他人のことはそうそう気にしてられないわよね。猿之助はもちろんのこと、阿闍梨・錦之助がキリリ、強力・猿弥の軽やかさと滑稽さなどなど、よかったわー。また、鬼女の怒りと悲しみも感じられた気がした。

 ここまでで御一行様はお帰りになりました。それが正解と思うわ。「二人夕霧」って、パロディとあるけど、なんだかねぇぇ。そもそも「傾城買指南所」を開いてるってところからして……。収穫?は指南所の弟子の一人、萬太郎くんの唄がとても上手だったこと。この時コンビの千之助くんは三味線(口三味線か)。小判を撒くとか、本筋じゃないところでギョッとしたりして、少しくたびれましたです。

 

 

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