« 京王線・布田(藤)〜柴崎(カフェ)〜汐留(写真展) | トップページ | 紀伊國屋寄席! »

2019.04.29

大阪で文楽を見る

 

4月13日(土)  「国立文楽劇場開場35周年記念   4月文楽公演」第1部、第2部

第1部「通し狂言   仮名手本忠臣蔵」大序〜四段目

第2部「祇園祭礼信仰記」(「近頃河原の達引」はパス)

 中之島付近に泊まっていたので、朝はその辺りを少し散歩してから文楽劇場へ。でも、けっこう早めに着いた。そういえば、最近、劇場へのギリギリ着が少なくなったかもしれない。チケットは発券機での受け取りを選択していたら、国立劇場のシステム変更により窓口で発券してもらわなければならないというのが事前にわかっていた。えーー、郵送にしておけばよかった、とブツクサ言いつつ、東京の国立劇場で発券済み。東京は公演が全くない時期ゆえ、チケットセンターにも係の人は一人。前庭にクレーンが入って庭木の手入れ中でした。

国立文楽劇場は今年、4月、7月、11月で、仮名手本忠臣蔵の通しを上演する。「リボ払い」とかいう悪態(笑)も見かけたけど、旅行気分で全部行きたいものだと、ひそかなたくらみ(7月は松竹座もある!)

ところで肝心の文楽だけど、忠臣蔵の大序でいきなり強力な睡魔に襲われてしまった。特に「恋歌の段」は全くといっていいほど記憶にございませんです。二段目もかなりあやしい。なんとかなったのは三段目の「下馬先進物の段」からかなぁ。

このところ文楽にはご無沙汰していたから、「殿中刃傷の段」で元気な呂勢太夫の声が聞けて嬉しい(三味線・清治)。あと、四段目「花籠の段」が文字久太夫改め豊竹藤太夫(とうだゆう)、三味線・團七だったけど、この改名ってなんなのかなー、と。浄瑠璃も精彩を欠いてた、ように思ってしまった。そして「塩谷判官切腹の場」が咲太夫/燕三。柔らかい声(流石に迫力は……)と切れ味鋭い三味線が好き。

人形は四段目の顔世御前が簑助、ほんとに品があって一つ一つの動作が美しい。勘十郎の高師直、和生が塩谷判官で玉男の由良助。

 

第2部は、どちらも見ないで帰るか、いや終演20時ちょい過ぎだから全部見ようかとか、迷ったんだけど、疲れてもいるしと、半分だけ見るという折衷案にて解決。歌舞伎でけっこう馴染みがあるし、文楽ならでは面白さも随所に感じつつ見ていた。「金閣寺の段」が織太夫/藤蔵で、勢いがあって面白いけど、好みではないな、と思った。というのも「爪先鼠の段」の床で、なんだかホッとしている自分を感じたから。どんなに上手でも合う合わないという感覚は個人のものだな、と思ったのでした。

5月の東京の文楽は、妹背山の通しなんだけど、気が狂いそうな長時間耐久レース。それを一日通しで買ってしまい激しく後悔(でも日にちがないんだよー)。さて、どうなりますか。

|

« 京王線・布田(藤)〜柴崎(カフェ)〜汐留(写真展) | トップページ | 紀伊國屋寄席! »

歌舞伎・文楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 京王線・布田(藤)〜柴崎(カフェ)〜汐留(写真展) | トップページ | 紀伊國屋寄席! »