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2019.04.09

中国語でシェイクスピア

4月6日(土)  「リチャード三世」15:00〜    於・東京芸術劇場 プレイハウス

(東アジア文化都市2019豊島スペシャル事業)中国国家話劇院

作/ウィリアム・シェイクスピア  演出/王暁鷹   出演/張皓越(リチャード三世)、張鑫(アン夫人/エドワード王子/魔女)ほか    パーカッション/王佳男

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 リチャード三世だし、言葉は分からなくてもなんとかなるか、というくらいの気持ちで見に行った。公演期間は4月5、6、7日の3日間で、いずれも午後3時から。2階1列目がSじゃなくてA席だったからそこ狙いで、ということもあるかな。どんなのか全くわからないのだもの。

入口で20ページある立派なパンフレットを渡されてビックリ。最初の4ページが「主催者あいさつ」なのにも驚くけどね。でも、そのあとは、訪日公演団の紹介に始まり、登場人物の相関図、そして「あらすじ紹介」として京劇の技法と象徴表現が書かれていて、とても助かった。早めに劇場に行ってたから、読む時間もあったしね。

このリチャード三世は、2012年(ロンドン五輪の年)、ロンドン・グローブ座公演を皮切りに、世界各地で上演してきたんだって。中国的なもの=京劇の要素や、伝統的な打楽器(舞台の上手前方で演奏)、魔女の仮面、独特の背景幕など、あれもこれも珍しくて、ホーホー、となった。日本語字幕は舞台の上方に(この字幕はちょっと見づらいというか、役者を見てると字幕がお留守に、逆もまた、というわけで)。

そういう見た目の珍しさだけじゃなくて、原作にアレンジが加えられていて、3人の魔女が登場したり、後半、暗殺者が手にはめていた赤い手袋(手術用みたいなので長い、真っ赤)を、リチャード三世がはめたのも、マクベスを想起させる部分が。他にも原作とはたぶん違う、というのはあったけど、一番印象的なのはこのことだった。

そういう独自演出も含めて(それはよくあることとも言える)、萬斎版リチャード「国盗人」が頭に浮かんだ。片や京劇、片や狂言、伝統的な表現様式を使いながら、現れるものに共通点がある、と思った。

テレビでやってくれないかなぁ。ちゃんと見られてはないと思うので。

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