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2019.05.12

いちらくご、最終回

5月9日(木)   「第8回   いちらくご」19:00〜    於・神田連雀亭

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開口一番(市若・平林)、市楽・やかんなめ、市馬・片棒ーー仲入りーー市楽・お化け長屋

去年の5月から、二ツ目の市楽くんが実力派真打ちを助演に迎えて開いてきた「いちらくご」も、本日が最終回。となれば、それは自身の師匠が出演するのですよ。なんたって彼は惣領弟子なんだから。入門から14年、来春の真打ち昇進も決まって、そこへ 向けてまた新たな会がスタートするとのこと。

市若くんは先月の大阪・繁昌亭でも聞いたけど、彼は笛が吹けるという点で、一門の期待の星。師匠は笛が得意なのに(仕事の少ない二ツ目時代に、笛のおかげで稼げたと聞いたことがある)、今まで弟子たちはみな挫折してたらしい。ちなみにこの日の開演を告げるお囃子は、二番太鼓・市馬、笛・市若、締め太鼓・市楽だったとのこと。そんなあれこれを、まず登場して挨拶やら連絡事項やらを喋る市楽くんが教えてくれた。

というわけで、開口一番は繁昌亭の時と同じ「平林」。リズムよくトントンと。

「やかんなめ」みたいに他愛ない(バカバカしい)はなしを好んでかける市楽くん。まあね、キャラにとても似合ってると思う。持病の癪(歌舞伎ではお馴染み)が薬缶を舐めればおさまる、というのがそもそもバカバカしい。その上、見事なツルツル禿頭が薬缶そっくりだからとそれを舐めたらほんとに治ったなんてねぇぇ……(爆)。持ち味を十分に発揮。

市馬師匠はまず彼が入門した当時の話を。ギャグかと思ってたけど、ほんとに東大目指して勉強してたのかしら。そりゃあ、早大卒業を前に「落語家になる」と言われれば父親は寝込むわよねぇ。(因みに当時の私は、大学生の子どもが落語家になりたいと言ったら、まず授業料返せと言うよ、と思ってた)

そして噺は「片棒」。ちょうど神田祭の直前で、連雀亭周辺も祭り気分が溢れてたからピッタリ。この定員38という小さな会場で聞ける幸せよ!やっぱり声の調子や軽やかさは誰も真似できないね。

仲入り後、自分には怪談ばなしは似合わない、と(要するにニンじゃない、ってことよね)。先日、勉強会でかけた「死神」も、楽しかったです、と言われちゃうらしい。それはそれでいいと思うけど本格的怪談はやらないんだって。「お化け長屋」に幽霊(の話)は出てきても、怪談とは思えないでしょう。気楽に聞けてアハハハで気分も晴れるというもの。

来月は柳家三三さんを迎えて、なんと日本橋教育会館での会で、キャパは一気に5、6倍。がんばれー。

 

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