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2019.06.04

「ケンジ」じゃなくて……

6月3日(月)  「化粧二題」19:00〜   於・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA(16列3番)

(こまつ座  第128回公演)

作/井上ひさし    演出/鵜山仁   出演/内野聖陽、有森也実

 ずいぶん早くにカンフェティでちょっとお安く購入してた。あんまり前に買いすぎてて、劇場に着いてから、初日だったのか‼︎でした。つまりは、まあ見るか、くらいだったってこと。でも、今季話題のドラマ「きのう何食べた?」は毎週見てて(原作本も8巻まで持ってる)、美容師のケンジ役の内野さんには毎度感心してるのよね。

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お花が溢れてた(これは私が撮ったのではなくて拾った画像)。

さて、井上ひさしの一人芝居「化粧」といえば、渡辺美佐子で有名だけど、私は一度も見たことがない。今回はそれではなくて、同じ大衆演劇の楽屋での一人芝居×2本。まずは、女座長・五月洋子(息子を捨てた過去がある)。出し物は「伊三郎別れ旅」ほか(大衆演劇だから、最後は歌謡ショー、と言ってる)。その幕が開くまでの楽屋。……なんだけど、途中ちょっとzzzだったので、あまり何も言えませんです。イメージする女座長より、線は細いよねぇ。というか、若いのかも。

暗転ののち、今度は巷にジングルベルが流れる楽屋で、座長は市川辰三。出し物が「瞼の土俵入り」ってのがちょっと笑える。こちらも、女座長と同じく、化粧の下地から始めて、相撲取りの役なので肉襦袢と褌がセットになったような肌着?をつけ、黒紋付、袴、羽織、ちょんまげ鬘と、喋りながらつけていく。帯の時にちょっと手間取った(マジックテープだけど逆にしててやり直し)のが、初日っぽい。こちらは親に捨てられてキリスト教の施設で育った過去がある。支度をしているその楽屋へ、施設の外国人牧師が訪ねてきての会話が、内野さんの一人二役。ほかの登場人物は、相手に対する答えだけで進んでいくんだけど、牧師さんはいわゆる外国人の喋る日本語全開。落語かい⁉︎?ってところも。いやー、内野さんの芸達者ぶりが、いかんなく発揮されてました。

 二つの「化粧」。別に親子関係ということではなくて、それぞれ別の、らしい。そういえば、市川辰三の舞台の方では、のっけに「喝采」(ちあきなおみ)が印象的に流れてたり、他にもそういう曲がたくさん聞こえた。

 

 

 

 

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