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2019.06.20

名画ミステリー?

6月19日(水)  映画「ヒトラーvs.ピカソ    奪われた名画のゆくえ」於・アップリンク吉祥寺

案内人(ナレーション)/トニ・セルヴィッロ   監督/クラウディオポリ    原案・脚本/ディディ・ニョッキ  (2018年、伊・仏・独合作、97分)

ナチスによる美術品強奪とその発見・返還を描いた映画。……といえば、すでに「黄金のアデーレ」や「ミケランジェロ・プロジェクト」があるけれど、こちらはノンフィクション。美術史家や元の所有者一族らへのインタビューと、1930年代、40年代の実写フィルムを組み合わせて、「どのようにコレクションは奪われたか」「画商らの動向」「後に発見されるいきさつ」「元の所有者が取り戻す為の戦い(vs.国家)」などが描かれる。

奪略された芸術品の総数は、約60万点で、今もなお10万点が行方不明とは。

実写フィルムの中では、かなりゲーリングが印象的。今までそんなに気をつけて見てなかったよ。太っちょでおしゃれで貴族趣味な彼(確か化粧もしていたらしい)が、美術品収集にのめり込むんだよね。有名なフェルメールの贋作家メーフェレンも、ここに登場。

私にとっては図らずも「黄金のアデーレ」「ミケランジェロ・プロジェクト」を補完するような映画だった。特に、モニュメンツ・メンという言葉が出てきた時、おお!だった。連合軍の、美術史専門家チーム、モニュメンツ・メンのことは、「ミケランジェロ・プロジェクト」で初めて知ったので。

*コレクターの銀行家一族グートマン夫妻が送られた強制収容所が、たまたま去年私が行ったテレジンの収容所だった。読みが「テレージエンシュタット」なので、?と思ってたけど、映し出される景色(六芒星のモニュメントやお墓)に、あれ‼︎となった。

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