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2019.07.05

「新聞記者」を見る

7月3日(水)  「新聞記者」(シアタス調布  14:00〜の回)

監督/藤井道人   出演/シム・ウギョン、松坂桃李、本田翼、岡山天音、北村有起哉、田中哲司ほか//113分

 

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 ↑7月5日、朝日新聞朝刊掲載の全面広告

 シム・ウギョン=東都新聞の記者・吉岡、松坂桃李=外務省から内閣情報調査室に出向中の官僚。W主演の二人を軸に、「真実」を追う新聞記者と、それとは別の「真実」さえ作ってしまう政権側(内閣情報調査室)の動き、そこで交錯する人々が描かれる。どこかで聞いたような話(大学の新設問題、お友達ジャーナリストのレイプ事件もみ消し、などなど)が次から次へと出てくる。そこに、吉岡の生い立ちや、杉原の家族なども絡めて、どうなっていくのかスリリングな展開がググッと詰まった2時間弱だった。はー、精神的に疲れるわね。

 田中哲司が演じる内閣情報調査室の参事官・多田の存在、言動が、ひたすら恐ろしく、また不気味。自分のシナリオに沿って、あらゆる人を動かしてる感。それが「この国のため」だから?  「この国の民主主義は形だけでいい」と言い放つ人だからねー。とはいえ、彼の「上」の人は誰も出てこないのであるが(たぶん)。

これ吉岡役に日本人女優を使うんだったら……桃李くんの相手役としてある程度以上の知名度は必要だろうし、記者としてのリアリティという部分で難しくなったかもしれないね。桃李くん演じる杉原のラストの表情は忘れられない。で、ブチッと終わって、観客に投げかけられる物……。

ところで、この映画の上映前に、何本もの予告編が流されていい加減飽きてきたころ、三谷幸喜「記憶にございません!」が。この映画のことは全く知らなくて、へぇーと思いつつ見ていた。中井貴一が記憶喪失になっちゃった総理大臣で……ドタバタ、最後に「この男に国を任せていいのか!」と文字が出て、「新聞記者」が始まったんだよね。あらー。

 

 

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