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2019.07.02

痛恨のポカ、開演時間を間違えた

7月2日(火)  「ガラスの動物園」13:30〜   於・東京芸術劇場シアターウエスト

(文学座公演)D列20番

作/テネシー・ウィリアムズ    訳/小田島恒志   演出/高橋正徳   出演/塩田朋子(アマンダ)、亀田佳明(トム)、永宝千晶(ローラ)、池田倫太郎(ジム)

 生協で申し込んだチケットなので、少し割引になってたはず……ずいぶん前のことだし忘れちゃった。自分で席を選んだりしてないものだから、どうもボンヤリしてて、昨日まで会場は紀伊國屋ホール(かサザンシアター)と思ってた。やっと、違う違う、池袋だよ。と気がついたまではよかったけど、てっきり14時開演とばかり。呑気に13時40分過ぎにシアターウエストに到着して、あれれれ?ガーン。

真っ暗な中、最後列の階段そばの席に通されて、1幕はそこで見てましたよぉ。せっかく、生協だけど前の方の席がもらえてたのにねぇ。がっくりぐったりの挙句、zzzだったり(第1幕ね)とさんざん。

「ガラスの動物園」を見るのは、これが3回目か4回目。塩田朋子さんの、ある意味「毒親」と、内気すぎる引きこもりの娘・永宝さんがとてもリアル。第1幕では、弟のトムと3人での暮らしと、それぞれの「今」が描かれる。みんな、自分に納得していなくて、恵まれていた過去を語ったり、ガラスの動物たちとの空想にふけったり、一家の生活を支えるために働きつつも詩を書き別の世界を夢見る……。

 第2幕で現れるのが、トムの同僚で学生時代(ローラと同級生)は何でも出来る目立つ存在だったジム。実は彼も、当時の栄光はすっかり色あせてはいるのだけれど。ローラの憧れの存在だったジム、母はそんな彼と娘をくっつけようとするのだけれど……。ああ、そうか。ジムは昔の栄光とは決別して今はしっかり現実が見えている存在なんだな、というのが腑に落ちた。

 それにしても最初の15分のロスは大きかった。語り手でもあるトムの位置づけが見えてなかったからなー。ほんとはもう一回、ちゃんと見たいくらいだ。残念。

…………………

☆アフタートーク(出演者全員、演出家、前回の文学座公演=29年前でジム役だった清水明彦さんの計6人で)

29年前は、塩田さんがローラ、清水さんがジムということで、当時の話を色々と。清水さんは今回の公演を4回客席からご覧になったそうで、演出の高橋さんがびっくりしてらした。テネシー・ウィリアムズは、脚本にいろいろ細かく指示を出しているので、基本的な構図は前回と同じらしい。ま、お二人とも、相当きびしくしごかれたことが窺えましたですよ。塩田さんの当時の台本は、ほんとにあらゆる台詞へのダメ出しで真っ黒なんだって。

アフタートークで清水さんが着てたジャケットは、当時の舞台衣装。それをもらってクローゼットにしまったまま29年!    クリーニングに出してなくて、ポケットから小道具のチューイングガムが出てきたんです、と取り出してたよ。

「ガラスの動物園」のブロードウェイ初演から74年。時代は移り変わっても、社会の閉塞感や、親子関係など、描かれているものは決して古びない普遍的な内容を持つ。残っていくってこういうことなんだなー。

トーク40分くらいあったかな。とても面白かった。だーかーらー、最初からちゃんと見てない私はダメダメさ。

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