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2019.07.07

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7月6日(土)  「骨と十字架」14:00〜    於・新国立劇場 小劇場

作/野木萌葱   演出/小川絵梨子   出演/神農直隆、小林隆、伊達暁、佐藤祐基、近藤芳正

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水曜日に男性3人の芝居を見たところなのに、今日はまた男5人だよ、という感じ。まあねー、カトリックの司祭が主人公で、ほかも聖職者ばかりだから、そうなるんだわ。

 作者の野木萌葱は、実際の事件や人物から創作する人らしい。私は3月に「Das Orchester」を見たばかり(他の作品は見ていない)。主人公テイヤールは司祭であり学問の道(古生物学者=進化論!)も極めんとする人。出演する5人の立場はハッキリしていて、その思想ゆえに彼を問題視するバチカン側(近藤)、庇うイエズス会総長(小林)、弟子(佐藤)、同様の立場で北京に飛ばされた神父(伊達)。

 会話はすなわちひたすら問答である、というところかしらん。そういえば、劇中に出てくるアメリカの中学校で進化論を教えて有罪となった教師の話などは、なんか聞き覚えがあるような……。ろくにチラシも見てなくて、そもそもいつの話かというのを見失ってたりした私。おお!北京原人の骨、発見かぁ、とかね。いくらなんでも、もう少し予習しておくべきでした。

 テイヤール役の神農さんは、もともとキャスティングされてた小川壮太郎の病気降板に伴う出演とのこと。小川さんのままのチラシを持ってたから、名前には聞き覚えないけど顔は見たことあるなぁ、と思ってた。変わった名字を聞けばそれにも記憶はあったんだけど、どこで見たかは分からず調べちゃった(「1984」でした)。

 出演者はそれぞれ、いかにも、という役でしたねー。私としては久しぶりに伊達さんをたっぷり見られて満足ですわ。ただし、テーマがテーマだけに、ナチスとフルトヴェングラーを描いた「Das Orchester」ほどは自分の中に熱が生まれなかったと思う。プレビュー2日間ののち3日休んで(稽古を重ねて)初日は11日。どう変わるのか気にはなるけど……。

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