« 三部作、通し上演 | トップページ | 8月最後の日に、ミニ旅行 »

2019.08.30

ナショナル・シアター・ライブを見る

8月30日(金)  ナショナル・シアター・ライブ「マクベス」12:25〜    於・シネ・リーブル池袋

作:ウィリアム・シェイクスピア   演出:ルーフィス・ノリス   出演:ローリー・キニア、アン−マリー・ダフほか  2018年5月/英ナショナル・シアター   オリヴィエ劇場/2時間40分

 NTLの新作が登場しても、なかなか見に行けなくて……夏のシネ・リーブルでのアンコールまつりは有難い。のではあるが、結局のところ、やっぱり見られないのよ。でも、なんとか「マクベス」は見ることができて、よかった。

シェイクスピアの中でも、上演機会の多い「マクベス」。ちょっと前には、ぐるぐる劇場で「メタル・マクベス」をやってたし、蜷川さんの仏壇のマクベスやら、人形劇でも見たことあるし……。そんな中、「本場の」マクベスってどんなの?

冒頭の解説コーナーには、演出家と舞台美術の人、あと戦場カメラマンが出てきて喋ってた。現代の紛争にも通じるもの……内戦の後には民族主義や全体主義がはびこり、民主主義は遠いのだ、というような。劇中の時代は、いつとは特定されない。衣装も、現代的だし、王冠をつけているわけでもないし。

高さのある舞台空間を、可動式のアーチ型の橋が奥から手前に伸びて、それが動くことによって場面転換にもなる。これとても気に入った。そして、いきなりこの橋の上での戦い&とどめ。首を切っちゃうんだよ。古今東西、変わらない!   そしてその首を袋に入れてポールに掲げる。それを冒頭、マクベスがやって、そして最後に同じようにしてやられるの。

大人なマクベス&マクベス夫人の、怯えの部分にかなり力点が置かれてる感じ。そうそう、魔女たちはお鍋グツグツはやんないけど、じゅうぶん禍々しい。あ、バンクォーの子供フリーアンスが、息子じゃなくて娘になってた。これは初めてのパターン。逃げちゃってから後は登場しないんだっけ……?  バンクォーの子孫が代々の王になるんだけども。

|

« 三部作、通し上演 | トップページ | 8月最後の日に、ミニ旅行 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 三部作、通し上演 | トップページ | 8月最後の日に、ミニ旅行 »