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2019年11月

2019.11.30

ひぃぃ、11月も終わり

また観劇記が書けないうちに、月が変わるよー。

24日(日) 「野村万作 米寿記念狂言の会」@国立能楽堂

 6月の米寿記念の会の抽選に外れたので、秋の会では優先的に、ということだった。が秋の2日間の公演のうち、ほんとは28日(木曜)に行きたかった。万作さんの袴による三番叟や、お囃子もあったのだから。……木曜15時開演では、参戦不可でありました。

 

25日(月) 「ビッグ・フィッシュ」@シアタークリエ

  東宝ナビザーブから、かなりなディスカウントの案内が来たので、ついフラフラと。もちろん浦井健治くん目当て。ティム・バートンの映画を舞台化したものということで、とてもファンタジー!  そして主役は川平慈英であったのか(笑)。

 

29日(金) 「コートールド美術館展」@東京都美術館  

 他に正倉院展(トーハク)前・後期、松濤美術館「和泉市久保惣吉記念美術館の名品から」、日展(書のみ)に行ったっけな。

 

そして30日(土) 「グリークス」@神奈川芸術劇場(F列14)

  11時30分に第1部開演、第3部が終わったのは21時40分!   お疲れ様、な感じだけど、ものすごく面白くて、気分スッキリ。せめてこの感想くらい、ちゃんと書きたいものです……。

 

 

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2019.11.23

冷たい雨の中、野外で芝居を見る

11月23日(土・祝)  「マハーバーラタ  〜ナラ王の冒険〜   東アジア文化都市2019豊島バージョン」11:30〜   於・池袋西口公園 野外劇場(こけら落とし公演)

演出/宮城聰    製作・出演/SPAC−静岡県舞台芸術センター

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↑ バス停側から劇場を見る

そういえば、池袋西口公園はずっと工事中だったね。最近は駅から地下通路を使って劇場を往復してるから、つい忘れちゃってたよ。その、こけら落とし公演。雨だよぉぉ。雨天決行、荒天中止なので、予定通り行われましたです。ちょうど、宮島狂言(台風で結局行かなかった)のためにレインコートを買ってたから、その出番があってよかった……のかも。

(本日2回のみの公演で、もう1回は15:00からでした。)

整理番号順の入場で、開演前にはお行儀よく並んで待ってたのよ。32番なんて、ものすごく勢い込んで買ってたみたい。なので椅子席の1列目センターに席を確保(その前に低ーいベンチ席みたいなのがある)。並んでる間に、パンフやホッカイロ、荷物を入れる大きなビニール袋などがワンセット配られた。ほかに座布団という名のシート、希望者にはカッパも配付。そういう準備なども含めて、スタッフの方もお疲れさまよね。

番号順に入る時も、終演して出る時も、演出の宮城さんが一人ずつに挨拶してらした。

「マハーバーラタ」は、以前KAATで見たことがある。その時が初めてのSPACだったので手法など色々びっくりしたんだけど、今回はその辺りは大丈夫。純粋に楽しめたと思う。

 雨で諦めた人もいるだろうけど、完売状態だった。そして、この天気だから余計に集中力も高まったのかもしれない。役者さんや演奏者は、90分間、お疲れ様でした。しかし寒かったなー。

 

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↑ 前日のゲネプロ時の写真。ぐるり360度の舞台と、パーカッション奏者たち。

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2019.11.21

関西行き、決行

11月20日(水)

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↑京都国立博物館「佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美」

 そもそも、先月から、京博に行こう、いやどうせなら11月の文楽と一緒に、と思ってはいた。だけども、どうにも日にちが決まらないうちに日が過ぎていって、ついに(佐竹本三十六歌仙絵も文楽も)最終週となった。はぁぁ、ダメだな、と諦めてしまった日曜日……。

 しかーし、18日に書道の稽古から帰った夕方、ふと国立劇場のチケットサイトで文楽を覗いたらば!  今週行けるとしたら20日か22日のところ、20日の5列センターに1席空席が出ているではないの。こ、これは‼︎と後先考えずにポチリ。日帰りもできなくはないけど、東京駅着が0時近くだから泊まってしまえ、とホテルも確保。あとは、早起きを頑張れば京都に行けるぞー。

 苦手な早起きも頑張りましたとも。目覚ましを5時半にかけてたら、起きなきゃプレッシャーで、3時半と4時半に目が覚めてしまうという……。ラッシュより少し早く動けたから(正直、早く起きることよりもギューギュー電車がイヤ)、思ってたより早く京都に着いた。

 トーハクのメンバーパスを持ってても、200円しか割り引きにならないから、スマホでe-tixのオンラインチケットを買ってQRコードを見せて入館。まあトーハクと違ってチケット売り場に行列ということはなかったけれども。

 中は混雑していたけれども、恐れていたほどではなくて、2周、自分のペースで見ることができた。

 昼ごはんも食べずに2時ごろ、七条から京阪電車に乗って大阪へ。頭の中は「道頓堀の今井でおうどん」!だったけど、ふと予感がして調べたら水曜休み‼︎   ガーン。でも頭の中はうどんゆえ……心斎橋の大丸で食べればいいんだ!となった。勝手のわからないデパ地下のフードコートで今井を見つけて、カウンターに座り、「きつねうどん」。

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そして文楽は午後4時から。3回に分けての仮名手本忠臣蔵もこれでおしまい。

それぞれの内容については、書けたらね。

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2019.11.18

代官山ツタヤに初めて行った

11月16日(土) 「鈴木優人の自由時間」特別番外編    15:00〜   於・代官山蔦屋書店3号館 Music Lounge Session

(バッハ・コレギウム ・ジャパン 2020-2021 シーズン定期演奏会をめぐって)

出演/鈴木優人、鈴木雅明

オルガンやチェンバロ奏者としてだけでなく、指揮者としても大活躍の鈴木優人さん。父親である雅明さんが作ったバッハ・コレギウム ・ジャパンが来年創立30周年を迎えることもあり、親子対談が実現した。お二人とも、「語りたい」タイプだからねー。

この企画、ネットで見かけて、ツタヤに電話で申し込んだ(店頭もしくは電話申込み)。その時、名前を言うだけでOKだったので「それだけでいいんですか」と聞いちゃった。で、ほんとに当日、代金1100円を支払うだけでした。

代官山ツタヤでは作家のトークなど、さまざまなイベントがあるのは知ってたけど、縁がない街なので、初めて行った。いやー、オシャレな場所ですのね。本を見たりする時間はなくて(近くの旧朝倉家住宅を見学したり、ゴハン食べる時間はあったのに)、ツタヤにはお話を聞きに行っただけ。

優人さんはオランダで生まれて、2歳の頃に帰国。神戸に住んでいたけど、小学校に上がる時に東京調布に転居して、でもすぐにBCJの第1回演奏会で神戸に行った……らしい。

父・雅明さんとの話は、当時の曲目選択のいきさつとか録音のことなどなど、多岐にわたり、時に、その音源の一部を聞かせて下さったりした。放っておくといつまででも喋ってる感じよ。まあメインは、この前日から受付が始まった来シーズンの定期会員になってね、みたいな部分かもしれないけど、客席には熱心なファン(と古楽関係の人)ばかりのようでした。

1時間半のトークの最後に、「子供の頃の遊び」と言って、親子連弾を聞かせて下さった(フォーレの曲)。雅明さんは、アメリカから帰国されたばかりで合わせたりもしてない、とのことでしたが、柔らかな音が素敵でした。ピアノの右手には大きな窓があって、そこから外の木の葉が見えて、なんだか不思議な時間。

客席には雅明夫人もいらして(BCJの合唱メンバー)、ニコニコ大きな拍手を送ってらした。親子2代でまっすぐ同じ道を歩み、しかも一族がみなそれに関わっているなんて、正直、信じられないわよ←優人さんの叔父さんも妻も音楽家。どうやったらそんな教育ができるのでありましょうか。

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↑ バッハ・コレギウム ・ジャパンのツイッターより。

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2019.11.17

二人芝居(+合唱団)

11月15日(金)  「あの出来事」14:00〜   於・新国立劇場 小劇場

(ことぜんシリーズVol.2)

作/デイヴィッド・グレッグ   翻訳/谷岡健彦   演出/瀬戸山美咲  出演/南果歩(クレア)、小久保寿人(少年)//合唱団

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最近、新国立劇場になかなか行けなくて……ことぜんシリーズの1「どん底」は見ていない。今回もチケットを買いそびれていたんだけど、お安い企画がちょうどいい日にあったので、ラッキー!と行ってきた。たまたま聴覚障害者向けの設定がある回で、字幕(日本語/英語)が出ていた。当然だけど、セリフだけじゃなくて「風の音」などという表示も。

2011年に実際にノルウェーで起きたテロ事件を題材にしているとのことなのに、でも二人芝居?と思って。その上、合唱団ってなに?という感じ。

南果歩は、マイノリティたちが多く集まる合唱団を指導するクレアとしてずっと存在する。一方の小久保寿人は、パンフの役名では少年だけど(これは犯人)、時に精神科医になり、少年の父親、クレアの同性のパートナー……様々に役が変わる。衣装はそのままで。で、時も行き来する。この何役も演じる時の、声がそもそも素晴らしい。声の表情というのかな。若い/年上/医者など。

合唱団は歌うだけではなくて、時に台詞を言うこともある(割り台詞のように)。声のトーンの違いとかで、ひっかかることもあった。ずっと舞台上にいるわけでもない。そんなふうにサラサラ流れない分、むしろ良かったのかもしれない。そして、実際に襲われたのが合唱団だから(そんなシーンはないが)、一人一人にリアリティがあるというか……。

「ことぜん」シリーズは「個」と「全」なのね。そういえば、少し前に見た「終わりのない」のアフタートーク」で萬斎さんからも、まさに「個と全」という言葉は出たっけなー、などと(彼はオリンピックに関係してるから、そこでの大変さが若干伺えるような言い方だった)。

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2019.11.15

日比谷で落語

11月14日(木)  「披露目の支度  3」19:00〜     於・日比谷図書文化館

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↑ 三遊亭兼好さん筆、らしい

(途中から)兼好・雛鍔……仲入り……楽屋噺、市楽・明烏

 来春の真打昇進を控えての、市楽くんの会。今回は日比谷図書文化館で迷わずにちゃんと行けるかなー。と思ってたら、そもそも仕事が終わらなくて、遅刻確定。でも、わかりやすい霞ヶ関駅から、なんとか遭難せずに行けました! 着いた時には市楽くんの1席めが始まってしまっていたので、ドアの外で待ってましたです。

 三遊亭兼好さんは、お名前はよく聞いてたけど、噺を聞くのは初めて。スッキリした風貌と軽い感じのお喋りが、いかにも市楽くんが懐いてる師匠、という感じもある。マクラも巧みで新鮮だったなー。

楽屋噺というのは、真打になるにあたってのアドバイスを聞く公開トークの位置付け。とはいえ、「円楽党」としての寄席との関わり方とか(今は落語芸術協会客分として寄席に出られるようになった)、興味深かった。「持ち時間」を決して超えちゃいけないプレッシャーとか、「お客さま」ゆえに大変そうだなぁ。

市楽くんの「明烏」は、やっぱり明るくて楽しい。若いってこともあるけど、それが持ち味だと思うから、ずーっと、そんな軽くて明るい噺をしていったらいいな。

終演後は友人と表参道の駅ナカ(改札外だけど)フードコートで、軽くビールとフォーをば(だってゴハン食べてなかったんだもん)。

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2019.11.11

「オデュッセイア」とナウシカ

図書館で借りてた「風の谷のナウシカ」1〜3巻、やっと読み終えて返却(もちろん期限を過ぎて催促メールが来た後で)。漫画を読むのは好きなんだけど、最近は拡大自在のタブレットで読んでたのと、絵柄の好みの問題で、なかなか進まなかったのよ。ほんとに字も絵も小さい!   一気に読まないと、「これ誰だっけ?」となるし。なので、ある程度読んじゃってから、簡単なメモを取りながら再読。その時、歌舞伎版の配役もチェックしつつで、やっと頭に入ったような気がする。

第1巻の巻末に、宮崎駿が書いていたこと……ナウシカはホメロスの「オデュッセイア」に登場する王女の名前。バーナード・エヴリスン「ギリシア神話小事典」で知って大変心惹かれた。その後、「オデュッセイア」を読んでみたけれど、そこでは小事典で読んだような輝きは感じられなかった。小事典の著者エヴリスンも、ナウシカには好意を持っているらしく3ページ半も費やしている(ゼウスなどが1ページそこらなのに)。

ふーん、そうだったのか。

その時は、オデュッセイア!と思っただけだったんだけど、直後に世田谷パブリックシアターで「終わりのない」を見たら、これが原作「オデュッセイア」だったんだよね。環境破壊により人が住めなくなってしまった1000年後の世界、というのもそうだし。「終わりのない」はその未来を描きつつも、神話的世界の人が登場するシーンもある。この時期に両方に接するとは、我ながらよくできてる(笑)。

ナウシカ全7巻。残りを一気に借りようかと思ったけど、まあ自重して4、5巻を予約申し込み中。歌舞伎版を見るまでには、なんとか全部読み終わりますように。

そして、今月の末には、「グリークス」一挙上演・10時間が待ってるわけで、なぜかギリシアへ、ギリシアへ、という流れが来てます。

 

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2019.11.10

秋のKAATその1:

11月9日(土)  「ドクター・ホフマンのサナトリウム 〜カフカ第4の長編〜」18:30〜   於・KAAT神奈川芸術劇場 ホール

(KAAT神奈川芸術劇場プロデュース)1階5列17番

作・演出/ケラリーノ・サンドロヴィッチ     振付/小野寺修二     音楽/鈴木光介    出演/多部未華子、瀬戸康史、村川絵梨、音尾琢真、渡辺いっけい、麻実れい、大倉孝二、犬山イヌコ、緒川たまき ほか

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いやいや、かなり凝った作り……ゆえに?休憩込み3時間半、というのを知った時にはガーン。実際に、終演後アタフタと駅(日本大通り駅)に向かい、家に着いたら日付が変わる直前だったのでした。

凝った作り、というのは、そもそもの設定が、「カフカの知られざる長編が発見された!」というもの。それは現代、なんだけど(発見してそれを出版社に売ろうとしているのは渡辺いっけい、彼の「おばあちゃん」が幼少期にカフカと関わりがあり、そのエピソードを含む文章が綴られたノートが残っていた)、その「今」と、カフカの生きた時代がスルリと入れ替わる。

 入れ替わるといっても、じゃあそれはカフカと幼少期の「おばあちゃん」をめぐるストーリーなのかといえば、そんなわけではなくて……そもそも冒頭のシーンは、列車の中。大勢の乗客がいるが、そこに若い恋人たちも語らっている。男の子は戦争に行くらしい。でも、妙に不穏なのです。疲れた鹿が線路に横たわってたから列車が急停車したとか、サンドウィッチを買いに行ったまま戻ってこないとか。

そのシーンから始まって、先述の現代になるわけだけれど、それぞれにメイクもちょっと過剰っぽい。場面転換は小野寺さん振付の独特の動きだし、生演奏でトランペットやヴァイオリンも。そうそう、映像表現も欠かせないわね。で、現代の彼らも、その1923年に行っちゃったりするんだわ。

……と、要するに説明不能。時が飛び、場所が変わる。登場人物がどんな人かが語られない代わりに、コマゴマした部分の過剰さが際立つ(そこは大倉孝二が担うんだけども)。

KAATの奥行と高さを生かした舞台美術も素敵でした。3時間半、ケラ氏が描くカフカの迷宮に入り込んだ、としか言えないわねぇ。

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2019.11.07

壮大な時空の旅

11月6日(水)  「終わりのない」19:00〜    於・世田谷パブリックシアター

(世田谷パブリックシアター+エッチピイ)(1階B列18番)

脚本・演出/前川知大   出演/山田裕貴、安井順平、浜田信也、盛隆二、森下創、大窪人衛、奈緒、清水葉月、村岡希美、仲村トオル//原典/ホメロス「オデュッセイア」  監修/野村萬斎

 刺激的かつ緻密なSF世界を描くイキウメの前川さんは、これまでも世田谷パブリックシアターで「奇ッ怪」シリーズを上演してきたし、他にも、最近ではシアタートラム「獣の柱」もあったなぁ……。今回は山田裕貴くん主演なので、まあパブリックシアター友の会でチケットがとれてよかった。この日は、前川&萬斎によるポストトークの日だったけど、すっかり失念していた。それとわかってて今日にしたのか??だった。

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舞台は何もない円形が一段高く作られていて、それと対をなすような上方の円。何もないがゆえに、湖畔のキャンプ場になったり、1000年後の宇宙船になったり、はたまた過去に遡ったり。イメージを膨らませることができる。

山田裕貴くんの役は、世界的に有名なダイバー(環境活動家でもある)の父=仲村と、量子物理学者の母=村岡の間の一人息子、ユーリ。彼が9歳の時に溺れた記憶から始まり、いわゆる中二病的ムズカシイ年齢を経て、両親と幼馴染と一緒の夏のキャンプ場。そこでまた溺れて……。気がついた時には、もはや地球には人が住めなくなった1000年後の世界で……パラレルワールドで彼の生を繰り返す。

スケール壮大で、えっ?と思ったりするのに、妙に説得力があって、どんどん惹きつけられる。それぞれの俳優がまたイメージにぴったりだし。浜田さんのAIダンとか、森下さんのヨーダ的神話的人物とか、笑っちゃうくらい似合いすぎ。熱い仲村さんと、知性派だけどユーモラスな村岡さんもね。

この中で山田くん演じるユーリも、繊細に、悩み戸惑い、成長していったんだなー、と思う。

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2019.11.06

吉例顔見世、昼の部

11月5日(火) 「吉例顔見世大歌舞伎」昼の部 (1階7列16)

「研辰の討たれ」幸四郎(守山辰次)、彦三郎(平井九市郎)、亀蔵(平井才次郎)、友右衛門(平井市郎右衛門)、鴈治郎(僧良観)ほか

「関三奴」芝翫、松緑

「髪結新三」菊五郎(髪結新三)、時蔵(忠七)、團蔵(弥太五郎源七)、権十郎(勝奴)、梅枝(お熊)、魁春(後家お常)、左團次(家主長兵衛)ほか

ひっさしぶりに1階から。ということは、最近、音羽屋に頼んでなかったということね。さすがに見やすかったデス。

「研辰」は、私は野田版しか見てないので(……と思う。最近とみに記憶力に自信なしではあるが)、時に野田版のシーンを思い浮かべたりしながら。ああ、この役、三津五郎、とか。けっこうコントめいたところがあるのねー。嫌いじゃないけど、ちょっとくどくも感じた。大詰、善通寺の場で、(配役を見てなくて)がんじろはんのお坊さまが登場したとたん、雰囲気ぴったりでキャーとなった。そうそう、ここでの仇討ち勝負の立ち回り(というのか?)の時、大向こうが、「おとわや…(3拍くらいの間)…がんばれ」とかけたので、客席も少しクスッ。……と、舞台上でも、幸四郎→亀蔵の順で、その声に少し反応してた。亀蔵「まじめにやってんだ」みたいにね。

「関三奴」、なんか上機嫌っぽく踊る松緑さんについ目がいっちゃったよ。

そして「髪結新三」は……もうねぇ、味わいつつ観る、という感じ。菊五郎の声、若干、風邪ぎみ?とも思ったんだけど、杞憂でありますように。まずは、白子屋の後家が魁春だったので、あらま、と。珍しくないですかね?  それ以外は、何度も同じ役で見てるような。秀調の車力の善八とか、大好き。そうそう、初鰹を売りに来るのが橘太郎!  相変わらず達者ですわ。捌くカツオがとてもツヤツヤ生きが良さげに見えましたです。

菊五郎ー時蔵、團蔵、左團次、権十郎、それぞれのセリフと呼吸が、えも言われぬ味、というところかな。何でもないようだけど、いやいや。不思議だなー。

 

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2019.11.03

ドイツフェスティバルでビール飲んだ

11月3日(日)

 朝10時に八丁堀にある女性センターまで、書の作品を提出しに行ってきた。今までは先生のお宅で、だったのに、6月いっぱいで教室も移転。各教室の集合場所がなくなっちゃったからね。次回もここかどうかは……?

 この予定に縛られちゃって、せっかくの連休も遊びに行けず。でも!11月1日〜4日、青山公園(南地区=乃木坂駅)でドイツフェスティバルが開かれると知ったので、八丁堀から回ったのでした。

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↑入口と、会場の真ん中あたりにあるビール売り場

全体像はこんな感じ↓

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ちょうど正午ごろに行ったんだけど、奥まで進んでももう椅子には座れない感じだったので、テーブルのみの場所で。ビール(ミュンヘンで飲んだパウラーナーを)、白ソーセージ、アイスバイン、カリーブルストなどをパクパク。ソーセージを買ったお店は永田町にあるんだって。

というわけで、この連休の唯一の行楽、なのでした。

 

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ござる乃座、60回!

 10月30日(水)  「狂言ござる乃座  60th」19:00〜   於・国立能楽堂(中正面1列14)

「鍋八撥」万作(鍋売り)、裕基(羯鼓売り)、石田幸雄(目代)

「樋の酒」萬斎(太郎冠者)、内藤連(主)、中村修一(次郎冠者)………休憩

素囃子「高砂」八段之舞//大鼓・亀井洋佑、小鼓・田邊恭資、太鼓・林雄一郎、笛・一噌幸弘

「髭櫓」カケリ入    萬斎(夫)、太一郎(妻)、月崎晴夫・高野和憲・竹山悠樹・石田淡朗・飯田豪(立衆)、金澤桂舟(注進の者)//地謡

萬斎さん主宰のござる乃座は、1987年にスタートして、今回で60回。私はその半分くらいを見てるんじゃないかな。今回は60th Anniversary のみならず、令和のはじまり、即位礼ということで、おめでたい曲が並んだ(髭櫓は大嘗祭にまつわるもの)。公演パンフレットには、見開きで第1回の「蚊相撲」以来の12点の写真が載っている。

裕基くんは20歳過ぎたんだっけ。子どもっぽさが抜けて、すっかり青年の顔になったなぁと。そして万作さんは、顔のイメージがちょっと変わって見えた。ま、要はお爺さん、ということなんだけど、米寿超え(満88)ですもんねぇ。文化勲章受章の兄・萬氏(とお能の弟・四郎氏)ともども、なんてお元気な兄弟なんでしょう。

私が見始めた頃、例えば萬斎ー深田・高野というのが若手の組み合わせだったけど……と、「樋の酒」「髭櫓」を見ながらしみじみ(深田さんは、髭櫓の後見のみ)。「髭櫓」もずいぶん久しぶりなのかなぁ、インパクトのあるストーリー&ビジュアルだから、見てる気はするものの、ね。

今月は万作米寿記念公演〈秋公演〉24日、28日がある。春公演は抽選に外れたから、ここでやっと。でも、2回公演の演目が全く違ってて、万作さんの「三番叟  神楽式」(袴による)は平日の昼だから見られないのよー。

 

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2019.11.01

さあ11月

 11月1日(金)

10月はブログを書いたのが結局13日しかなかった。しかも、観劇してもそのことは書かず、身の回りのことが多かったなー。のちのち「これ見たっけ?」と探す時に困るから、備忘録としてなんとかしたいなぁ。この体たらくの原因は、一にも二にも、私のエネルギー不足です。

 本日1日は、歌舞伎座・初日の夜の部を観劇。梅丸改メ莟玉のお披露目、幸四郎と染五郎の連獅子、そして池波正太郎原作の「市松小僧の女」。全体のバランスも良くて、美少年(美青年)は凛々しく美しく、そして肩のこらない江戸もので打ち出され、いい気分転換になりました。

 今月は、先月から引き続き、書道にがんじがらめとなってるけど、だからこそ気晴らしも必要よね。観劇は、まあ通常くらい、としておきましょうか。おそろしいことに、神奈川芸術劇場に2回も行くのです。12月も1回!    しかも月末に行く「グリークス」って、11時開演で10時間ということなんですのよ。我ながらどうかしてる。

ハロウィンには、玄関のお花でちょっと遊んでみました。

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