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2019.11.17

二人芝居(+合唱団)

11月15日(金)  「あの出来事」14:00〜   於・新国立劇場 小劇場

(ことぜんシリーズVol.2)

作/デイヴィッド・グレッグ   翻訳/谷岡健彦   演出/瀬戸山美咲  出演/南果歩(クレア)、小久保寿人(少年)//合唱団

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最近、新国立劇場になかなか行けなくて……ことぜんシリーズの1「どん底」は見ていない。今回もチケットを買いそびれていたんだけど、お安い企画がちょうどいい日にあったので、ラッキー!と行ってきた。たまたま聴覚障害者向けの設定がある回で、字幕(日本語/英語)が出ていた。当然だけど、セリフだけじゃなくて「風の音」などという表示も。

2011年に実際にノルウェーで起きたテロ事件を題材にしているとのことなのに、でも二人芝居?と思って。その上、合唱団ってなに?という感じ。

南果歩は、マイノリティたちが多く集まる合唱団を指導するクレアとしてずっと存在する。一方の小久保寿人は、パンフの役名では少年だけど(これは犯人)、時に精神科医になり、少年の父親、クレアの同性のパートナー……様々に役が変わる。衣装はそのままで。で、時も行き来する。この何役も演じる時の、声がそもそも素晴らしい。声の表情というのかな。若い/年上/医者など。

合唱団は歌うだけではなくて、時に台詞を言うこともある(割り台詞のように)。声のトーンの違いとかで、ひっかかることもあった。ずっと舞台上にいるわけでもない。そんなふうにサラサラ流れない分、むしろ良かったのかもしれない。そして、実際に襲われたのが合唱団だから(そんなシーンはないが)、一人一人にリアリティがあるというか……。

「ことぜん」シリーズは「個」と「全」なのね。そういえば、少し前に見た「終わりのない」のアフタートーク」で萬斎さんからも、まさに「個と全」という言葉は出たっけなー、などと(彼はオリンピックに関係してるから、そこでの大変さが若干伺えるような言い方だった)。

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