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2019年12月

2019.12.30

サントリーホールで第九を

12月29日(日)  東京交響楽団「第九  2019」14:00〜    於・サントリーホール

ベートーヴェン:交響曲 第9番 ニ短調  作品125 「合唱付」

指揮/ジョナサン・ノット、ソプラノ/ルイーズ・オルダー、メゾソプラノ/ステファニー・イラーニ、テノール/サイモン・オニール、バスバリトン/シェンヤン、合唱/東響コーラス

 ここ何年か、年末が近づくと家で「第九聞きにいこうか」なんて話になってた。でも、もうチケットが完売だったりして実現しなかったのよね。「どうせならサントリーホールで聞きたい」というリクエストにしばられて。初台なら家から便利だし、池袋もわりと行きやすい。サントリーホールは面倒なんだよ。だけれども……。だから、オケで選ぶとか、指揮者で選ぶとかじゃないの。

 というわけで、今年はやっと、何年越しかでサントリーホールに行けました!   チケットは発売開始日に買ったわけでもないので、1階20列のセンター左寄り。でも、なかなかいい感じで聞ける席でした。

ジョナサン・ノットの名前だけは聞き覚えがあったけど(音楽監督なんだね)、東響も初めて。演奏は軽やかな感じで心地よく進んでいくので、ちょっと不思議。こんなだっけ、と思いつつ、心地よく身を委ねる、と言えばいいかな。ノット氏の指揮姿も、見てて飽きないし。きゃー素敵!と思っちゃいましたです。こんな調子で、独唱も合唱も、ワクワクしつつ聞いてたら、あっという間に終わっちゃったのでした。

アンコールの何度目かで、コーラスの人たちが客席の方に降りてきて、通路にずらっと並び(ステージ上にもいる)、「蛍の光」が始まった。そういえば、開演前に隣の人たちがそんな話をしてたっけな。サイリウムも使うのねー。

オケの方々も退場して、はぁぁ、終わった、と(通路に出にくい場所だし)ゆっくり仕度してたら、なんと、指揮者とソリストが登場。ステージ上で拍手したり手を振ったり、最後まで盛り上がってました。

んでもって、オマケ。そんな調子でゆっくりホールを出て、チェックしてた「ドイツビール」のお店に行ったら、そこに今までステージにいたソリストや指揮者が三々五々入ってくるじゃないの。居合わせた人もみなコンサート帰りだから、それぞれ拍手でお迎えしましたよ。やっぱりノット氏、とてもフレンドリー。

やっぱり毎年、第九に行きたくなるよね。ま、今回の演奏は私向きだったようではあるけれど。

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2019.12.29

落語de忘年会

12月28日(土)  「柳亭市楽   披露目の稽古10」18:30〜    於・神田連雀亭

「芝居の喧嘩」「三味線栗毛」

市楽くん、来春の真打昇進がいよいよ近づいてきた。連雀亭での「稽古」は1時間くらいでサクッとやる、という会。今回は「三味線栗毛」を北村薫・円紫さんシリーズ(「空飛ぶ馬」)での演出で、ということで行ってきた。この趣向自体は、以前、柳家三三さんの会で聞いたことがある。そして、行ってくるよーと友人たちに言ったら、じゃあ!と2人加わって急遽、忘年会と相成りました。

「三味線栗毛」はいろんなやり方があるけれど、円紫さんバージョンはほのぼの後味がいい。ネタおろしだし、これから練っていけば、と期待できる。

今年の市楽くんは、宝塚にハマっちゃったとのことで、その話マクラがなかなか楽しい。芸人さんって、いろんな経験が役に立つんだわねぇ、とちょっと羨ましくもある。

神田連雀亭は、神田やぶそばと神田まつやの間にあるのだけれど、蕎麦屋はそう遅くまでやってないので、創業1905年という「みますや」に行ってみよう。電話してみたら(予約NGとのこと)、今は入れるとのことなので、地図を見ながらGO。

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わさわさお客さんいっぱい。だけれども、食べ物は「ありません」という物が多くて……。というのも、本日、年内最終営業日だからだって。で「ある物は何?」という聞き方で、トロ刺し、肉どうふ、ホッケ、冬瓜の煮物などを、生ビールと熱燗(白鷹)で。思わぬ展開で、楽しい落語忘年会となりました。

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2019.12.27

スマホを新しくしたのだ

12月27日(金)

このところスマホの調子が悪かった。一度、見てもらったら、SIMカードの接触不良?みたいな感じで、あんまり頻繁に起こるようなら(もうずいぶん使ってるし)機種変更した方がいい、とのことだった。その後、自分で何回もカードの抜き差しをやってたけど、年末年始に二進も三進もいかなくなったら困るし……と思い切って新しくしたのよー。

地元のドコモショップに10時半に予約を入れてた。なんだかんだで全て終わったのは12時半になってたわねー。それだけでぐったり。

一応、希望の機種も決めてたので(メーカーを変えず、値段の安いもの)、その点はまあまあ。基本の操作はそれほど変わらないと思うけど、でも迷うこともいろいろ。徐々に慣れていかなくては。

でも「フォト」アプリの中の写真が、勝手に「おすすめ」として「アルバム作成」されちゃって、「ドイツとチェコへの旅行」などとまとめられてるのにはビックリというか、余計なお世話というか、気持ち悪いというか。

たまたま、Amazonプライムが1年間無料になる、ということで、プライム会員をやめてたのにまた復活してしまった。自動更新のワナにはまらないようにしなくては。買い物はほとんどしてないんだけどねー(電子書籍くらいだから、その点ではプライムは関係ない)。

あれやこれややってると、つい時間が経っちゃって、困ったもんだ。

 

 

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2019.12.24

冬の午後、ピアノとリーディングを

12月22日(日)  「ピアノと物語   ジョルジュ」14:00〜     於・座・高円寺1

(座・高円寺  冬の物語  ピアノと物語)

作/斎藤憐   演出/佐藤信  出演/冨樫真(ジョルジュ/オーロール・デュパン=本名)、浅野和之(ミッシェル)、関本昌平(ショパン=ピアノ)

  何年か前から、この時期に座・高円寺で「ピアノと物語」の公演が行われてた。演目も同じで、「アメリカン・ラプソディ」と「ジョルジュ」。こんな慌ただしい時期ではあるし、どちらも3公演ずつくらいだから、気になりつつも行けなかった。たしか「ジョルジュ」は竹下景子がやってたと思う。今回、見に行った理由の一つが、浅野和之出演ってこと。やっぱり期待しちゃうから、なんとか!と。

両演目に共通のパンフレット(8ページ)があった。ショパンの葬儀はマドレーヌ寺院で行われたんだね。

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ちなみに私が見ていない方の「アメリカン・ラプソディ」はピアノ(ガーシュイン)が佐藤允彦で、秋本奈緒美と斉藤淳の出演だった。こちらも、次の機会にはぜひ行きたい。

「ジョルジュ」は、ピアノを真ん中にして、下手のテーブルと椅子(ワインが置いてある)に浅野さん、上手に冨樫さん(ティーポットが置いてある)。そこで弁護士のミシェルとジョルジュ・サンドとの会話が交わされ(リーディング)、そこに登場するショパンは言葉ではなくピアノで! たとえば、「革命」を叩きつけるように書いた、とか。ずっと時が経って、ショパンの死は彼の「葬送行進曲」で表されるとか。

休憩込みで2時間半と、予想より長かったんだけど、全然長さを感じなかった。ストーリーの面白さと、ピアノの音の豊かさ‼︎  

ショパンといえば、ジョルジュ・サンドとの恋よねー。ここでは、弁護士のミシェルがまずはジョルジュの恋人で、やがて二人を見守りジョルジュに頼られる存在。さすが、浅野和之、包容力のあるいい男だったわー。久しぶりの冨樫真も、理知的な力強い声。

 もともと朗読の類は好きなんだけど、これはまた更に新しい感じで、とても気に入った。来年もきっとあるよね。そしたら両方見たいんだ。

 

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2019.12.23

二人芝居を続けて見る

12月18日(水)  「タージマハルの衛兵」19:00〜   於・新国立劇場  小劇場 *作/ラジヴ・ジョセフ   翻訳/小田島創志   演出/小川絵梨子    出演/成河(フマーユーン)、亀田佳明(バーブル)(C1列10番)

12月20日(金)  「モジョ ミキボー」14:00〜    於・シアタートラム  * 脚本/オーウェン・マカファーティ   翻訳/平川大作   演出/鵜山仁   出演/浅野雅博(モジョ)、石橋徹郎(ミキボー)E列12番)

  偶然だけども、続けて二人芝居を見ることに。どちらも上演時間は90分くらい。ギュギュッと中身が詰まってるというか……笑うところもけっこうあるのに重たい。そして、それ故に俳優の力量もまた問われるだろうと思う。いやー、十分満足しましたよ。

「タージマハルの衛兵」は、1648年、幼馴染の二人がタージマハルの建築現場の警備についている場面から。生まれも性格も正反対な二人を、まずたっぷりと見せる。そこから、彼らに下される非情な任務(そりゃPTSDになるよね、と思ってしまった)、その後の衝撃の展開……いやー、ぐったり。だからこそ、幕切れ近くに再現される、訓練中に迷ったジャングルでの楽しい記憶が胸に迫る。

 「流血の場面があります」みたいな注意書きが劇場にあったんだけど、ま、まあね……。におい付きだったら耐えられないだろうと思うと、やはり五感って不思議。

 これ、チケットを取りそびれてたんだけど、追加公演の先行で、めでたく好みの席を取ることができたのでした。成河くん、表情豊かでよかったなー。亀田さんと対照的なところもマル。

* *

「モジョ ミキボー」

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2010年と2013年に同じキャスト、演出で上演されたもの。それまで下北沢OFF・OFFシアターだったから、シアタートラムとはいえ、うんと広くなってます。私は2013年に見てる。

こちらは1970年、アイルランドのベルファストが舞台。カトリックとプロテスタントの対立が激しかったこの場所で、出会い友達になった悪ガキのモジョとミキボー。二人の無軌道なやんちゃぶり(とはいえ幼くもある)が楽しい。楽しいといえば、二人の役者は常にモジョとミキボーなわけではなくて、瞬時にモジョ、ミキボーの父親や母親らになったりする。帽子、ジャケット、スカーフ、エプロンという小道具ひとつで。

 劇場が広くなったぶん、悪ガキの遊びもダイナミックに。けれども、こちらも胸が苦しくなるような、苦い幕切れ……。

* *

正直言うと、なんでこの日にしちゃったかな、と思わなくもなかった。というのは、なんとかナウシカ歌舞伎を再見したかったのに、この日ダメじゃん、となったから。でも、どちらも見てよかった、と思える舞台だった。悔いはないぞ。

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2019.12.17

12月前半は……

12月17日(火)

えっ、あと2週間で2019年がおわっちゃうんですかー、な今日この頃。とりあえず、最近のお出かけ先をメモ。

 

10日(火)キレイ@シアターコクーン(2階E列17番)

4回目の上演で、私は2回目から見てる。初演DVDも持ってるとは、よほど気に入ってたんだよね。大人計画だから、阿部サダヲ、皆川猿時、荒川良々ほかのメンバーに加えて、麻生久美子、神木隆之介といった「いだてん」!な人々。初演以来の、阿部サダヲの役の変遷(少年ハリコナのイメージが強くて)等、何度も上演される演目ならではの感慨も。

13日(金) 銀座→田原町。銀座1丁目の奥野ビルにある貸し画廊・晩学にて、友人が来月、写真展を開くのでその会場下見。チベットの写真です。またここで紹介するね。このビル、話に聞いたことはあったけど、手動エレベーターがなんとも言えない趣!

 そのあと、田原町(西浅草)の書店「Readin’  Writin’」で詩のグループ展を見てきた。ロフト部分がそんなスペースに。レジでは飲み物も買えるし、本のセレクトショップ的空間。最近、こういうの増えてますかねー。

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14日(土)常陸坊海尊@KAAT(1階12列27)

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またも来ましたKAAT。秋元松代の作を長塚圭史が演出。常陸坊海尊といえば勧進帳のイメージで、ついジャラジャラしてみた。

15日(日)国立劇場歌舞伎。急遽、忘年会を企画した。そういう時は、直前でもチケットを取りやすい国立がありがたい。2階7列からのんびり見た。「盛綱陣屋」ではバッチリ覚醒してたのに、「蝙蝠の安さん」はちょっとzzz。ゴハンの後だし、照明落としてるしねー。

16日(月)花組芝居・義経千本桜@あうるすぽっと。お安く行けたので、書道の後に見てきた。やっぱり面白い、というか、すっごく脚本・演出(加納幸和)がいいんだわー。役者も義太夫に乗って……。

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2019.12.13

晩秋 or 初冬?

12月11日(水)

 穏やかな冬の日。そんなに寒くない、というかわりと暖かい。たまには近所の植物園に行くか、ということで、徒歩で神代植物公園まで。でも、その前に、深大寺の門前で、お蕎麦を食べるのは忘れない。水曜日って、休みの店がけっこうあって、どこのお店に行くか、選択肢が少なくなっちゃった。

 深大寺に先に行くコースなので、植物公園も正門からじゃなくて、深大寺側の門から入る。おお、一般500円だけど、65歳以上は半額になるのか。もう少し(汗)。というか、年齢は自己申告らしいので、250円で入ってもいいのでは?と思うけど、やっぱり、それは盛り下がるでしょ。250円ごときで。そして、年間パスポートは一般2500円(つまり1250円)ということは、近所なんだからしょっちゅう来るぞ、と思えば、かなりお得だわね。老後の楽しみに……?

 深大寺門から入ると、すぐに目当ての「かえで園」。

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ゆっくり、あちこち歩いて、ばら園ではまだまだ咲いていたわよ。

そして、とても好きなのが温室なので、ここもじっくりと。カカオが実ってたり、ハイビスカスが咲いてたり。食虫植物やサボテンなんかも楽しい。何年かに1回、花が咲いて(それが猛烈に臭いらしい)ショクダイオオコンニャクも、やっとチェック。今年の夏に咲いたんだよねー。

面白かったのは↓

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アリストロキア・サルバドレンシス。って、絶対に覚えられない名前だけど、別名ダース・ベーダーらしい。

あっという間に12月も10日を過ぎちゃって、あららー、という日々。たまにはノンビリしないとね。

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2019.12.09

ナウシカ歌舞伎を初日に見る

12月6日(金) 「新作歌舞伎 『風の谷のナウシカ』」昼の部、夜の部   於・新橋演舞場

昼の部

「序幕  青き衣の者、金色の野に立つ」「二幕目  悪魔の法の復活」「三幕目  白き魔女、と血の道を征く」

 

夜の部

「四幕目  大海嘯」「五幕目  浄化の森」「六幕目  巨神兵の覚醒」「大詰  シュワの墓所の秘密」

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↑ タペストリー幕

もっか家に引きこもり中なんだけど、昨日あたり感想を書こうと思ってた。……そうしたら、昼の部を観劇していた友人から、「昼の部で事件です」とのメールが。どうも菊之助が怪我をしたのでは?  七之助が出てきて「これでおしまい」と挨拶した、夜の部は?などなど、心配な情報あれやこれや入ってくる。結局のところ、夜の部は休演、しかーし翌日つまり今日の昼の部からは再開。菊之助は左肘の亀裂骨折ゆえに、演出を変更とのこと。まあねー、メーヴェで宙乗りとか、無理よね。

 頭に浮かんだのは、その宙乗りと、夜の部、第五幕の所作事が菊之助一人の踊りということ。ここはどうだったんだろう。

 いろいろ気になるけど、今回はチケットをもう持ってない!  いやはや、こんなに入手困難とは甘く見ておりましたわよ。自分の歌舞伎会先行枠を友人のために使ってしまって、安い席が買えなかったんだわ。人がいいにもほどがある。

 早速、映画になるとのことだけど(ディレイビューイングって?)、期間が短いし、料金高いぃ。

 スーパー歌舞伎とかは、劇場で見ながらも「うーん、映画で十分」なんて思ったりする私。でも、ナウシカはそうは思わなかったな。単純に好みの問題と言えばそれまで(スーパー歌舞伎がそう好きでない)。展開とかスピード感じゃないのよ!   長唄や義太夫、大薩摩、琴などなど、音曲も聞かせるし。

昼の部はまず右近くんの口上から(この時、「タペストリー幕」と言ってた)。夜の部は道化・種之助くんの各人紹介&名乗りで始まる。なるほどね!  イヤホンガイド、こういう演目で必要?なんて思ってたけど、ストーリーを全く知らない人には助けになったらしい(と、昼の部で隣になったおばあさまが)。

若者たちがみんなカッコよかったなー。なまじ原作漫画を読んでいたばかりに、松也ユパ(原作では相当なお年)が不安だったけど、そんなことなかった。キツネリスのテトと客席を回る時、ちょうど私のすぐ後ろの席を無理やり通って花道に上がったんだけど、流石に当意即妙な客あしらいといいますか……。

 そういえば、チクク役の子は交互出演だけど、ちょっと鈴木福くんを彷彿とさせる感じだった。歌舞伎座夜の部ともども、子役ちゃん大活躍ね。

……と、思い出すことのほんの一端を書いておきます。

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2019.12.06

Q列で「Q」 を見る

12月4日(水)  「Q   A Night  At The Kabuki」19:00〜    於・東京芸術劇場プレイハウス

(NODA・MAP 第23回公演)

作・演出/野田秀樹   音楽/QUEEN  美術/堀尾幸男   衣裳/ひびのこづえ   出演/松たか子(それからの愁里愛)、上川隆也(それからの瑯壬生)、広瀬すず(源の愁里愛/愁里愛の面影)、志尊淳(平の瑯壬生/瑯壬生の面影)、橋本さとし(源義仲/法皇/源頼朝/平の虚仮威)、小松和重(平の水銀/平の白金)、伊勢佳世(六波羅禿の巴/巴御前/尼トモエゴゼ)、羽野晶紀(源の生母/平の溺愛母/尼マザーッテルサ)、野田秀樹(源の乳母)、竹中直人(平清盛/平の凡太郎)ほか

 これで私の「Q」観劇もおしまい。勢いで3回見たのだけれど、オケピで売れるなら1回分は売ってたかも。本人確認をきっちりやってるし、行けなくなった時は「チケトレ」へと言われても、「明日行けなくなった」というのは売買できないんだよね。もう少しいい方法はないものかしら。というか、オケピを使わせてくれればいいと思うんだけれども。

それはともかく、今回はQ列から。芸劇の野田地図で、1階の通路より前で見たことはない、というくらい座席運が悪いので、これでもましな方。

 観劇の前に、アフガニスタンで中村哲医師が銃撃されて亡くなられた、というニュースを知った。それでズシーンと来てたものだから、劇中の銃声がことさら響いた。Qの中では源平の戦いで、弓矢を使ってるらしいのに銃の音だよね(武器の形状も)。

 2回目に見た時に、巴御前の伊勢佳世は少し声の調子が良くなかった。広瀬すずも、がなってる感が気になった。どちらも今回は元どおりだったけど、長丁場だし大変よね。……という点では、松たか子の透明感があってナチュラルな声はほんとすごいなー。

 言葉遊びも、ここにこれを持ってきたか!も、あれもこれも、さすが野田秀樹、と思う。楽しみつつ、そしてやっぱりラストに涙しつつ、それでも、もっと頭抱えさせて、とも思う強欲さよ‼︎

 

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2019.12.03

うーむ、白雪姫

12月3日(火)  「十二月大歌舞伎」夜の部   16:30〜 (3階8列15)

「神霊矢口渡」松緑(頓兵衛)、梅枝(お舟)、児太郎(うてな)、萬太郎(六蔵)、坂東亀蔵(新田義峯)ほか

「本朝白雪姫譚話」玉三郎(白雪姫)、梅枝(鏡の精)、児太郎(野分の前)、獅童(郷村新吾)ほか

とりあえず今月は夜の部しか取ってない。昼夜ともにそんなに……だったし、予定が立たなかったこともありで。今後、時間と3階Bの席があったら昼の部も見るかもね(つまり玉三郎の阿古屋以外で)。

神霊矢口渡は、松緑の老け役・白髪が、なかなかいいじゃない?なんて見てたんだけど、途中でzzzとなってしまった。昔、富十郎と菊之助で見たんだっけ、と思ってるうちに。

しかし児太郎って、今月は昼夜、ほぼ全ての演目に出てるんじゃない?  玉さまに鍛えられつつとにかく頑張る、ってことでしょうか。頑張れ〜。梅枝も夜の部、両方の演目に出てるけど、白雪姫の「鏡の精」みたいなクールな役の方が好きかも。

とはいえ、「白雪姫」びみょ〜。なんか見てて居心地の悪さを感じちゃって、見続けるのがややしんどい。でも、それゆえにバッチリ覚醒してるんだから、ああ神霊矢口渡で寝ちゃってごめんなさい、でした。

絵面としての美しさはさすが、と思うけど、肝心のストーリーが……。獅童や彦三郎(出番がちょっとで気の毒)よりも、7人の妖精が目立つ感じ。まあ、白雪姫ってそういう話だったっけ(笑)。そして大人がその役をやるわけにもいかないわね。そんな中で、収穫はやっぱり児太郎かな。自分が一番美しくなくてはダメ、一番でいるために娘までも手にかける、こんな女を演じてサマになるんだもの。

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2019.12.02

メモ:米寿記念狂言会

11月24日(日) 「野村万作  米寿記念狂言の会〈秋公演〉」15:00〜    於・国立能楽堂

「入間川」太一郎(大名)、内藤連(太郎冠者)、深田博治(入間の何某)

「奈須与市語」飯田豪   ……休憩

「木六駄」万作(太郎冠者)、遼太(主)、高野和範(茶屋)、石田幸雄(伯父)   ……休憩

「金津地蔵」萬斎(親)、竹山悠樹(金津の者)、三藤なつ葉(子)、内藤連・飯田豪・石田淡朗・太一郎(立衆)

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↑ パンフ、チラシ、チケット。パンフレットには池澤夏樹氏が寄稿されてる。

 

今日の演目はどれも見たことがあるのに、あれ?こういうのだっけ。どうしてこうも忘れてしまうのでしょう。

それはともかく、こうして演目、演者を並べて見ると、ほんとに一門の層が厚くなったなー、と実感する。ずっと若者のつもりで見ていた深田さん、高野さんも、すっかりベテラン。石田淡朗くんはもう狂言はされないのかと思ってたけど、最近、お見かけするようになった。

5歳から88歳までーー子方の三藤なつ葉さんは、万作さんの孫。「適齢期」で、靭猿でも見たし、今回の記念狂言の会の2日目でじは「業平餅」にも出演する。そうそう、「金津地蔵」では万作さんが後見につかれて舞台上で孫の支度のお世話を。

「木六駄」は確か世田谷パブリックシアターの特設能舞台で見たと思うけど、やっぱりこういう能楽堂のシンプルさがいのち、みたいなところがあるなぁ、などとと思った(内容より設えの方を記憶してるって、あまり良くない)。橋掛りの雪道を行く、その道中のイメージとだからこその茶店でのお酒!

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