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2020.02.24

文楽襲名

2月23日(日・祝) 「国立劇場 文楽公演」第二部  14:15〜(2列21)

「新版歌祭文 野崎村の段」睦太夫/勝平、織太夫/清治、咲太夫/燕三・燕二郎  簑二郎(おみつ)、勘壽(久作)、玉志(久松)、簑一郎(お染)ほか

六代目竹本錣太夫襲名披露狂言「傾城反魂香 土佐将監閑居の段」希太夫/團吾、錣太夫/宗助・寛太郎 玉也(土佐将監)、勘十郎(浮世又平)、清十郎(おとく)、一輔(雅楽之介)ほか

穏やかな日が続いて、お出かけ日和ではある。2枚チケットが取れたので、古い落語仲間(でも今は韓国ミュージカルなどに夢中)の文楽好きを誘って出かけた。彼女、以前は大阪に文楽遠征もしていたのに、すっかりご無沙汰とか。

第一部と同じような席なので、床も字幕もほとんど見えず、舞台に集中。せっかくの襲名披露なのにちょっと席の選択を間違えたかも……でも、地味なお人ではあるよね。演目はどちらも歌舞伎でもお馴染み。

野崎村、文楽だと親父様はいったん出かけるのか、とか、へぇえなところを楽しむ。おみつちゃん、切り落とした大根の葉の部分を、ポイッと前に投げ捨ててたし。いつもなら清治の三味線には呂勢太夫なのに、昨秋から病気療養のため休演。でも4月からは復帰のようでよかった。咲太夫も痩せられたとは思うけど、(織太夫の後だし声の張りが……)滋味深い声、という感じ。文楽のラストは好きだなぁ。2挺の三味線がドラマチック。

反魂香は、間で盆が返ったところで襲名披露。といっても、呂太夫が紹介をするだけで終わり。でも、ちょっと修業時代のエピソードを挟むところが呂太夫かしらね。床での披露は、三味線の燕三の時の住太夫がとても記憶に残ってる。

なにしろ、どもりの又平だから、錣太夫、熱演。実直な本人のイメージととても合ってる気がした。ここでの勘十郎は、第一部とは打って変わって、動く動く。そういえば、清十郎の襲名の時には、簑助が一言、挨拶したのに打たれたなあ、なんてことも思ってた。

個人的には第一部の方が充実してた気がするけど、それは「通し」ゆえ、だったからかな。第三部も気にはなったけど、見る余裕なく……。

4月大阪、5月東京で、ともに「義経千本桜」が通し上演される。どうせなら大阪に行きたいな、吉野の千本桜も一度は見たいな、と夢は広がる。広がるだけだ(新型コロナがどうなってるかもあるし、そもそも4月はあれもこれも繁忙期。おとなしく東京で見よ、と言われてる気がする)。

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