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2020.02.04

文七元結に尽きる!

2月3日(月) 「二月大歌舞伎」夜の部  16:30〜  於・歌舞伎座(3階2列24)

「八陣守護城」我當(佐藤正清)、進之介(斑鳩平次)、魁春(雛衣)ほか

「羽衣」玉三郎、勘九郎ーー節分豆まきーー

「人情噺文七元結」菊五郎(長兵衛)、左團次(和泉屋清兵衛)、雀右衛門(女房お兼)、梅枝(手代文七)、莟玉(お久)、時蔵(角海老女将)、梅玉(鳶頭)ほか

「道行故郷の初雪」梅玉(忠兵衛)、松緑(万才)、秀太郎(梅川)

今月の歌舞伎座は、十三世仁左衛門二十七回忌追善で、夜の部では「八陣守護城」と道行がその追善狂言。どちらもそう長くはないし、初めて見る演目でもあり、半ばぼーっと見ておりました。ま、正直言うと、文七元結以外はそんな感じかな。別に考えたり感動したり(?)とは、関係ないと思うの。

 我當さんは、終始、腰掛けたままだけれど、声は3階までよく届いてた。不鮮明なところもあったけど、まだ2日目だしね。そしていつも父親とセットでしか出演しない進之介。顔も立派なんだからもっと出ればいいのに。その辺はよくわからない。

 羽衣はごめんなさい、綺麗!で終わっちゃいました。そして、私は歌舞伎座の豆まきは初めて!  幕が開くと、中央に菊五郎と、そして隣に眞秀くん。出演者がずらりと並んで豆まき開始。3階ではスタッフさんが手渡してくれました。私は通路脇の席だったので、まとめて受け取って隣に回したわよー。豆まきの終盤にやっと玉三郎が下手に出てきて、花道のあたりにバサバサ撒いてたのがおかしかった。

さて、夜の部はやっぱり「文七元結」に尽きるでしょう。菊五郎の長兵衛はもう絶品としか言いようがない。雀右衛門の女房、時蔵の女将、莟玉のお久がとても新鮮。そして、ストーリーもよっく知ってる、ベタな芝居なのに、なんかうるっときちゃうのがねぇ……。この味はほか(他の人)じゃあ出せねぇ。それにしても毎回思うんだけど、最後に文七が言う元結の工夫のくだりは余計というか、ナレーションで入るべきところよね。

 

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