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2020.03.17

きらめく星座、2009年から4回目

3月15日(日)「きらめく星座」13;00〜  於・紀伊國屋サザンシアター(20列13番)

(こまつ座 第131回公演)

作/井上ひさし 演出/栗山民也 出演/久保酎吉、松岡依都美、高橋光臣、瀬戸さおり、粟野史浩、大鷹明良、木村靖司ほか

ほんとは土曜日に見るはずだった本多劇場「十二夜」が中止になって、どんよりしてたので、安く見られるこまつ座に行くことにした。この日が東京の千秋楽だったからか、客席はかなり埋まってました。そんな日でも安く見られたのはありがたい(というか、よっぽどじゃないと、こまつ座は定価で見てないね、私)。

 今回、見なくてもいいかな、と思ってたのは、2009年からすでに3回見ていたから。特に前2回はほぼ同じキャストだったし(秋山菜津子、山西惇、木場勝己)。でも!意外なくらい今度のキャストが面白くて、見てよかったー!でした。ちなみに、秋山菜津子→松岡依都美、山西惇→粟野史浩、木場勝己→大鷹明良、田代万里生→高橋光臣、深谷美歩→瀬戸さおり(瀬戸さおりって、瀬戸康史の妹だったのー⁉︎)。で、変わらないオデオン堂の店主・久保酎吉に、憲兵の木村靖司。

 今回の役者の方がよかった、ということではなくて、演じる人が変わるとその芝居の場の空気が違ってくるんだな、というのを実感したから。特にオデオン堂の後妻ふじと、傷痍軍人の源次郎にそれを感じた。秋山菜津子は強さが前面に出る(おきゃんな感じも)。一方、松岡依都美だと、ふんわりおっかさんな雰囲気、とかね。

 ストーリー的には、やっぱり最初の方は説明くさいなどと毎回感じてたり、同じところで泣かされちゃったり。一方、今までどうしても劇中の日付にとらわれてたのが、そうでもなくなってて、これはいい傾向(笑)。

ところでこの作品の初演は1985年だったという。当時のキャストはまだ戦争を知っている世代だった。そして今、すっかり戦争を知らず、だからといって「平和」を謳歌しているのでは決してない。むしろ、戦争の影に怯えている、と言えるのかもしれない。

 

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