演劇

2020.08.10

久しぶりの中劇場

8月7日(金) 「イヌビト 〜犬人〜」13:00〜   於・新国立劇場 中劇場(1階11列34番)

作・演出/長塚圭史  振付/近藤良平  出演/松たか子(案内役/マツダタケコ)、首藤康之(タナカ)、島地保武(妻ツマコ)、西山友貴(息子カナタ)、近藤良平(保健所の人サルキ)、長塚圭史(ジョシュモト)ほか

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(左)開演前・ロビー (右)終演後・劇場からエントランスへの途中

長塚圭史の作・演出、近藤良平の振付で、首藤康之、松たか子出演、という新国立劇場の企画は、これが3作目。私は今まで見る機会がなくて、今回初めて。しかも今まで小劇場での上演だったのが、中劇場になった。

あっ、タイトルの「久しぶりの中劇場」というのは、新国立のここを指しているのではなくて、いわゆる小劇場・中劇場の話。観劇再開後、小劇場には行ってたけど(シアタートラム、新国立小劇場、下北沢・駅前劇場)、中劇場は初めて。そして大劇場はまだ。

もう少し、お子さんが多いかと思ってたら、それほどでもなかった……気がする。男性の一人客が意外に多かったように見えたなぁ。

長塚さんの作るお芝居って、なかなかわかりにくいことが多いんだけど、これはさすがに目の前で起こってることは不思議ながらわかるのではある。ある町に車で引っ越してきたタナカ一家(と飼い犬プティ)。でも道を尋ねようと車を降りたところから、なんだか不穏。えっ?犬ですって⁉︎    だんだんわかってくることには、この町には「夜型イヌビトウイルス」が蔓延してたのです!  夜にならないと感染してるかはわからない、というか、誰が感染してるのか……。

元々、考えられてたストーリーが、このコロナ禍で変わったらしい。そして出演者はマスク、マスク(進行を司る松たか子はフェイスシールドというよりマウスシールド装着)。これで歌ったり踊ったり。

舞台のセットも可動式のシンプルな絵だったり(車もね)、普通に妻を演じてる人が髭だったり、犬もモフモフとかのリアルじゃないけど可愛かったり。フィクションの世界にはいりこんでくる現実があったり。うーん、どこか絵本的なのかも。

中劇場ということは、ラスト、奥行きを生かした演出がまたよかったわね。

 

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2020.08.03

フェイスシールドをつけてお芝居を見る

8月1日(土) 「無畏」14:00〜   於・下北沢・駅前劇場

(劇団チョコレートケーキ第32回公演)

脚本/古川健  演出/日澤雄介  出演/林竜三(松井石根)、渡邊りょう(田村明政=私設秘書)、青木柳葉魚(飯沼守=陸軍少将)、近藤フク(武藤章=陸軍大佐)、原口健太郎(柳川平助=陸軍中将)、今里真(中島今朝吾=陸軍中将)、岡本篤(中山勝聖=巣鴨プリズン教誨師)、西尾友樹(上室亮一=東京裁判日本人弁護士)、浅井伸治(声)

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↑ 参考資料、チラシ、フェイスシールド

劇団チョコレートケーキ。「歴史的な事実を参考にしたフィクション」を上演する劇団、といえばいいだろうか。今回は、松井石根と聞いて、しょうじきウムムとなってしまい、見に行こうかなどうしようかな、という感じだった(……のわりに、いち早く予約してるんであるが)。だって、南京事件の人でしょ、ということしか頭になかったから。苦手なのよ、あの辺りの話。百人切りウンヌンとか、昔のオピニオン誌なんかが好きそうな題材でもあり。

それはさておき、下北沢の小さな劇場での上演だから、検温、消毒(手指、靴裏)、座席配置など、できることは全部やります、という感じ。舞台から2メートルは離れているけれども1列目、2列目の人はフェイスシールド着用とのことで、2列目の私も、初めてつけたのでした。わりと余裕を持って席についてたから、開演までに慣れたようでそれほど違和感はなかった。あったとしても、たぶん「安心感」が勝ってたわね。舞台の前方で、秘書氏が相当熱くなって口角泡を飛ばす、というシーンもあったし。いちいちギョッとして現実に戻っちゃうんだよね。全く、コロナめ、と思うのはそんな時。

日本におけるコロナとの戦い(戦い以前の問題?)が、太平洋戦争に重ねて語られることがあるけど、台詞にもそんな、今を思い浮かべる部分が。上海派遣軍の司令官である松井が「責任は全て私にある」と言う、そのことの「思考停止」を弁護士から糾弾されたり……。

「無畏」とは馴染みのない言葉だなと思ったら、仏教用語とのこと。その本来の意味でなく「死を怖れない」との意味合いで、松井は辞世の句に使っているという。

 一人の人間としてはとてもいい人でも、組織の中にあっては、判断力や指導力、エトセトラこそが重要。いつも時代もそれは変わらないなー、などと思いつつ。

それにしても、西尾友樹はちょっと暑苦しいのも含めていいわねー。もう一人の劇団員、岡本篤は、一捻り裏があるのかと、つい思ってしまったよ。

 

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2020.07.17

ファンタジーを楽しむ

7月15日(水) 「願いがかなうぐつぐつカクテル」13:00〜   於・新国立劇場 小劇場(C 4列7)

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原作・上演台本/ミヒャエル・エンデ  翻訳/高橋文子  演出/小山ゆうな  出演/北村有起哉、林田航平、松尾諭、森下能幸、あめくみちこ、花王おさむ

前日に見たひとり芝居とは打って変わって、カラフル楽しいファンタジー。始まりからして、暗転からキラキラと客席前方(通路あたり)に降り注ぐ紙吹雪。おおっ!という予感。上のキャストに、あえて役名は書かなかった。というのも、ドクター・ベルゼブブ・イルヴィッツアー(北村)とか、わかんないもん。なんか実験室の教授、みたいなんだけど、枢密魔法顧問官、らしい。そこに住み着く猫!の松尾、訪ねてくる伯母さんの魔女(あめくみちこ)、伯母さん方のカラス!森下、彼らの上に立つ悪魔閣下の命を受けてやってくる役人のマーデ(林田)と、聖シルヴェスター花王おさむ。

舞台中央の大きな時計の存在やその鳴り方など、手作り感満載の美術と、衣装も楽しくて、見てるだけでも「何が出てくるの?」という感じ。そうそう、全員、フェイスシールドやマスク(っぽいの。猫の鼻の下とか)をうまくつけてて、それにも感心。顔部分が洋服にめり込んでるふうな役人なんて、不気味さが妙に出てるしね。

単純に善と悪でもなく、環境問題など、ン?と考えつつも、目の前のお話を楽しんでる、って感じだったかな。客席とのやり取りもあるのよね。ちょうどお子さんがいい位置にいたので、それもよかったなー(今や完璧に祖母目線の私です)。

会場は小劇場といえどもロビーが広いので、開演前や休憩時に椅子に腰掛けられるようになってた。お陰でささっとお握り食べてから見ることができたよ。外のベンチが空いてなくて、中で食べられなかったらどうしよう、と思ってたのでした。ここも、チケットは自分でもぎるのと、連絡先や席番号を記入して提出、となってました。

 

 

 

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2020.07.15

4カ月ぶりに劇場へ

7月14日(火)  「殺意  ストリップショウ」19:00〜   於・シアタートラム(RD列7)

作/三好十郎  演出/栗山民也  出演/鈴木杏(緑川美沙)、音楽/国広和毅   衣装/前田文子

 やっと!劇場に行ける日がきました。それなのに……数日前から、シアター モリエールで発生したクラスターに関してかまびすしい。こんな状況下で出かけるのは、いくら呑気な私だとて、ちょっとためらわれる部分が。チケ取りをした時には深く考えてなかったけど、「なんでソワレにしちゃったかな」とも思った。でもまあ三軒茶屋だから、混雑している駅などは全く通らずに行けるのはよかった。

 シアタートラムでは、入口にスタッフが待ち構えていて、まず手指消毒、そこには足元に靴裏消毒マットも。いつものモギリ方向へ進む途中にサーモグラフィーがあって無事通過。モギリではチケットを見せて自分でカット。これでやっと客席へ。あ、劇場スタッフは皆さんマスク+フェイスシールド。席の形状も何も確認してなかったけど、舞台奥からまっすぐ伸びる赤い通路?があって、正面席のほかに舞台両側にも席が作ってあった。で、私はその右サイド席。もちろん席は一つとばし。床に荷物を置いてる人にはスタッフが席に置くよう促してたみたい。

とまあ、4カ月ぶりの劇場は、様変わり。開演を待つ間も、お喋りをする人はほとんどおらず、やっぱりかたい空気を感じてしまう。

戦後間もない頃のとあるナイトクラブで最後のステージを終えた美沙が、客に聞かせる自分の人生……鈴木杏ちゃんの衣装が可愛い。(副題がストリップショウだもの)ローズ系のブラと、ちょうちんブルマのような同色のパンツ(おへそバッチリ)に、黒地の着物風のはおりもの(裏はストライプ)。赤っぽいカールした髪(途中でそのカツラを取った後は、ショートカット)。そのかっこうで出ずっぱり、一人っきり、約2時間。声の表情も多彩。とはいえ、そこは彼女の個性か、硬質というのかそれほど色気は感じさせなくて、むしろアスリートっぽい。なんか、こちらも2時間伴走したような気になるくらい。

この公演は、まず三好十郎の作だから見にいこうと思ったのかもしれない。殺意というタイトルが示す相手の山田教授は、戦中戦後を、左翼からの転向、転転向で、うまく行き抜いてきている学者。その言葉の欺瞞にも、俗物ぶりにも美沙自身が気づいていくんだなー。

なんにしても、観劇復帰の第一作は、けっこうガツンときたのでした。

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2020.07.13

緊急事態軽演劇八夜 その2

7月13日(月)

その1で終わるわけにもいかないので、ちょちょいっと。

前回、計7作品のラインナップを上げたけれど、ほんとに多彩。よくこんな大変なことをやったわよねえ、パチパチ。

福田転球さんの新作以外は、潤色もメンバーが分担して担当。普通だったら、それは長塚さんなの役目だけれど、「えっ、ちょっと待って。これ全部やるの?」というところから。あ、そもそも、「読み語り」をしようというのも、日替わりで7つというのも、強力な推進者は山内さん。大堀さんなんて「えー、7つも? 減らそうよ」なのだったとか。

7作品がバラエティに富んでいる点と、その上演順もよかったなー、と。中に、チェーホフとシェイクスピアがぬかりなく入ってる点もね。実は「ワーニャ伯父さん」は2回見たけど、2回とも途中でウトウトしちゃって……それなのに、あれ?これ面白いんでは、と思った瞬間はあったのよね。舞台でチェーホフを見ても、なかなか私には手強いんだけど、面白さのかけらは感じたのかもしれない。

そもそも新ロイヤル大衆舎を始めたのは、演劇の手作り感を求めたというか、原点に戻る、という気持ちがあったらしい。その旗揚げ公演が「王将」三部作で、今回(富島松五郎伝ほか)、ほんらいなら第2回公演だった。堀尾幸男氏のカッコいい舞台美術もできていたらしい(長塚さんしか見ていない)。そこには江口のりこさんたち女優陣も参加するはずだったし。だから、やはりどうしても松五郎伝を舞台でやりたいよね、という話になってしまう。そして、第七夜「純情一座」が、そんな劇場の再生の話だから、尚更。

あとは……キュートな役者・福田転球が見られたのもよかった。いやほんと多彩な顔。……の中で、「夏の夜の夢」のパックは傑作。ほんと一人芝居「パック」ができるんじゃないかしらね。

配信八夜、楽しかったな、と未だに思い返す。カンパとか投げ銭はできなかったので、富島松五郎伝Tシャツを買うことにしました。ますます増える、今年のTシャツ。しかもちょっと外には着て行きづらい(笑)。届いたらまとめて写真撮るね。

 

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2020.07.06

緊急事態軽演劇八夜 その1

7月6日(月)

緊急事態軽演劇八夜

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第一夜:盤嶽の一生(山中貞雄の無声映画)*潤色長塚圭史*75分、第二夜:ワーニャ伯父さん*潤色福田転球*120分、第三夜:新作・おもてなし*作福田転球*75分、第四夜:怒涛*作森本薫*130分、第五夜:都会の風(吉本新喜劇)*潤色山内圭哉*70分、第六夜:夏の夜の夢*潤色大堀こういち*85分、第七夜:純情一座*原作サトウハチロウ、脚色菊田一夫*90分

出演/福田転球、大堀こういち、長塚圭史、山内圭哉   演出/長塚圭史   音楽/山内圭哉  於・ザ・スズナリ(上演時間は予定として記載のもの)

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1週間延長された配信期間も、明日の23時59分をもって終了。なんとか2回ずつは見られたたかな、と思う。「宴会」で締めよう(ながらでok)。こんな風にアーカイブが長いし、それぞれに興味深い演目なので、読み語りの一回分(プラス宴会)1000円、七回分(プラス宴会)で6000円はかなりおトクだったのでは、と思う。少なくとも私は大いに楽しんだ。

それにしても、読み語りとはいえ、毎日日替わりの演目!   たった4人でよくやるわよね。本来なら、6月にスズナリで、森本薫「富島松五郎伝ー無法松の一生」と、岸田國士「麺麭屋文六の思案」「遂に『知らん』の文六」を上演するはずだった。その代わりに、やむにやまれぬ気持ちから、この配信が実現した。そして直前になって、客席に少し観客を入れることもできた(キャパの1/4、コロナでの上演ガイドラインの1/2)。などなど、感慨深いものがある。

感想などはまた別項にて。

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2020.06.16

配信視聴に苦労する

6月16日(火)

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新ロイヤル大衆舎の「緊急事態軽演劇八夜」も、今日で第六夜「夏の夜の夢」が終了。多くは夜7時からなので、ライブで見るのはちょっと苦しい。アーカイブが見られるからと呑気に構えていたのだけれど、これがなかなか大変。そもそも、通し券を買った人に、第二夜がリアルタイムで見られない人、多数発生のよう(私はライブ視聴の予定はなかった)。私はここであれこれやってみて、無事に土曜日の第三夜はライブで見られた。

でも、アーカイブになかなか入れない。なんでかな?…… 解説で見た画面が出てこないぞ、とか。もぉぉ。それが今日になってやっと、見られましたわ。ホッ。毎夜、タイプの違う作品を4人で読む。生演奏(山内さんのギター)が入ったりして、それも楽しい。

残りはあと2日。朗読は明日で終わりで、最後の夜は宴会、ですって。

 

 

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2020.06.10

新ロイヤル大衆舎

6月10日(水)

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 新ロイヤル大衆舎(大堀こういち、長塚圭史、福田転球、山内圭哉)の「緊急事態軽演劇八夜」はいよいよ明日から。配信のチケットは通しで購入済みなのだけれど、なんと昨日になって、人数限定のうえでザ・スズナリに客を入れるということに!(小演劇上演のガイドラインに従って)

 そのチケットが本日お昼の0時30分より販売。私は出かけていたこともあり(ま、忘れてもいた)、夕方近くだったかにアクセスしてみた。そうしたら、一番見たかった「夏の夜の夢」はすでに売り切れ!  うむむむ。昼間の公演(日曜日)も売り切れ。……そうか、ほかには、と思ったら「ワーニャ伯父さん」なら、12日(金)の19時からでまだ大丈夫。

 買う寸前までいったものの、購入用Peatixのパスワードを忘れてて再設定だなんだとやってるうちに、「ほんとに行く?」という気になってやめてしまった。この2ヶ月あまり、仕事以外で電車に乗っていないし、せめてマチネ公演だったらな、という思いもあった。彼らを客席で見たい思いは強いのではあるが、こういう時は野性のカン(笑)に従う。

 その後、私が確認した時点で、初日以外は売り切れたよう。初日つまり明日、仕事に出るから帰りに行ければねぇ……でも19時に間に合わない可能性大だから、やっぱり縁がないということなのよ。

 YouTubeで彼らの予告というかPR映像を見た。テーマソング……♫新・ロイヤルロイヤル・大衆舎♪耳について離れないよー。

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2020.05.12

オーディオドラマを聴く

5月 12日(火) 

青春アドベンチャー「また、桜の国で」(全15回)」再放送NHKラジオ第1

原作/須賀しのぶ 脚色/藤井香織 音楽/山下康介 出演/井上芳雄、中川晃教、坂本真綾、鈴木壮麻、亀田佳明ほか

もともとは2017年8月から9月にかけて放送されたものが、今回5月6日の午後に一挙に再放送となった。それをリアルタイムで録音もしていたけれど、結局のところ「らじるらじる」の聴き逃し配信も併用となった。というか、スマホ録音はわりとすぐに消しちゃった。速報的なニュースに何回か邪魔されちゃったからね。

さて、原作の須賀しのぶの本は、わりと最近、「革命前夜」を読んだ。ベルリンの壁崩壊直前に、東ドイツ・ドレスデンに留学した日本人ピアニストを主人公にした物語。日本はバブルの頃だから、その落差は大きい。

このオーディオドラマは、というと、舞台はポーランドで、第二次世界大戦勃発の前年にこの国に赴任した若き外交官・棚倉(井上芳雄)と、彼を取り巻く若者たちの、ある種、青春群像といった趣。そうそう、棚倉は、ロシア人の父と日本人の母を持ち、「どう見ても日本人とは思えない」容貌の人。実はこれがけっこう重要。大国に蹂躙されたポーランドの歴史と抵抗の記録とも言えるかな。

井上芳雄くんって、思った以上にクセのない声と読み方で、真っすぐな好青年、でしたわ。ま、棚倉がそういう人なのか。比べると、アメリカ人ジャーナリスト・レイモンド役の中川くんは、少しドラマっぽいといいますか……いや、こういう引っかかりは多分必要なのよね。

1回きり、二言ほどの出演者に石橋徹郎さんがいたり、なんとも贅沢。ま、文学座の役者さんが多く登場してたのかも。

Stay Home の思わぬ友ができた気分。

 

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2020.05.09

やっと配信番組を見始めた

5月9日(土)

 電車に乗らない生活11日め(たぶん)。駅とは反対方向の山(深大寺のだけど)や、川(野川ね)が生活圏なので、賑わいとは無縁だなぁ。忙しくしていた頃は、せっかくの動画配信も見る余裕がなくて、お籠りになってもそれなりに締切仕事もあって……昨日から、なんとか動画を見る気になっている。それまでは、 30分のインスタライブがせいぜいでした。

で、見ましたものは、劇団チョコレートケーキの「治天ノ君」。これがねー、ちょうどやってた仕事が昭和天皇もので、終戦の詔書なんぞを見たりしてたのでタイミングぴったり。というより、その仕事で貞明皇后の部分を読んでると、お芝居で彼女を演じてた松本紀保の声と口調がよみがえってきてたのよね。

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国立公文書館のデジタルアーカイブと、終戦の詔書を載せた官報(これ8月14日付けなのね)。

 

それと三谷幸喜「 12人の優しい日本人を読む会」(前・後編)。これはほんとに今だからこそ、の表現よね。どれもいつまでも見られるわけじゃないから、忙しいなぁ(劇チョコは過去作品を順次公開中)。

テレビはお金を払ってまでは見てないので(wowowとか衛星劇場とか)、見られるのは限られてるんだけど、最近、「NHK+」には入った。で、昨夜の「転・コウ・セイ」を無事に見ました。こちらも、「今」を逆手に取ったやり方で、面白かった。舞台もテレビも何もかも、ほんとに大変なわけだけれども、それでも新しい表現が次々に生まれてくるのねぇ。

 基本、アナログ仕事な私は、そういう状況に追いつくこと(鑑賞すること)に息苦しさも感じてるんだけど、でも、自分のペースで好きなことだけは追いかけられたら、と思っている。

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