どかーん武春、どまんなか
6月3日(金) 「どかーん武春劇場」 19:00~ 於・パルコ劇場
(本ブログのマイナーチェンジ実行がアダとなり、各種不具合発生中。マシンが古いのはわかってるけど)
第1部・浪曲「英国密航」
第2部・ブルーグラス・バンド「ラスト・フロンティア」の演奏
幕が上がると、トルコブルーの地の布(キッチュな富士山と雲が描かれている)が掛かった演台が。私の席は、中央通路より後ろではあるが、ちょうど左右真ん中のようで、ほんとマイク位置の正面だった。この劇場は、前の人の頭なども気にならないから、とても見やすい。国本さんは、いつものように「待ってました」「タップリ」などの掛け声指導もしながら、それこそタップリの「英国密航」を。よく考えたら、最初に見たのが鼎談「MANSAI 解体新書」で、次が吉祥寺でのライブだから、きちんと浪曲を聴くのは初めてなのだった(4年前くらいにJAL名人会で玉川福太郎師を聴いたことはあるものの)。
浪曲とは「うなる」もの、くらいしか思ってなかったのだが、一人何役かの台詞もあり、落語、講談、浪曲・・・それぞれの話芸(でいいのかな)の、面白さと豊かさを思う。国本サンの大らかなエンターテイナーぶりを満喫。
そして15分の休憩を挟んで、紋付き袴から一転、スーツにネクタイ姿に三味線を持って登場(本人曰く「余興好きのサラリーマンじゃありません」)。彼のアメリカ留学時代の成果、ブルーグラスバンドの演奏である。他のメンバーは、
・マンドリン ・ギター ・バンジョー ・コントラバス
で、楽器が大きくなるに従って、体格も良くなるという感じ。私は見ながら、バンジョー氏にトルシエ・バンジョー、コントラバス氏に、(元阪神の)バース・ベースと名付けてしまったのだった。マンドリン、ギター(MCも)のお二人が歌も担当しているのだが、声の質も似ているのか、とても耳に心地よく広がりを感じさせるものだった。ここに三味線が入っても何の違和感もない。少し繊細さには欠けるけれど、逆に力強さともなっていたようだ。曲はブルーグラスの名曲から、国本氏のつくったもの(横丁、忍者などがタイトルに入る)、そして、お馴染みの「アジアの祈り」や「ええじゃないか」まで。客席と一体となった楽しいステージだった。
私は一時期、(アジアの)民族音楽に入れ込んでいたこともあるのだが、それぞれの地域に根ざした音楽の楽しさ、そして広がり繋がっていく豊かさなど、改めて実感したのだった。最近はご無沙汰している檜原村の野外音楽堂あたりで、このブルーグラスを聴くのもいいんじゃないかと、ふっと思ったことだった。

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